東京都写真美術館「日本の現代写真」展 バリアフリー観覧情報

日本写真家協会が創立70周年を記念して、「日本の現代写真1985‐2015」を編纂しました。過去に「1840‐1945」「1945‐1970」「1945‐95」の3冊があり、それに続く4冊目の写真史です。

この4冊目の編纂に基づく写真展が「日本の現代写真1985‐2015」です。会場は東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館B1展示室。会期は2021年3月20日から4月25日までです。

東京都写真美術館はバリアフリー施設です。また会場内はフラット構造で、観覧スペースは余裕があります。車椅子で問題なく観覧できる企画展です。

「日本の現代写真1985‐2015」の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。1F総合受付で障害者手帳を提示して、無料鑑賞券を発行していただきます。

この展示会で対象となる30年間は、写真がアナログフィルムからデジタルに移行した期間です。会場では第一期1985年から1994年、第二期1995年から2004年、第三期2005年から2015年と、30年を三期に分類して作品が展示されます。

東京都写真美術館「日本の現代写真」展

第一期はアナログ写真最後の時代。人間の内面を掘り下げる作品が多いように見えます。

第二期はデジタル時代。意外にもストレートな描写作品が目立ちます。

そして第三期になると、デジタルテクノロジーを利用した、新しい表現を発明した作品が並びます。

東京都写真美術館「日本の現代写真」展

作品を通じて改めて30年の時間を確認すると、驚くほどの変化が見えます。どちらかといえば、40代以上の中高年の方にお薦めしたい企画展です。会場はバリアフリー。車椅子での観覧は可能です。

東京都写真美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

2000年にデビューした澤田知子氏の個展です。会場は東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館2F展示室。ワンフロアの展示室の広い空間と高い天井を生かした展示で、車椅子で問題なく観覧できます。会期は2021年3月2日から5月9日までです。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展

東京都写真美術館はバリアフリー施設です。また「狐の嫁入り」の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。1F総合受付で障害者手帳を提示し、無料鑑賞券を発行していただきます。

「狐の嫁入り」展のコンセプトは「仮面とお面」。内包するテーマは「外見と内面の関係」という答えのないテーマということ。観覧者の自由な感性で、作品との化かしあいを楽しむ企画展です。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展

展示作品は澤田氏の新旧複数のシリーズが組み合わされています。出品リストによると組み合わされたシリーズは13シリーズ。会場はシリーズ毎に区切られた構成ではなく、全体がほぼ見渡せる展示構成です。つまり、様々な化かしあいが、目に入る構成です。13種類もシリーズがある会場ではなく、それが一つに再構成されている印象をうけます。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展

車椅子で観覧する場合、いくつかあるショーケース内の作品は、高さがあるので横から覗くような鑑賞になります。壁掛け展示される作品は、問題なく車椅子から鑑賞できます。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展

最新作は、後ろ向きの人が並ぶ「Reflection」。実際の作品は、髪の毛一筋までが鮮明で、ちょっとした毛質の特徴が、その人の内面を表現しているような印象を受けます。

東京都写真美術館「狐の嫁入り」展

自分の好きに、そして自由に化かされる企画展。東京都写真美術館「狐の嫁入り」は、一部のケース内展示を除いて、車椅子で観覧できる企画展です。

東京都写真美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

東京都写真美術館「白川義員写真展」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

世界的な写真家、白川義員氏の写真展です。1969年から創作活動を続ける白川氏の近作、2012年の「永遠の日本」と2020年の「天地創造」を二期構成で紹介する企画展です。

会場は東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館3F展示室。コロナ対策で会期が変更になり、第一期「永遠の日本」が2021年2月27日から4月4日まで、第二期「天地創造」が4月6日から5月9日までの開催になります。

会場はバリアフリー仕様で、観覧スペースは余裕があります。車椅子で問題なく観覧できる企画展です。

「白川義員写真展」は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。1F総合受付で障害者手帳を提示し、無料鑑賞券を発行していただきます。

今回取材したのは第一期「永遠の日本」。会場を巧みに区画して、130点の作品が壁掛け展示されています。大きなパネルの作品は車椅子からの目線で十分に鑑賞できる高さに掲示されて、とても見やすい展示です。

一点毎に白川氏による解説文があり、被写体の特徴、撮影の状況、作者の思いがわかります。この解説文も、車椅子から見やすい場所に掲示されています。ただし日本語文のみです。

展示は大きく4つのパートで構成されます。

第一部は「名山・名瀑」。山が25点、滝が10点、合計35点。最初の一枚から白川ワールドが全開です。

第二部は「湖沼・森林・渓谷」。合計で30点の展示。縄文杉の胴体をアップで撮影した作品などがあります。

第三部は「高原・湿原」。25点を展示。内3点は尾瀬が被写体です。

第四部は「海浜・島嶼」。40点と最大ボリュームパートです。「島後・ローソク岩」のコメントでは、観光船の船長へのユーモアある悪口が書かれていて、白川氏のお茶目な一面が垣間見えます。

見ごたえのある作品ばかりが全130点。それに面白い解説文付きの展示です。1作品あたり1分平均で観覧すると2時間以上かかります。十分時間に余裕をもって来場されることをお薦めします。

誰がみても心惹かれる華のある作品が並びます。東京都写真美術館の「白川義員写真展」は、車椅子で楽しめるバリアフリー企画展です。

東京都写真美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。