六本木ヒルズの桜2019 車椅子観桜ガイド バリアフリー情報

六本木ヒルズの桜の名所は2か所。毛利庭園と六本木さくら坂です。毛利庭園は車椅子で問題なく一周できます。六本木さくら坂は、その名の通り坂道なので、車椅子での往来は力が必要です。毛利庭園を中心に、車椅子での観桜コースを紹介します。

六本木ヒルズは高低差のある立地に建つ施設。毛利庭園は最も低い高さにあります。地下鉄駅から車椅子でアクセスする場合、複数のルートがありますが、坂道を避けるなら、メトロハットのエレベーターで66プラザに上がり、そこから別のエレベーターで毛利庭園の高さである六本木ヒルズアリーナレベルに下がります。

車でアクセスする場合、利用者の出入口が六本木ヒルズアリーナレベルに直結するのはP5です。P5の車両入口は六本木けやき坂通りにあり、空いていれば右折入庫も可能です。六本木さくら坂方面に行くにも、P5は比較的便利な位置にあります。距離的に六本木さくら坂に最も近いのはP11です。

毛利庭園の周回路は車椅子で通行できる、舗装されたほぼフラットな散策路です。毛利庭園内で車椅子では無理な箇所は、ハートのオブジェ「Kin no Kokoro」の記念撮影ポイント。ここは段差の下になります。

毛利庭園の芝生ゾーンは一般開放される時期もありますが、桜の季節は立ち入り禁止の場合が多いようです。また芝生ゾーンは傾斜面で、車椅子では立ち入ることは難しい構造です。毛利庭園の桜を見ながら飲食をする場合は、庭園の周辺に配置されているフリーテーブルの利用になります。車椅子での利用は可能です。

ヒルズアリーナの六本木けやき坂通り側に、一本だけですが立派な桜があります。この一本桜はヒルズアリーナ及びその周辺から、車椅子でバリアフリーに観桜できます。

桜並木が続く六本木さくら坂のお花見に車椅子で挑戦する場合は、歩道に輪留め構造の車椅子休憩ポイントがあるので、坂道に疲れたら利用してください。

六本木ヒルズは車椅子でお花見が出来ます。六本木さくら坂は傾斜がある坂道なので、無理のない範囲での観桜をお薦めします。

六本木ヒルズ全体のバリアフリー状況は、別稿「六本木ヒルズ商業ゾーン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

アークヒルズさくらまつり2019  車椅子観桜ガイド バリアフリー情報

毎年恒例のアークヒルズさくらまつり。2019年は4月5日から7日の開催です。カラヤン広場をメイン会場に、アークヒルズ各所でサクラのディスプレイや関連イベントが行われます。散り始めた桜の中、大勢の来場者で賑わいました。

カラヤン広場では、アークヒルズに出店している有名グルメ店が自慢のメニューを屋台販売。いつにないメニューを気軽に楽しむことができます。サントリーホール側やアークさくら橋側にはフリーテーブル席があります、席を確保出来れば車椅子での飲食は可能です。

アークヒルズさくらまつり期間中は、特別に3日間連続でヒルズマルシェが開催されます。カラヤン広場はフラット構造なので、車椅子での買いものが可能です。

7日は恒例の和太鼓コンサートを開催。カラヤン広場特設ステージでの無料ライブです。正面に椅子が配置されますが、フリーコーナーもあるので、好きな場所から車椅子で参加することが出来ます。

アークヒルズとサウスタワーを結ぶ「アークさくら橋」。アークヒルズ側からは段差迂回スロープを利用します。アークさくら橋からは、スペイン坂の桜並木を上から眺めることが出来ます。

アークヒルズさくらまつりに車椅子で参加する場合の注意点です。カラヤン広場の「お花見エリア」は、靴を脱いで利用する緑のお座敷です。特別公開される「ルーフガーデン」は、階段構造です。周囲の桜並木があるスペイン坂や泉通りは、アークヒルズを起点にして散策をすると、急坂を通ります。車椅子では無理のない範囲でお花見を楽しむようにしてください。

アークヒルズはバリアフリー化が進みました。バリアフリートイレは、1Fと3Fに用意されます。カラヤン広場がある2Fにはありません。

アークヒルズの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

根津神社文京つつじまつり 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

根津神社は東京を代表するツツジの名所です。「文京つつじまつり」期間中は、大勢の参拝客で境内が賑わいます。

混雑の中、車椅子でのアクセスルート、移動可能な範囲など、現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なおツツジの季節以外の根津神社全体の紹介は、別稿「根津神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報」をご参照ください。

なお本稿は2019年「第50回文京つつじまつり」の取材に基づいています。2020年と2021年の文京つつじまつりは、コロナ対策で中止されました。

車椅子でのアクセス方法です。通常期は境内の社務所前が「参拝者専用駐車場」で、車のお祓いや昇殿参拝を受ける参拝者などが利用できます。ここは「文京つつじまつり」期間中は原則利用できません。

境内の日本医大側が、身障者用駐車区画はありませんが有料駐車場になっています。ここは「文京つつじまつり」期間中は満車を覚悟する必要があります。

したがって地下鉄やタクシーの利用、車でアクセスする場合は少し離れた有料パーキングの利用を想定することをお薦めします。

境内へのアクセスルートです。境内への入口は3カ所あります。車椅子利用でのお薦めは、日本医大側の「北口」です。車両出入口なので段差があまりありません。そこから社務所側を通るのが、人が少なく、路面のデコボコが小さいルートです。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

隣の「西口」から入ると、「文京つつじまつり」期間中は露店が並び通路が狭く、また路面が隙間のある石畳で車椅子での通行は苦戦します。

「表参道口」から入ると、状況によっては混雑で苦戦します。また「北口」ルートよりも路面はデコボコしています。

根津神社の「つつじ苑」は、境内西側の小高い山のような場所です。「表参道」周辺まで行けば、下から見上げることが出来ます。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

最盛期の「つつじ苑」は、離れた場所から見上げるだけも美しい景観を楽しめます。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

「文京つつじまつり」期間中「つつじ苑」内は有料で公開されます。入園料の障がい者減免制度はありません。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

「つつじ苑」の麓から「入園口」までは、舗装された傾斜路で段差はありません。その気になれば車椅子で入園可能です。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

有料ゾーンに入ってからも、最初の上りの直線ルートは段差のない舗装路で、車椅子でツツジの中を進むことができます。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報ほどなく突き当り、その先は段差路です。車椅子では最初の直線ルートをまた引き返します。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

車椅子では片道50mほどの「つつじ苑」内散策になります。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

根津神社は、車椅子での参拝は苦戦します。社殿へは「唐門」か「西門」を通ります。どちらの門も、段差やデコボコがあり車椅子での通行は困難。そして拝殿は階段の上です。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

また「文京つつじまつり」期間中は、参拝者が社殿内に行列を作ることが多々あります。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

行列は「唐門」の外まで続くことがあります。

車椅子で参拝 根津神社 文京つつじまつりバリアフリー情報

全般的に根津神社はバリアフリーではありませんが、境内2か所のトイレにはバリアフリートイレの用意があります。

「文京つつじまつり」期間中の根津神社は混みます。それを前提に、参拝計画を検討してください。