東京都写真美術館「白川義員写真展」 バリアフリー情報

東京都写真美術館「白川義員写真展」 

世界的な写真家、白川義員氏の写真展です。1969年から創作活動を続ける白川氏の近作、2012年の「永遠の日本」と2020年の「天地創造」を二期構成で紹介する企画展です。

会場は東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館3F展示室。コロナ対策で会期が変更になり、第一期「永遠の日本」が2021年2月27日から4月4日まで、第二期「天地創造」が4月6日から5月9日までの開催になります。

会場はバリアフリー仕様で、観覧スペースは余裕があります。車椅子で問題なく観覧できる企画展です。

「白川義員写真展」は観覧料の障害者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。1F総合受付で障害者手帳を提示し、無料鑑賞券を発行していただきます。

今回取材したのは第一期「永遠の日本」。会場を巧みに区画して、130点の作品が壁掛け展示されています。大きなパネルの作品は車椅子からの目線で十分に鑑賞できる高さに掲示されて、とても見やすい展示です。

一点毎に白川氏による解説文があり、被写体の特徴、撮影の状況、作者の思いがわかります。この解説文も、車椅子から見やすい場所に掲示されています。ただし日本語文のみです。

展示は大きく4つのパートで構成されます。

第一部は「名山・名瀑」。山が25点、滝が10点、合計35点。最初の一枚から白川ワールドが全開です。

第二部は「湖沼・森林・渓谷」。合計で30点の展示。縄文杉の胴体をアップで撮影した作品などがあります。

第三部は「高原・湿原」。25点を展示。内3点は尾瀬が被写体です。

第四部は「海浜・島嶼」。40点と最大ボリュームパートです。「島後・ローソク岩」のコメントでは、観光船の船長へのユーモアある悪口が書かれていて、白川氏のお茶目な一面が垣間見えます。

見ごたえのある作品ばかりが全130点。それに面白い解説文付きの展示です。1作品あたり1分平均で観覧すると2時間以上かかります。十分時間に余裕をもって来場されることをお薦めします。

誰がみても心惹かれる華のある作品が並びます。東京都写真美術館の「白川義員写真展」は、車椅子で楽しめるバリアフリー企画展です。