神奈川の産直 JA湘南あふりーな伊勢原店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

神奈川県伊勢原市の農産物直売所です。JA湘南支店の敷地内にあり、2014年にリニューアルオープンしました。JA支店と共用の広い駐車場があり、身障者用駐車スペースが2台分設けられています。

JA湘南あふりーな伊勢原店

バリアフリートイレは店舗の裏側にあり、屋外から利用する構造です。

JA湘南あふりーな伊勢原店

男女別トイレの女性用の個室がバリアフリートイレを兼ねています。

JA湘南あふりーな伊勢原店

スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。可動式の横型手すりはありますが、便器の横に縦型の手すりはありません。

JA湘南あふりーな伊勢原店

店舗の出入口は2か所あり、どちらも段差のない構造です。

JA湘南あふりーな伊勢原店

店内はフラットで通路は車椅子が移動きる幅が確保されています。極端に混雑しない限り、車椅子で買い物ができる農産物直売所です。

JA湘南あふりーな伊勢原店

店名は「あふりーな」で、伊勢原産農産物ブランドは「阿夫利の恵」です。おそらく伊勢原の古社「大山阿夫利神社」が語源であろうと推定されます。

JA湘南あふりーな伊勢原店

JA湘南あふりーな伊勢原店は、車椅子で買い物ができる農産物直売所です。

約1万年の歴史がある伊勢原市の「比々多神社」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年5月に執筆しました)

三浦半島 カスヤの森現代美術館 足が悪い人のためのバリアフリー情報

神奈川県横須賀市に、アーティストの若江夫妻が1994年に創設した、三浦半島の真ん中にある私設現代美術館です。当時は三浦半島に美術館はなく、カスヤの森現代美術館は、三浦半島初の美術館として開館しました。約2000坪の「森」の中で、現代アートを楽しめます。

カスヤの森現代美術館

衣笠駅から徒歩15分の案内。来館者用の無料駐車場が用意されています。美術館へは狭い道路を通るので、気を付けて運転してください。駐車場は美術館エントランス前と、新館側の2か所に分かれ、合計で10台を収容します。エントランス前に4台から5台が駐車できます。

カスヤの森現代美術館

カスヤの森現代美術館のエントランスは階段です。両手でつかまることが出来る手すりが設置されています。メインエントランスのドアノブは、アート作品です。出入口付近には段差はありません。

カスヤの森現代美術館

階段が利用できない人は、新館側の駐車場方面に進み、傾斜舗装路を通行して、本館の裏側に廻ります。

カスヤの森現代美術館

このルートで本館のラウンジ裏まで行くことができます。

カスヤの森現代美術館

通路とラウンジ裏の出入口は20㎝程度の段差があります。車椅子利用者の場合は、車椅子ごと持ち上げてもらうなど、何らかの手段で段差を越えて館内に入ります。

カスヤの森現代美術館

近距離なら歩ける人であれば、ラウンジのデッキを移動して、エントランスの反対側にある、お庭への出入口から入館することもできます。この出入口も小さな段差はありますが、介助歩行でもなんとかなりそうです。

カスヤの森現代美術館

館内には2つトイレがあります。男女兼用の1室がスペースに余裕があり、手すりが設置されているトイレです。普通サイズの車椅子がギリギリで入ります。

カスヤの森現代美術館

館内の状況です。本館にそびえる塔はヨーロッパの教会がモチーフ。塔の下がラウンジで、カフェ、ミュージアムショップ、イベント会場として利用されています。ラウンジの壁面にはアート作品が展示されています。
本館にはラウンジの他に、第1企画展示室と第2展示室、図書室があります。第1企画展示室は高い天井の広いアートスペース。自然光が入ります。

第1企画展示室の奥にある階段を上がったスペースが、ヨーゼフ・ボイスの常設展示コーナーです。

第2展示室は「KASUYA Collection」の常設展示室。大きな展示室ではありませんが、通路の壁面も含めて、多種多様なコレクションが展示されています。

別棟の新館は、お庭から引き戸を開けて入ります。3名のアーティストの作品が常設展示されています。

カスヤの森現代美術館

お庭の状況です。傾斜のある未舗装路面に段差のある散策路が整備されているお庭です。散策する人の障がいの状況に応じて、無理のない範囲での鑑賞になります。

カスヤの森現代美術館

自立歩行が困難な車椅子利用者は、前出の本館裏側の舗装通路からお庭を楽しめます。また館内のラウンジには大きな窓があるので、室内からお庭を鑑賞することができます。今回取材時は、水仙が咲いていて、梅がほころび始めていました。

カスヤの森現代美術館

お庭には驚くほどの数の石仏が祀られています。

カスヤの森現代美術館

竹林の中には石仏群があります。250体の羅漢像です。

カスヤの森現代美術館

お釈迦様もいらっしゃいます。

カスヤの森現代美術館

お庭の奥まで、石仏群は続きます。カスヤの森は、野鳥の楽園です。

カスヤの森現代美術館

アート作品の展示があります。竹林に展示されている、宮脇愛子氏の「うつろい」です。

カスヤの森現代美術館

お庭の上からも「うつろい」を鑑賞できます。

カスヤの森現代美術館

ヨーゼフ・ボイスの「足跡」が展示されています。

カスヤの森現代美術館

「誰でもない誰か」の碑と石仏。

カスヤの森現代美術館

ご神木があります。

カスヤの森現代美術館

その奥には祠が祀られています。

カスヤの森現代美術館

カスヤの森現代美術館は、現代アートと森のお庭を楽しめる美術館です。

観音崎公園エリアに2007年に開館した「横須賀美術館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年2月に執筆しました)

横浜 シルク博物館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

横浜港大桟橋の近くにある博物館です。アクセスは日本大通り駅から徒歩3分の案内。来館者用の駐車場はありませんが、近隣に有料駐車場が複数あります。

シルク博物館は横浜開港百年記念事業として、シルクセンター内に昭和34年に開館しました。ビルの設計はモダニズム建築様式で名高い坂倉準三氏。シルクセンタービルは、現在でも昭和30年代と同じ姿です。したがってバリアフリー設計の施設ではありませんが、シルク博物館は車椅子で見学できます。現地の状況を紹介します。

横浜シルク博物館

シルクセンター全体のバリアフリー概況です。この地は横浜開港当初、英国商社ジャーディン・マセソン商会があり、その建物は「英一番館」と呼ばれていました。その後は横浜市の所有地になり、主に神奈川県が建築資金を負担し、シルクセンターが誕生しました。

シルク博物館

現在、シルクセンターのメインエントランスは港側にあり段差解消されています。シルクセンターはB1から8Fの本棟と別館で構成される構造で、そこに中一階(M1F)と中二階(M2F)があります。シルクセンター開館当初は、1Fから4Fが貸事務所や会議室のフロアで、5F以上は「シルクホテル」でした。

1Fのエレベーターホールから、B1とM1への階段があります。B1はショッピングアーケード「英一番館」です。

横浜シルク博物館

バリアフリートイレはシルク博物館内にはありません。シルクセンター1Fエレベーターホールの横にあります。男女別トイレの中に個室がある構造なので、異性介護では利用できません。

横浜シルク博物館

今回取材した時点では、懐かしい細長い便器が備えられていました。

横浜シルク博物館

シルク博物館はシルクセンター2Fと3Fの2フロアにあり、各フロア面積の約半分を占有しています。

横浜シルク博物館

シルクセンター2Fがシルク博物館の1F。センター3Fが博物館の2Fになります。シルク博物館の受付は博物館の1Fです。博物館内の1Fと2F間は、階段で移動します。博物館内に1Fと2F間を移動できる、エレベーターや昇降機はありません。

横浜シルク博物館

通常の来館ルートは、海側からシルクセンター2Fまで階段を上がり、シルク博物館の1Fのメインエントランスから入館します。

横浜シルク博物館

車椅子利用者は、シルクセンター1Fからエレベーターで2Fへ上がります。

横浜シルク博物館

シルクセンター2Fのエレベーターホールから、シルク博物館のサブエントランスまで、7段の階段構造です。ここが車椅子にとってのバリアポイントです。この段差を回避する昇降機が別の場所に用意されています。車椅子利用者は、階段の下のブザーを押して、博物館スタッフを呼び出します。

横浜シルク博物館

シルク博物館の2Fは、シルクセンター3Fエレベーターホールから段差なく移動できる高さです。ただし3Fエレベーターホールからの出入口は、通常は鍵がかけられています。したがってスタッフの誘導を受けて出入りします。

横浜シルク博物館

このような構造の博物館のため、車椅子での見学ルートは以下の順になります。

①センター2Fエレベーターホールの横から昇降機で上がり、シルク博物館の1Fへ移動。

②博物館1F見学後、同じ昇降機で下がり、センター2Fエレベーターホールへ移動。

③センターエレベーターで2Fから3F へ移動。

④シルク博物館2F出入口を開錠していただいて、シルク博物館の2Fへ移動。

⑤博物館2F見学後、同じ出入口を再度開錠していただき、センター3Fエレベーターホールへ移動。

⑥シルクセンターエレベーターで3Fから1Fへ移動。シルクセンターのメインエントランスから退館。

横浜シルク博物館

シルク博物館1Fのバリアフリー状況です。シルクセンター2Fエレベーターホールの横にある博物館のサブエントランス下から、スタッフの誘導を受けます。エレベーターホールの裏側にまわり、施錠されているドアを開けていただくと、昇降機があります。

横浜シルク博物館

今回取材時は、昇降機の操作のために2名の博物館スタッフに対応していただきました。

横浜シルク博物館

シルクセンターの2F、シルク博物館として1Fのフロア内は段差のないバリアフリー仕様です。車椅子で問題なく移動、展示の見学ができます。

横浜シルク博物館

シルク博物館の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳等を提示して減免措置を受けてください。

横浜シルク博物館

1Fの展示は「ふしぎファーム」と「しらべライブラリ」で構成されます。

横浜シルク博物館

蚕がつくる繭から糸ができるまでの工程、そして織と染めの過程を学ぶことができます。

横浜シルク博物館

シルクと横浜の歴史も紹介されています。

横浜シルク博物館

ミュージアムショップは2Fにあります。車椅子の場合、3Fからまた2Fに戻るのはたいへんなので、3Fに移動する前にミュージアムショップに寄ることをお薦めします。ショップではスカーフやネクタイなど各種の絹製品が販売されています。

横浜シルク博物館

シルク博物館2Fのバリアフリー状況です。博物館1F見学後はスタッフに声をかけ、誘導していただき、昇降機で下りて、シルクセンター2Fのエレベーターを利用して、シルクセンターの3Fへ上がり、シルク博物館の2Fへ移動します。

シルク博物館2Fの展示テーマは「シルクのあゆみ」。古代から現代までの衣装の展示が中心です。

横浜シルク博物館

シルク博物館2F内は段差のないバリアフリー仕様。車椅子で問題なく展示の見学ができます。

横浜シルク博物館

良く出来た展示です。

横浜シルク博物館

復元時代衣装の数に圧倒されます。

横浜シルク博物館

映像コンテンツを視聴するコーナーがあります。

横浜シルク博物館

高松宮妃殿下ご直筆の「シルクギャラリー掲額」の展示。

横浜シルク博物館

博物館の1Fと2F間の階段踊り場には、桃山時代のシルクアート作品が展示されています。

横浜シルク博物館

復元時代衣装の展示はまだまだあります。

横浜シルク博物館

2F見学後は、シルクセンター3Fのエレベーターホールにでる出入口のブザーを押してください。博物館スタッフが来て、ドアを開錠していただけます。

横浜シルク博物館

シルク博物館は、スタッフの誘導を3回受け、昇降機に2回乗りますが、2フロアすべての展示を車椅子で見学できます。

みなとみらい線馬車道駅の近くある「神奈川県立歴史博物館」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年1月に執筆しました)