ggg「ポーラ・シェア:Serious Play」展 バリアフリー情報

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の第371回企画展「ポーラ・シェア:Serious Play」は、2019年2月4日から3月25日の開催。入場料は無料です。

1970年代から活躍するグラフィックデザイナー、ポーラ・シェア氏の作品展です。企画展のタイトル「Serious Play」は、ポーラ氏のデザイナーとしての「目標」ということです。

1Fの展示はローマなど世界各地の地図。東京の地図もあります。近年精力的に取り組んでいるテーマということ。とても細かく詳しい情報が、グラフィックに表現されます。

B1会場の展示は、1970年代からのLPジャケットやポスター。「ボストン」のLPジャケット、エルビス・コステロのポスターなどがあります。

gggの車椅子での入館方法が変わりました。エントランスのスロープは撤去されて段差構造に戻り、そこにインターフォンが設置されました。車椅子利用者はインターフォンでスタッフに連絡をして下さい。車椅子専用入口に誘導されます。

1FとB1が展示会場。2Fは資料室で本展ではポーラ・シェア氏の記者会見の様子がリピート放映されています。エレベーターがあるので車椅子での上下階移動は可能です。1FとB1の展示、および2Fの映像、いずれも車椅子で問題なく鑑賞できます。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)のバリアフリー状況を別稿で詳しく紹介しています。ご参照ください。

シャネル・ネクサス・ホール「光の島」展 バリアフリー情報

画家「アントニ タウレ」氏の日本初個展。企画展の名称は「INSULA LUX 光の島 アントニ タウレ展」です。シャネル・ネクサス・ホールで2019年1月16日から2月14日の開催。入場無料の企画展です。

シャネル・ネクサス・ホールはシャネル銀座ビルの4Fにあります。本展の通常ルートは、銀座シャネルの店舗に正面から入り、店内のエレベーターで4Fに上がります。このルートは1F内に段差があるので車椅子では利用できません。別の入口から利用するエレベーターなら段差なく利用できます。シャネルスタッフの誘導を受けてください。

シャネル・ネクサス・ホールは企画展によって通常ルートが変るので、その都度車椅子ルートを確認する必要があります。

4F会場内は、車椅子での利用に大きな問題はありません。「光の島」展の展示は、すべ車椅子から鑑賞できます。

作品の舞台は、アントニ タウレ氏が長年活動拠点にしているスペインのフォルメンテーラ島です。家の開口部から差し込む島の明るい陽射しと、室内空間の暗さ冷たさのコントラスト。明と暗で表現される「光の島」です。

作品は通常の絵画と、写真の上に絵を描いた「ミクストメディア」作品があり、独特な表現を展開します。また遠近法を利用した作品配置があり、会場はタウレ氏の世界に満たされています。

展示方法に工夫があり、同じ作品でも見る場所、角度によって印象が変わります。会場内はバリアフリーなので、車椅子で移動して様々な位置から作品を鑑賞できます。

銀座シャネルネクサスホールのバリアフリー状況を、別稿で紹介しています。ご参照ください。

ポーラミュージアムアネックス「時の花イイノナホ展」バリアフリー情報

ガラス作家イイノナホ氏の個展「時の花 イイノナホ展」は、銀座のポーラミュージアムアネックスで2019年1月19日から2月17日の開催。入場無料の展示会です。

会場はスペースに余裕があり、車椅子で楽に移動できます。よほどの混雑に出会わない限り、車椅子で作品を鑑賞できる展示会場です。

展示会のタイトルになっている「時の花」は作品名です。想像よりも大きな作品で、技の凄さがよく解ります。ガラス作品はすべて、手吹きで製作されるそうです。

大型作品の車椅子からの鑑賞に問題はありません。小型の作品がケース内に並ぶ展示は、車椅子目線よりも少し高い位置。見上げる鑑賞になります。床面はフラットで車椅子での移動に問題はありません。

ポーラミュージアムアネックスは、ポーラ銀座ビルの3Fにあります。会場へはポーラ銀座ビル1Fからエレベーターを利用。車椅子でのアクセスに決定的な問題はありません。ポーラ銀座ビルは、地下鉄駅とは直結していません。また専用駐車場はありません。

ポーラミュージアムアネックスはバリアフリー施設。「時の花 イイノナホ展」は車椅子で鑑賞しやすい展示会です。

銀座ポーラミュージアムアネックスのバリアフリー状況を、別稿で紹介しています。ご参照ください。