栃木県 道の駅湯西川 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市にある「道の駅湯西川」は、日帰り温泉、食事処、物産館がある湯西川温泉の交通ターミナルです。車椅子で利用できる施設ですが注意すべき個所もあります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「道の駅湯西川」は2006年に開業した施設です。段差構造をスロープで回避する設計の施設で、車椅子での利用は可能です。注意点としては、駐車場から施設へ向かうまでに、小さな段差箇所が複数あります。気をつけて通行しないと、車椅子が躓きます。慎重に移動して下さい。

要注意通行箇所について詳しく紹介します。身障者用駐車区画は3台分、施設棟にもっとも近い場所にあります。駐車区画から施設棟の下に行くまでに、車道と敷地で小さな段差があります。この段差を解消する箇所の仕上げが荒く、車椅子が躓く最初のポイントです。

施設棟へはその先からスロープで上ります。このスロープの入口出口の仕上げが荒く、車椅子が躓くほどのデコボコがあります。

スロープを上ると施設棟1Fの高さになります。すぐに屋内トイレがあり、バリアフリートイレが用意されています。また1Fの反対側にも1つバリアフリートイレがあります。

無料の足湯の横を通り施設棟入口へ進みます。スロープから進むと、最初に物産コーナーへの入口があります。このドアは横開きの手動ドアです。もう少し進むと、施設棟の中央部のドアがあります。この中央ドアは自動ドアです。

施設1Fは食事処、土産品などの物産館、フリースペース、バス待合スペースで構成されます。いずれも車椅子での利用は可能です。食事処はスペースに余裕があるフラット構造でテーブル席。物産館店舗内の通路は車椅子で通行できる幅があります。

2Fは日帰り温泉施設で、エレベーターがあります。温泉は車椅子の為の特別な設備はありませんが、手摺の設置など一般的なバリアフリー要件は満たしています。

湯西川は降雪地帯です。施設の周囲は除雪されますが、ところどころに雪があります。冬季の利用は積雪に注意して下さい。

「道の駅湯西川」は鉄道の駅からも近く、湯西川温泉へのバスターミナル。電車とバスでの旅行者も利用する施設です。施設内には路面が荒く車椅子が躓く箇所があります。「道の駅湯西川」内は、慎重に車椅子を進めて下さい。

湯西川温泉へ向かう途中にある観光施設「湯西川水の郷」を別稿で掲載しています。ご参照ください。

(本稿は2019年2月の取材に基づいています)

群馬県 道の駅くろほね・やまびこ 車椅子バリアフリー情報

黒保根の美味しいものに出会えるシンプルで小規模な道の駅。「道の駅くろほね・やまびこ」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

1998年開業の道の駅です。最寄りの駅はわたらせ渓谷鉄道の水沼駅。住所は桐生市ですが山中の立地です。

施設としては農産物直売所棟、食事処と観光案内所が入る棟、トイレ棟のシンプルな構成。とても人気がある施設で、駐車場はいつも賑わっています。

道の駅くろほね・やまびこ

身障者用駐車区画は屋根無しで1台分。バリアフリートイレはトイレ棟内に1つ用意されます。屋内トイレにはバリアフリートイレはありません。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県東毛編

敷地内はほぼフラットで段差はありません。産直ショップ棟と食事処と観光案内所が入る棟へは、スロープを利用することもなくフラットに移動できます。

直売所棟の出入口はタッチ式の自動ドア。小規模なショップで店内通路は縦3本。入口から見て左の通路は幅広、中央の通路幅は並みサイズで車椅子での移動は可能。右の通路は車椅子での通行が困難なレベルの狭さです。

産物は豊富で安くて美味しい。味噌や梅干し、漬物なども豊富。黒保根町の地場産品と出会えます。

道の駅くろほね・やまびこ

食事処のバリアフリー状況です。うどん、蕎麦が自慢の食事処の入口は手動ドア。建物入口付近が観光情報コーナーで、奥が食事処。棟内はフラットで車椅子での移動は可能です。

道の駅くろほね・やまびこ

食券制ですが、お料理はスタッフが席まで運びます。お茶はセルフサービス。食後は食器をカウンターに下げる、セミセルフ方式です。

店内のスペースは余裕があり、車椅子での店内移動は可能です。お座敷席とテーブル席がありますが、車椅子で食べやすい構造のテーブルは数が少ないので、良い席が確保できるかが問題です。

道の駅くろほね・やまびこ

うどんは迫力のある太麺。山菜の天ぷらが評判です。建物は立派な梁がある純和風構造。素敵な造りの食事処です。

道の駅くろほね・やまびこ

開業当時から大きな改装はなく現在に至っています。したがって全体的なバリアフリーレベルは高くはありませんが、「道の駅くろほね・やまびこ」は無駄な段差構造が無い施設です。

わたらせ渓谷鐵道の駅にある列車のレストラン「清流」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年2月の取材に基づいています)

栃木県 アグリパル塩原(道の駅湯の香しおばら)車椅子利用ガイド バリアフリー情報

塩原温泉の玄関口、栃木県那須塩原市にある道の駅です。道の駅の名称は「道の駅湯の香しおばら」で、施設の総称が「アグリパル塩原」です。

1996年に開業し、翌1997年に道の駅登録をした施設で、一部施設を改修しカフェを新設して2020年3月にリニューアルオープンしました。

アグリパル塩原

駐車場は敷地入口正面、左側、正面奥の3カ所に大別され、そのすべてに身障者用駐車区画があり、いずれも屋根無しで合計7台分が用意されます。

左側の駐車場は段差の下ですが、2か所に段差迂回スロープが設置されています。どちらのスロープも傾斜角度は緩く、車椅子で移動できます。

アグリパル塩原

中央部にフラットな四角い広場があり、その2辺に沿って施設棟が建ちます。施設棟の対角点にはトイレ棟があります。全域段差の無いフラットな構造です。

アグリパル塩原

バリアフリートイレは合計で3つあります。トイレ棟の男女別トイレ棟にそれぞれあり、出入口は外側なので、異性介護でも問題なく利用できます。

アグリパル塩原

トイレ棟のバリアフリートイレはスペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

アグリパル塩原

もう一つ「農村レストラン関の里」の近くに、屋内のバリアフリートイレがあります。屋内トイレはスペースがやや狭い個室で、普通サイズの車椅子が何とか入る大きさです。ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。トイレ棟のバリアフリートイレよりも設備は新しいトイレです。

アグリパル塩原

物産品も扱う農産物直売所「四季彩畑」は、リニューアルで場所が変わり店舗面積が大きくなりました。店内の通路は車椅子が移動できる幅が確保されています。

アグリパル塩原

畑から直送される新鮮野菜が一番の自慢。高原野菜など塩原産の美味しい野菜が並ぶお店です。

アグリパル塩原

食事処は「農村レストラン関の里」。この地の住所は「那須塩原市関谷」です。フラットなお店で可動式のテーブル席があります。車椅子で利用できるお店です。

「農産物直売所」で扱う地場産の野菜や蕎麦が中心のメニュー。「田舎のごちそう」とPRしています。

アグリパル塩原

新設されたカフェは「あぐりのかふぇ」。元は直売所があった場所を改装しました。

アグリパル塩原

「塩原産の米粉と直売所に並ぶ新鮮野菜を使用した手作りスイーツ&ジェラート」とPRしています。内部に可動式テーブル席のイートインスペースがあり、スペースに余裕はありませんが、混雑していなければ車椅子で利用できるお店です。

アグリパル塩原

「アグリのパン屋 あ・グッド」は少し離れた場所、一段低い左側駐車場の前にあります。

アグリパル塩原

「あぐりのかふぇ」の横からスロープを下りて向かいます。

アグリパル塩原

少し狭い独立棟のパン屋で、今回取材時はコロナ対策で休業していました。構造的には車椅子で利用できるお店です。

アグリパル塩原

アグリパル塩原(道の駅湯の香しおばら)は、2020年のリニューアルでよりバリアフリーな施設になりました。

栃木県の道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年4月に書き直しました)