LALAガーデンつくば 車椅子からみたバリアフリー情報

2005年のTX開通を前に2004年に開業した「LALAガーデンつくば」は、車椅子で利用できる商業施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2017年11月の取材に基づいています。

 

・障害者用駐車区画の空満表示があります

2008年には近隣にライバルSCが誕生して集客への影響が懸念されましたが、むしろ相乗効果か、週末は駐車場が混乱するほどの混雑になります。

駐車場入り口付近に障害者用駐車区画の空満表示があります。これで敷地奥側の3カ所に分散する障害者用駐車区画の状況が入口付近でわかります。

LALAガーデンつくば

・施設メンテナンスは十分

施設はバリアフリー設計で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

障害者用トイレは適正数確保。エレベーターも大型で利用しやすいタイプ。そして施設全般によくメンテナンスされています。

10年超の施設としては、十分な設備品質です。

LALAガーデンつくば

・メイン店舗の通路幅は合格レベル

基幹店舗は食品スーパーや幼児用品店です。これらの大型店舗は車椅子で利用しやすい設定。店内通路がフラットなのはもちろん、通路幅にゆとりがあります。

せっかく通路は広いのにワゴンを置いて狭くするお店がありますが、「LALAガーデンつくば」の基幹店舗は、そのようなことはありませんでした。

 

・課題は混雑時の駐車場

競合SCの「イーアスつくば」の周辺渋滞は社会問題になるレベルです。「LALAガーデンつくば」は、「イーアスつくば」に比べれば楽ですが、それでも週末の駐車場は大変な混雑。敷地への出入り口が少ない構造で、誘導スタッフを動員する人力作戦です。

「ピュアハートキッズランド」という屋内型こどもパークが、北関東初出店しました。より家族で楽しいSCへ「LALAガーデンつくば」は進化しています。

車椅子で行く筑波研究学園都市~筑波実験植物園バリアフリー情報

国立科学博物館の研究施設「筑波実験植物園」は、車椅子で利用出来ますが注意すべき点もあります。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2017年11月の取材に基づいています。

○老朽化と小さな段差

通称は「つくば植物園」。1976年の開設です。

アクセスは車が便利。立体駐車場棟もある無料駐車場があり、障害者用駐車区画は平置きで2台分用意されています。

そこから受付がある「教育棟」へ向かいます。このアプローチの路面は、老朽化によるデコボコと小さな段差があるので、慎重に車椅子を進める必要があります。

筑波実験植物園バリアフリー情報

○障害者減免あり

入園料は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

受付がある「教育棟」には、障害者用トイレがあります。「教育棟」内の床面には小さなデコボコがあるので、注意して園内へ車椅子で進んでください。

筑波実験植物園バリアフリー情報

○温室内は車椅子通行可

園内には4つの温室があります。入口である教育棟から温室エリアまでは、100mほどの距離。温室ですが、車椅子での雨の日の利用は、この移動区間が雨にうたれます。

4つの温室内は、急スロープあり、手動ドアあり、小さな段差ありと、快適なバリアフリー状況ではありませんが、車椅子での移動は可能です。

筑波実験植物園バリアフリー情報

○屋外展示は車椅子通行可能

園内には「世界の生態区」と「生命を支える多様性区」という屋外展示エリアがあります。多様性区は2008年の開設です。

屋外展示エリアは全19ゾーンから構成された展示で、舗装された散策歩道が整備され、脇道にそれなければ全域車椅子での見学は可能です。

ただし、この歩道のバリアフリー水準も最低限です。デコボコや傾斜に気をつけながら、車椅子を進めて下さい。

筑波実験植物園バリアフリー情報

○研修展示館に障害者用トイレ有り

2013年にリニューアルした「研修展示館」は、筑波実験植物園内で最も綺麗な施設です。エレベーターの用意もあります。

1Fに障害者用トイレが用意されています。1Fが誰でもトイレ、2Fが一般女性用、3Fが一般男性用です。1Fの障害者用トイレは広くて綺麗ですが、ウォシュレットは付いていません。

筑波実験植物園バリアフリー情報

○見る価値のある植物園

筑波研究学園都市の開発初期からある施設です。植栽はこの地に根を張り、枝を広げ、園内の空気は100年前からの植物園の様。学術的な価値とともに、植栽に風格があります。

老朽化などにより施設インフラのバリアフリーレベルには問題がありますが、その点を割り引いても見る価値が高い「つくば植物園」です。

 

 

「筑波実験植物園」、通称「つくば植物園」は、注意して通行すべき歩道、設備が老朽化した箇所がありますが、基本的には車椅子で利用出来る施設。研究学園都市らしい、学術的な価値の高い植物園です。

車椅子で行く筑波研究学園都市~筑波宇宙センター バリアフリー情報

「筑波宇宙センター」の自由見学施設は、車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2017年6月の取材に基づいています。

○3カ所に障害者用駐車スペース

筑波宇宙センターへのアクセスは車が便利です。「東大通り」から正門を通り、そのまま施設内へ入ります。特別な入場手続きはありません。

無料駐車場があります。「総合案内所」前、「ロケット広場」前、「スペースドーム」前の3カ所に障害者用駐車スペースの用意があります。

 

○広場のロケットは本物

1972年創設。敷地面積53万㎡。日本の宇宙開発の中枢センターです。一部例外はありますが、基本的にはバリアフリー。車椅子で宇宙の魅力を楽しめます。

「ロケット広場」に展示されているのは、全長50mの本物ロケット「H-Ⅱロケット」。燃料を注入すれば、本当に飛ぶそうです。

筑波宇宙センター バリアフリー情報

○「スペースドーム」は2015年リニューアル

屋内展示施設の名称は「スペースドーム」。入場無料の施設です。2015年にリニューアルされ、バリアフリーが進みました。綺麗な障害者用トイレが用意されています。

国際宇宙ステーション「きぼう」の実験棟のモデルがあり、一般の人は階段で船内へ。車椅子利用者向けに昇降機が用意されています。

 

○展示内容の概要

「スペースドーム」内の展示は、車椅子で見学できます。

「ドリームポート」と呼ばれる100万分の1スケールの地球の展示から始まり、ロケットや人工衛星のモデル、エンジンや通信機器のモデルなどの展示が並びます。そして「はやぶさ」の2分の1モデルがあります。

一般向けの音声ガイドの貸し出しがあります。また原則1日5回、JAXAスタッフによる展示間ガイドが行われます。途中参加、途中退出は自由。専門的な詳しい解説です。

筑波宇宙センター バリアフリー情報

○売店には宇宙食

「プラネットキューブ」と呼ばれる別棟があり、奥には障害者用トイレ、そして企画展のスペースと「ミュージアムショップ」と呼ばれる売店があります。売店には宇宙食をはじめ、ここでしか買えないものが並びます。売店はあまりスペースに余裕がありません。混雑していると車椅子では苦戦します。

 

○イベント開催あり

筑波宇宙センターでは、プラネットキューブでの企画展の開催、夏休み特別企画など、車椅子で参加できる様々なイベントが開催されます。

その情報はJAXAの情報発信ページ「ファン ファン JAXA」で確認できます。

 

 

売店は混雑するとスペースがなく苦労しますが、「ロケット広場」と「スペースドーム」は車椅子で利用できます。「筑波宇宙センター」の自由見学施設はバリアフリーです。