埼玉県 道の駅はなぞの 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県深谷市。花園インター近くにある「道の駅はなぞの」は、とても人気のある施設ですが、設備は古さと新しさが同居しています。車椅子から見た現地のバリアフリー状況を紹介します。

周辺の国道140号沿いはロードサイドショップが立ち並ぶ商業エリア。隣接する「JA花園直売所」と併せると駐車場は600台以上の収容がありますが、週末はすぐに満車になり駐車スペースの確保に苦戦します。身障者用駐車スペースは、「道の駅はなぞの本館」前ではなく、24時間利用可の外トイレの先に9台分用意されます。

道の駅はなぞの

「道の駅はなぞの」は1998年に開業しました。そして2017年に大規模な改装を実施してグランドリニューアルオープン。「道の駅はなぞの本館」の内部は大きく変わりました。隣にJA系農産物直売所があるので、農産物の扱いはありません。深谷の名品が並び、地元人気パン屋が出店、深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」のミュージアムなどがあります。

道の駅はなぞの

「道の駅はなぞの本館」は2F構造でエレベーターがあります。また館内のバリアフリートイレは1Fにあります。ややスペースは狭い個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

道の駅はなぞの

フロア内はフラット構造で、ショップの通路幅は広くはありませんが車椅子通行は可能。ただし混雑すると、車椅子での移動は苦戦します。

道の駅はなぞの

館内には「深谷小前田屋台まつり」で使用される屋台が展示されています。1Fと2Fの両フロアから見学できます。

道の駅はなぞの

2017年にグランドリニューアルしましたが、元々は1998年の施設なので、最近の道の駅とは施設の設計が違います。「道の駅はなぞの本館」の横にある独立棟の「休憩所」と「外トイレ」は開業当初のメイン施設です。

道の駅はなぞの

施設内のバリアフリー動線は「休憩所」を中心に設計されています。身障者用駐車区画や第一駐車場からは、「休憩所」を目指して移動してください。車道と施設内歩道は段差があるので、車椅子で直線的に「道の駅はなぞの本館」を目指すと段差にあたります。また第二駐車場から、あるいは隣のJA直売所からのルートは、道を選ばないと車道と歩道を区分けする段差にあたります。施設敷地内の「花時計公園」への移動も同様です。車椅子では段差回避箇所を選んで通行してください。また「道の駅はなぞの本館」1Fの「休憩所」側の出入口は、車椅子では乗り越えることが難しい段差があります。

道の駅はなぞの

2017年の大規模な改装は、「道の駅はなぞの本館」ショップ内のリニューアルが中心で、施設敷地内の段差構造は、1998年の開業当初からほとんど変わっていません。改装された箇所がバリアフリーな「道の駅はなぞの」は、設備的に古さと新しさが同居する道の駅です。

道の駅はなぞの

隣接する「JA花園直売所」が地元の人に人気で、集客力があります。周辺は地域一番のロードサイド商業集積エリア。「道の駅はなぞの」の駐車場は混みます。車椅子利用者は、なるべく混雑のピークをずらした利用をお薦めします。

(本稿は2018年11月の取材に基づいています)

栃木県 道の駅ましこ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県益子町の「道の駅ましこ」は、食と器の展示、移住の相談窓口などがある、益子の魅力を発信する施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

2016年に誕生した「道の駅ましこ」は、施設全体段差の無い構造です。身障者用駐車区画は屋根無しで2か所に合計7台分用意されています。

道の駅ましこ

バリアフリートイレは屋外から利用する24時間トイレに1つあります。

道の駅ましこ

スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

道の駅ましこ

そして施設棟内にも1一つバリアフリートイレがあります。屋内トイレのバリアフリートイレはスペースが狭く、車椅子が一台入るといっぱいのサイズで、介助者と利用するのは難しいトイレです。足が悪く杖を使うレベルの人なら、使いやすいサイズのトイレです。

道の駅ましこ

総合案内は「ましこのコンシェルジェ」。観光案内、シーズン中は「イチゴ狩り」の受付、レンタサイクルの手配などを行います。また「移住・定住サポート」も担当。住居の不動産情報の掲示があります。フラットな空間なので、車椅子での総合案内の利用は可能です。

道の駅ましこ

館内には「作家棚」があり、益子焼の作家150人のカップが展示されています。フラットでスペースにゆとりがあるので、車椅子で鑑賞できます。

道の駅ましこ

レストランはバリアフリーです。益子の食材を活かし、益子焼の器を使用する食事処は「おもてなしカフェレストランましこのごはん」。店内はフラット、可動式のテーブルと椅子席なので、車椅子での利用は可能です。フラットなテラス席もあります。ランチメニューでは、ごはん、お味噌汁、お茶はセルフサービスです。

ショップの品揃えは多種多彩。工芸品から加工品、お菓子、農産物と、地元の産品が並びます。ジャムやドレッシング、プリンなど、オリジナル企画商品も積極的に開発。通路幅に余裕があるので、多少の混雑程度なら車椅子で買い物ができます。

道の駅ましこは、建築物としても見る価値があります。

道の駅ましこ

木と土と煉瓦。栃木、益子の魅力を表現した建築デザインです。什器やゴミ箱なども注目です。

道の駅ましこ

「道の駅ましこ」は、上質で上品な益子の魅力を発信するバリアフリー施設です。トイレを介助者と利用する車椅子利用者は、屋外から利用するトイレの利用をお薦めします。

栃木県の道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年9月に加筆しました)

栃木県 道の駅やいた 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県矢板市に2011年に開業した「道の駅やいた」は、大きくて立派な木材を使用した屋根付きの身障者用駐車区画が2台分2か所で計4台分。はっきりとは分かりませんが、地元名産の「たかはら材」などが使用されているのでないでしょうか。

道の駅やいた

独立トイレ棟の前にある2台分駐車スペースは、トイレ棟まで屋根続きなので、雨の日でも全く濡れずに車椅子でトイレを利用できます。施設棟よりの2台分スペースは、施設まで屋根続きではありません。

道の駅やいた

トイレは独立棟と施設棟内の2か所あり、どちらにもバリアフリートイレが1つ用意されています。

施設棟は一棟方式で、農産物直売所と食事処が入ります。構造は一段上の高所式で車椅子ではスロープを利用します。

道の駅やいた

直売所は「旬鮮やいた」。店内はフラットで通路幅は余裕があるので、車椅子で利用しやすいショップです。新鮮野菜やリンゴが名産です。

食事処は「農村レストランつつじ亭」。地元のおふくろの味を提供します。店内はフラットで可動式のテーブルと椅子席なので、車椅子での利用は可能です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県北編

別棟のお食事・甘味処「和と光」は元エコハウスで、地元産の「たかはら材」などを使用して環境を活かし、自然で再生可能なエネルギーを利用します。障がい者就労施設継続支援A型事業のお店です。

道の駅やいた

ただし内部は段差構造なので、店内は車椅子での利用は困難です。テイクアウトでお饅頭を販売しています。

道の駅やいた

「道の駅やいた」の身障者用駐車区画の屋根はとても立派な建造物です。

栃木県の道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2024年9月に加筆修正しました)