乃木坂 TOTOギャラリー・間 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「TOTOギャラリー・間(ま)」は、東京ミッドタウンに近い、東京都港区南青山にある建築の専門ギャラリーです。アクセスは乃木坂駅3番出口から徒歩1分の案内。地上エレベーターがある2番出口からは、3分程度はかかります。

TOTO乃木坂ビルの3Fと4Fが展示室です。全体的にスペースに余裕がないギャラリーですが、車椅子で観覧できないことはありません。現地の状況を紹介します。

TOTOギャラリー・間

ビル1Fエントランスへのアプローチは、歩道とは多少の高低差があります。車椅子では慎重に段差を越えてください。

TOTOギャラリー・間

ビルの入口は片開きの手動ドア。車椅子の人だけでは開閉が難しいタイプのドアですが、一般的な横幅の車椅子が通過できる幅はあります。

TOTOギャラリー・間

ギャラリーは3Fと4Fで、エレベーターが1基あります。エレベーターのかごのサイズに余裕はありませんが、普通サイズの車椅子1台とプラス1人は乗り込めました。

TOTOギャラリー・間

今回取材時は「環境と建築」展が開催中。事前予約制で、1F入口で予約画面を提示し、検温と手指消毒をして入館します。下の写真は3F展示室「ギャラリー1」の入口。ここが受付です。

TOTOギャラリー・間

展示室内はフラットな構造です。

TOTOギャラリー・間

大きな窓の向こうは、3Fバルコニーの展示スペースです。バルコニーへは段差があるので車椅子では移動できません。

TOTOギャラリー・間

バルコニーでは、下の写真のような大型模型が展示されていました。

TOTOギャラリー・間

今回の展覧会での通常観覧コースは、3F展示室「ギャラリー1」から3Fバルコニーへ移動し、そこから屋外階段を上がり、空中連絡通路を通り4F展示室「ギャラリー2」へ移動します。

TOTOギャラリー・間

車椅子ではエレベーターで4Fへ移動します。「ギャラリー2」も開放的なガラス窓があるフラットな展示室です。

TOTOギャラリー・間

ビルの2Fは書店です。店内に段差はありませんが通路幅が狭く、車椅子で移動できる範囲は限られます。様々な分野の書籍がありますが、特設コーナーでは展示会に関連する「環境と建築」がテーマの書籍が並べられていました。

TOTOギャラリー・間は、スペースに限界がありますが、ほとんどの展示は車椅子で観覧できます。

(本稿は2021年11月に執筆しました)

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」バリアフリー情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内のデザインハブで開催されている企画展です。六本木商店街が2009年から開催してきた「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」。これまでの13年間の各年入賞作品、合計104点のフラッグが一堂に展示されています。会期は2021年9月10日から10月10日まで。観覧は無料です。

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」

東京ミッドタウン及び会場のデザインハブはバリアフリー施設です。車椅子での観覧に大きな問題はありません。東京ミッドタウン内デザインハブの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

会場では横に3枚のフラッグが並べて掲出されています。

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」

フラッグの足元のシールに、年次やデザイナーなどの情報が表示されています。

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」

すべてのフラッグは、実際に六本木商店街の街路灯に掲げられたデザインです。

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」

一つ一つを丁寧に鑑賞すると、1時間程度かかるボリュームになります。

デザインハブ「六本木デザイナーズフラッグコンテスト」

毎年デザインの「テーマ」があります。現在作品募集されている2021年のテーマは「再会」。締切は2021年10月31日。入選作は2022年3月に、約1か月間、六本木商店街の街路灯に掲出される予定です。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」バリアフリー観覧情報

銀座メゾンエルメス フォーラムで「ル・パルクの色 遊びと企て‐ジュリオ・ル・パルク展」が開催されています。観覧は無料。会期は2021年8月13日から11月30日までですが、社会情勢によっては変更になる可能性があります。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

ジュリオ・ル・パルクは1928年生まれ。90歳を過ぎた現在でも活動をしているアーティストです。展示会場では、ル・パルク氏を紹介するパネル展示と、本人がこれまでの創作とアートを語る映像が放映されるコーナーがあります。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

展示はメゾンエルメスビルのファザードから始まっています。ファザード展示は一足早く10月中旬ごろに終了する予定です。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

本展はメゾンエルメスビル8Fと9Fの2フロアを使用しています。ソニー通り側のエレベーターが入口。そこからはスタッフの誘導に従ってください。検温、手指消毒をしてエレベーターに乗ります。エレベーターのかごは、一般的な車椅子が十分に入る大きさです。エレベーター内から見える、ビルの内壁にもアートが用意されています。

観覧は、最初は9F、次に8Fの順です。健常者は9Fから8Fへ階段で移動しますが、車椅子利用者はエレベーターで移動します。観覧後は8Fから1Fへ。行きと同じソニー通り側のエレベーターで移動します。

9Fの展示は主題である「色」から。下の写真は微妙に動くことで造形される白のグラデーション。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

そして14色のシリーズ。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

8Fではエルメスフォーラムの大きな空間を使用した大型作品が展示されています。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

ガラス壁面越しにファザード展示が輝く構成です。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

巨大な作品は「鋼球」。このアートスペースで、ル・パルク氏がアートを語る放映が行われています。

銀座エルメスフォーラム「ル・パルク展」

ル・パルク氏が目指しているのは「鑑賞者との開かれた出会い」。色と遊びの試みと企てを楽しむ、車椅子で観覧できる展示会です。

銀座メゾンエルメスのバリアフリー状況を、別稿で紹介しています。ご参照ください。