LALAガーデンつくば 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

LALAガーデンつくば 車椅子からみたバリアフリー情報

※2022年7月に運営会社から「LALAガーデンつくば」は、定期借地権契約の満了により、同年10月16日付で閉店しました。以下は開業時の状況です。

2005年のTX開通を前に2004年に開業した「LALAガーデンつくば」は、車椅子で利用できる商業施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

2008年には近隣にライバルSCが誕生して集客への影響が懸念されましたが、むしろ相乗効果か、週末は駐車場が混乱するほどの混雑になります。

駐車場入り口付近に身障者用駐車区画の空満表示があります。これで敷地奥側の3カ所に分散する身障者用駐車区画の状況が入口付近でわかります。

施設はバリアフリー設計で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

バリアフリートイレは適正数を確保。エレベーターも大型で利用しやすいタイプ。そして施設全般によくメンテナンスされています。

10年超の施設としては、十分な設備と品質です。

基幹店舗は食品スーパーや幼児用品店です。これらの大型店舗は車椅子で利用しやすい設定。店内通路がフラットなのはもちろん、通路幅にゆとりがあります。

せっかく通路は広いのにワゴンを置いて狭くするお店がありますが、「LALAガーデンつくば」の基幹店舗は、そのようなことはありませんでした。

競合SCの「イーアスつくば」の周辺渋滞は社会問題になるレベルです。「LALAガーデンつくば」は、「イーアスつくば」に比べれば楽ですが、それでも週末の駐車場は大変な混雑。敷地への出入り口が少ない構造で、誘導スタッフを動員する人力作戦です。

「ピュアハートキッズランド」という屋内型こどもパークが、北関東初出店しました。より家族で楽しいSCへ「LALAガーデンつくば」は進化しています。

(本稿は2017年11月の取材に基づいています)