浅草文化観光センター 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

浅草文化観光センター

東京都台東区、浅草。雷門の正面にある浅草文化観光センターは、バリアフリートイレが3つある、車椅子での浅草観光の頼りになる拠点です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

隈研吾氏の設計による個性的な外観の8階建ての建物で、内部はバリアフリー仕様です。

B1は一般用トイレ、1Fが観光案内所など、2Fは観光情報コーナーと授乳室、3Fから5Fは事務所や会議室、6Fは多目的スペース、7Fは展示スペース、8Fは展望テラスです。

車椅子浅草観光の第一の問題はトイレです。浅草文化観光センターで、バリアフリートイレを借りることが出来ます。3か所に用意されています。

エレベーターを利用せずに使える、1Fの「だれでもトイレ」がとても便利です。オストメイトとユニバーサルベッドが備えられています。

1Fの他に、4Fと7Fにも「だれでもトイレ」があります。この2か所にはオストメイト、ユニバーサルベッドはありません。

空いている場合は、車椅子での浅草文化観光センターの利用に大きな問題はありません。1Fのトイレは見え難い場所にあるので、分からないときは観光案内所のスタッフに聞いてください。

問題は混雑時です。車椅子で観光センターに近づけないほど混むことがあります。車椅子で観光センターに近づけないほどではなくても、浅草文化観光センターは混雑しています。10時から16時の間は、エレベーターは混むと覚悟をしてください。

その場合、4Fや7Fのトイレを利用すると、簡単にはエレベーターに乗れない可能性があります。

お祭りの日、お正月、ゴールデンウィークなどは特別ですが、通常の日の場合、浅草は夕方になると空くことが多い街です。車椅子で混雑を避けるお薦めの作戦は、少し遅く観光に行くことです。浅草文化観光センターの利用時間は、20時までです。

浅草文化観光センターは、極端な混雑に巻き込まれなければ、車椅子での浅草観光の頼りになるバリアフリー拠点です。

浅草寺の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年10月の取材に基づいています)