環境省箱根ビジターセンター 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「箱根ビジターセンター」は、ロープ―ウェイの「桃源台」駅から、少し山側に上った場所にある環境省の施設です。あまり知られていませんが、バリアフリーに力を入れた無料施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

箱根ビジターセンター バリアフリー情報

アクセスは車が便利です。身障者用駐車区画がある無料駐車場が用意されています。収容台数は約40台。駐車場からフラットに「箱根ビジターセンター」館内へ向かうことができます。

環境省箱根ビジターセンター

1Fワンフロア構造の施設です。館内はバリアフリーで、車椅子での利用に大きな問題はありません。綺麗なバリアフリートイレがあります。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器が備えられています。

環境省箱根ビジターセンター

館内には箱根の自然に関する展示があります。フロア中央部には「箱根の地形と火山の歴史」、壁面を利用して「季節のたより」「旬の速報」などのコーナーがあります。いずれも車椅子での見学に大きな問題はありません。

環境省箱根ビジターセンター

館内のハイライトは「芦ノ湖ラウンジ」。大きなガラス窓が建物枠いっぱいに広がる展望空間です。望遠鏡があり、箱根の自然を室内から楽しめます。ここなら冬でも暖かく自然観察が可能。箱根の四季を車椅子で楽しめます。

環境省箱根ビジターセンター

箱根ビジターセンター周辺は、自然観察散策コースが整備されています。その一部はバリアフリーコースで、車椅子で散策できます。

箱根ビジターセンター バリアフリー情報

バリアフリー散策コースは、センター前から道を渡り「子供の広場」周辺に進みます。多少のアップダウンを乗り越えて芦ノ湖畔方面へ向かい、湖畔をロープ―ウェイ「桃源台」駅方面に進み、センターに戻るコースです。

箱根ビジターセンター バリアフリー情報

「箱根ビジターセンター」は、館内の展示見学、ラウンジからの自然観察、そしてバリアフリーコースの散策、すべて車椅子で利用できる施設です。

雄大な自然の中で温生植物が鑑賞できる「箱根温生花園」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)

箱根ガラスの森美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

すべてが美の空間、施設内はガラスアートで溢れています。箱根の観光施設のなかでも非日常性が高い「箱根ガラスの森美術館」。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

アクセスは車が便利です。国道138号線に面して、施設の両脇に有料駐車場が2か所あります。車椅子専用ゲートがあるのは、箱根湯本寄りの「第1駐車場」です。車椅子利用者は第1駐車場を利用してください。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

箱根ガラスの森は、基本構造は段差が多い施設です。車椅子での移動可能ルートは限られるので、駐車場からはスタッフの誘導に従ってください。

車椅子専用ゲートから園内に入ると、「ヴェネチアングラス美術館」の近くにでます。

入園料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が半額近くに減免されます。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

箱根ガラスの森内で、車椅子が利用できる施設と行動可能な範囲を紹介します。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

「ヴェネチアングラス美術館」内は、健常者とは違う途中で引き返すルートになりますが、スロープを利用して1Fはすべて鑑賞できます。2Fは階段ルートだけなので、車椅子では利用できません。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

「ヴェネチアングラス美術館」を出た場所に、車椅子で利用できる大きな個室トイレがあります。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

トイレの先のスロープを利用して、庭園のメインルートへ車椅子で出ることが出来ます。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

そのルートからスロープを利用してレストラン「ラ・カンツォーネ」が利用できます。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

次に車椅子で利用できない施設を紹介します。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

ミュージアムショップと「現代ガラス美術館」がある建物は、段差が多く車椅子では利用できません。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

庭園はメインルートから外れると、すべて段差があります。特に「誓いの鐘」や「あじさい庭園」などがある早川沿いの一帯は急な階段路なので、足が悪いレベルの人でも利用は難しいエリアです。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

移動可能な場所は限定的で、車椅子では施設の全てを見ることができませんが、車椅子で利用できる範囲から見る美術館のコレクション、庭園内のガラス装飾だけでも、見る価値のある逸品が並んでいます。

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

箱根ガラスの森美術館 バリアフリー情報

「箱根ガラスの森美術館」は、車椅子で利用できない施設やエリアがありますが、ガラスコレクションに興味のある方なら、車椅子で訪れる価値のある施設です。

元箱根にある「芦ノ湖テラス」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)

神奈川県 道の駅箱根峠 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

芦ノ湖を見下ろす峠に建つ「道の駅箱根峠」は、素晴らしい眺望が楽しめるロードオアシスです。しかし車椅子で利用すると、峠ならではの問題があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「道の駅箱根峠」」は国道1号線沿い、箱根新道終点の近くにあります。ここからの天気の良い日の眺めは素晴らしい。富士山、箱根連山、芦ノ湖を一望します。

道の駅箱根峠バリアフリー情報

施設の裏側がフラットなフリースペースで、展望台のようになっています。ここに至るまでは斜めで狭い通路を通りますが、展望台は車椅子で利用でき、箱根一番の眺望を楽しむことが出来ます。

道の駅箱根峠バリアフリー情報

次に、車椅子での利用上の注意点をまとめます。

鮮やかなブルーで塗られた身障者用駐車スペースが1台分あります。このスペースは広くて使いやすい。ただし施設そのものが峠道の傾斜路にあるので、駐車場を含む全ての動線がフラットではありません。斜めに利用する施設なので、車椅子では用心してください。

道の駅箱根峠バリアフリー情報

峠道の路肩に造ったような道の駅なので、施設全体のスペースが狭く、トイレ、ショップとも絶対的なスペースがありません。トイレ前の通路、ショップの出入口、店内通路など、すべて車椅子目線では狭く感じる施設です。

道の駅箱根峠バリアフリー情報

バリアフリートイレは1つ。現時点では設備更新がなく、古い印象を受けるトイレです。

道の駅箱根峠バリアフリー情報

「道の駅箱根峠」は、車椅子で眺望を楽しむことが出来ます。ただし斜め立地で且つスペース的に狭いので、車椅子での利用は少し辛い道の駅です。

小田原市風祭にある「鈴廣かまぼこの里」のバリアフリー状況を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)