うらわ美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

埼玉県さいたま市浦和区、JR浦和駅から徒歩7分の場所にある美術館です。浦和センチュリーシティビルの3F、ロイヤルパインズホテル浦和と同じ建物内にあります。

うらわ美術館は2000年に開館した中規模な都市型美術館。「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」がコレクションの柱です。また近年は、それにこだわらない企画展が開催されています。

美術館内、浦和センチュリーシティビル1Fロビーなど、すべて写真撮影は禁止です。そのため写真による現地の情報提供ができません。

浦和センチュリーシティビルの周囲には、極端な傾斜の坂道はありません。駅から車椅子での移動は可能です。

車利用の場合は、浦和センチュリーシティビル地下駐車場の利用が便利。身障者用駐車スペースが用意されています。美術館の利用による駐車料金サービスはありませんが、障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で半額に減免されます。出庫前に、事前精算機のインターホンで管理事務所に連絡します。スタッフがその場に来て、事前精算機に減免操作をしていただけます。

ビル内には1系統2基のエレベーターがあります。

3Fの美術館フロアにバリアフリートイレが1つあります。スペースに余裕があるトイレで、今回取材時の状況では、ウォシュレットなどはないシンプルな設備のトイレでした。ユニバーサルベッドはありません。

うらわ美術館 車椅子利用ガイド

美術館は4室のギャラリーがあります。常設展はなく、企画展が随時開催され、企画展がない期間、展示室は貸出されます。

3Fフロア内に段差はありません。ギャラリー内も車椅子で移動できるバリアフリー仕様です。

うらわ美術館の観覧料は障がい者減免制度があり、有料展覧会は通常、本人と介助者1名が半額に減免されます。受付で障害者手帳等を提示して減免措置を受けます。

今回取材時の有料展覧会は、BからDまでの3つのギャラリーを使用して開催されていました。3室利用するとそれなりのスペースになり、ゆっくり鑑賞すると1時間以上かかる展示ボリュームです。ギャラリーAでは、別の無料展覧会が開催されていました。

うらわ美術館は電車でも車でも、車椅子でアクセス可能です。ビル内はバリアフリー仕様、美術館は車椅子で観覧できます。

(本稿は2021年5月に執筆しました)

県立近代美術館葉山「空間の中のフォルム」車椅子観覧ガイド

神奈川県葉山町の県立近代美術館葉山、開館70周年記念の企画展です。サブタイトルは「アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」。会期は2021年4月24日から9月5日まで。開館以来積極的に蒐集してきた、現代彫刻や立体作品を中心にしたコレクション80点以上が出品されています。

近代美術館葉山は、現時点では入館事前予約制です。90分単位で入館時間をネット予約してください。

施設はバリアフリー仕様です。駐車場には身障者用駐車スペースを2台分用意。そこからスロープを上がりエントランスに向かいます。バリアフリートイレは本館内にありますが、男女別トイレ内にそれぞれあるので、異性介護では利用できません。別棟ミュージアムショップの奥にあるバリアフリートイレは、個室トイレです。

展覧会の観覧料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。駐車料金には障がい者減免制度はありません。

多くの作品が、床に置かれて展示されています。展示室に入室する際に「作品に車椅子が触れないようにご注意ください」と声をかけられました。過去におもわぬアクシデントがあったのかもしれません。

県立近代美術館葉山には、展示室が合計4室あります。最初の1室は「若林 奮 新収蔵作品」展です。約60点の作品が展示されています。

第2室から4室までが「空間の中のフォルム」展です。イサム・ノグチの「広島原爆慰霊碑のためのマケット」などの展示から始まります。

展示されるのは大型の彫刻や立体作品が多いので、車椅子からの問題なく鑑賞できます。ただしジャコメッティの「裸婦小立像」は、文字通り小さい作品です。それでも車椅子から鑑賞できる展示スタイルです。

展示室内のスペースは余裕があり、車椅子で楽に移動できます。段差は全くありません。県立近代美術館葉山ならではのコレクションがバリアフリーに楽しめる企画展です。

県立近代美術館葉山の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

横須賀美術館「糸で描く物語」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

神奈川県横須賀市の横須賀美術館の企画展です。サブタイトルは「刺繍と、絵と、ファッションと。」糸で描き出されたアートを大きく4つのパートに分けて紹介します。会期は2021年4月21日から6月27日までです。

横須賀美術館「糸で描く物語」

横須賀美術館はバリアフリー施設、車椅子での利用、企画展の観覧に大きな問題はありません。

また駐車場料金と観覧料には障がい者減免制度があります。総合受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。駐車料金は終日無料、観覧料は本人と介助者1名が無料に減免されます。

横須賀美術館「糸で描く物語」

企画展示室は1Fの3室。床面はフラットでスペースに余裕がある展示室です。

「糸で描く物語」は、中・東欧の民族衣装の展示から始まります。ハンガリー、ルーマニア、スロヴァキアなどで主に20世紀に作られた、刺繍を施された民族衣装が70点以上展示されています。そのほとんどは壁掛け展示、あるいはスタンド展示で、車椅子から問題なく観覧できます。

次はイヌイットが制作した刺繍による壁掛けなどの展示です。20世紀になり、定住化が進むとともに、新たな収入の糧として、観光客のお土産用などに製作されたものが多いそうです。ほとんどは大型の作品で壁掛け展示。このコーナーも車椅子で観覧可能です。ただし一部ケース内展示があり、このケースは車椅子で見難い、上から覗くタイプでした。

3つ目のパートは刺繍を核にした現代アートの紹介です。このコーナーは驚きの連続。刺繍でここまでの表現ができるとは。知らなかった超絶技法の作品に出合えます。このパートも車椅子で観覧できます。

最後はフランスのオートクチュール刺繍を中心にした作品展示コーナーです。完成品のドレスの他に、複雑な造形の刺繍見本が展示されます。一部ケース内展示がありますが、このコーナーのケースは横がガラス面なので、車椅子からも観覧できます。

横須賀美術館「糸で描く物語」

糸によるアートを多角的に紹介する企画展です。横須賀美術館「糸で描く物語」は、車椅子で観覧できます。

横須賀美術館のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。