21-21DESIGN SIGHT「写真都市展」バリアフリー観覧情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内の21-21DESIGN SIGHTの企画展「写真都市展」は2018年2月23日から6月10日までの開催。観覧料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます

20世紀を代表する写真家「ウィリアム・クライン」と、22世紀の都市デザインを見据えた21世紀の若手写真家たちによる、ビジュアルコミュニケーション展です。「22世紀」とは大げさなコピーに思えますが、作品をみると納得。若手写真家による先端のフォトアートは、確かに22世紀の都市を見据えています。

1Fが受付。車椅子はエレベーターで地階の展示会場へ下ります。エレベーター先の会場入り口は階段なので、車椅子では反対方向のスロープへ向かいます。そして会場の出口から、車椅子では逆流して会場へ入ります。会場内はどこからみても大きな問題はありません。

本来の入口から入ると最初はチャプター1展示室。ここではクライン作品を映像で放映しています。会場はそれほど暗いわけではなく、映像の光の点滅も激しくはありませんが、その種の刺激に危険な障がいのある方は、用心して鑑賞してください。

チャプター1の幕をくぐると、チャプター2展示室へ。ここでは計12名の若手写真家の作品が展示されています。

様々な新しい表現へのチャレンジが並ぶ展示空間。写真展としては珍しく、ほとんどの作品は撮影OK。熱心に作品を撮影している人が目立ちます。「都市」はビジュアルコミュニケーションの素材です。

会場へは逆流して入りますが、会場内の展示作品の鑑賞はバリアフリー。車椅子で見にくい展示はありません。今回取材時はそれほどの混雑ではなく、快適に車椅子で会場内を廻ることが出来ました。

21-21DESIGN SIGHTの企画としては、アート寄りで大人向けです。「写真都市展」は車椅子で観覧できます。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

デザインハブ「日本のグラフィックデザイン2019」バリアフリー情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内のデザインハブ第80回企画展「Graphic Design in Japan 2019」は、2019年6月20日から8月7日までの開催。入場は無料です。約300点の展示作品を車椅子で観覧しました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

Graphic Design in Japan 2019

東京ミッドタウンはバリアフリー施設です。地下鉄駅直結、地下駐車場あり、周辺道路の歩道はバリアフリー化が進んでいます。

デザインハブはミッドタウン・タワーの5Fにあります。車椅子でのアクセスは、タワーのB1からエレベータを利用するのが便利です。詳述は省きますが、他のルートは車椅子では面倒なことがあります。またタワーB1にはバリアフリートイレの用意があります。

アクセスはタワーB1から

デザインハブ会場内は、フラットな構造でスペースに余裕があり、車椅子での利用に大きな問題はありません。ただしデザインハブ内のバリアフリートイレに行くには、手動ドアを開けて通過する必要があります。

車椅子でみやすい展示

「日本のグラフィックデザイン2019」は、車椅子からとてもみやすい展示。いずれの作品も問題なく観覧できます。

車椅子でみやすい展示

イベントのサブコピーは「日本秀作展覧会」です。日本グラフィックデザイナー協会が発行する年鑑「Graphic Design in Japan」の2019年版に掲載された約600点の作品から、約300点が展示されます。

ポスター、映像、ロゴ、商品パッケージなど、様々な商用デザインの秀作が展示されます。作品数が多いので、丁寧にみると時間がかかる企画展です。

日本秀作展覧会

知っているデザイン、初めてみるデザイン。「日本のグラフィックデザイン2019」は商用デザインの今を知るバリアフリーな企画展です。

東京ミッドタウン内デザインハブの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

銀座ポーラミュージアム「中世より愛をこめて」バリアフリー情報

東京都中央区銀座一丁目「ポーラミュージアムアネックス」で、2018年7月13日から9月2日の開催。野口哲哉氏の「中世より愛をこめて」展は、車椅子での観覧が可能なバリアフリーな展覧会です。入館料は無料。会期中は無休です。

野口氏の作品は皆に愛されます。何とも言えない武士たちの表情。解釈は自由。鎧兜をまとった武士たちの、人間味あふれる表情を鑑賞してください。約50点の作品展示です。

車椅子目線で見やすい展示もありますが、会場中央部の展示ケースは、健常者に合せた高さで、車椅子から見えないことはありませんが、やや下から見上げる展示です。もう少し低いと、とても見やすいはず。この点を除けば、車椅子利用での問題は何も感じません。

会場内に流れるBGMが素晴らしい。作品のテーマにピッタリな選曲。鑑賞していると、どんどん中世の愛の世界に入り込みます。

「ポーラミュージアムアネックス」はポーラ銀座ビルの3Fにあります。地下通路から直結ルートはなく、銀座通りに面したビル1Fからエレベーターの利用です。エレベーターは2基あり、車椅子利用が十分可能なサイズ。大型の車椅子でも利用できます。

会場がある3Fはフラットな構造です。「中世より愛をこめて」は、展示ケース間の距離がある程度あるので、車椅子で会場内の移動が問題なくできます。

「中世より愛をこめて」は約1.5か月の開催。これはポーラミュージアムとしては長い会期です。通常は1か月以内で、年間10本ほどの企画を開催します。誰もが楽しめる展示会です。「ポーラミュージアムアネックス」は車椅子で観覧できます。

銀座ポーラミュージアムアネックスのバリアフリー状況を、別稿で紹介しています。ご参照ください。