日本の食を知る全国生産者イベント、東京ハーヴェスト2018は、東京都港区の虎ノ門で開催されました。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。
「東京ハーヴェスト2018」は、「虎ノ門ヒルズ」と「新虎通り」で、2018年10月11日から13日まで3日間開催されました。2018年のテーマは「いまここでしか出来ない」「日本の食を知る100の体験」。ヒルズ内の「ワインファクトリー」では、マグロの解体ショーが開催されました。
木曜日から土曜日までの3日間開催。木曜日と金曜日は夕方から。最終日の土曜日は11時からの開催です。
土曜日の午後は、会場周辺は大変な賑わい。通常の週末の虎ノ門とは、全く違う雰囲気です。「東京ハーヴェスト2018」の車椅子目線でのバリアフリー状況です。
虎ノ門ヒルズはバリアフリー施設ですが、「東京ハーヴェスト2018」の会場としては、車椅子では苦戦する箇所が幾つかありました。
1Fから2Fにかけての「アトリウム」に多くのお店が出店しましたが、ここは途中に段差がある構造。車椅子では昇降機を利用する必要があります。
外側の「ステップガーデン」に、自由に使えるテーブル台が設置されていますが、足が入らないので車椅子では利用しにくいテーブルです。
「オーパル広場」にステージが設置されましたが、鑑賞エリアは車椅子では通行しにくい芝生の上でした。以上が車椅子利用で気が付いた課題です。
新虎通りは屋台出店が中心なので、車椅子利用でも大きな問題ありません。フリーテーブルが置かれた「農場」は、車椅子で利用できました。
面白い企画が多々ありました。見ている限りで最も行列が出来ていたのは、柿の種の「亀田」の「手焼きせんべい試食」。ただ今15分待ち、という掲示がありました。
過去、六本木ヒルズで開催された時に比べて、全体的にスペースの余裕があるので、車椅子で参加しやすいイベントになりました。