21-21DESIGN SIGHT「ユーモアてん。」バリアフリー観覧情報

東京ミッドタウン内の「21-21DESIGN SIGHT」の「ユーモアてん。」は、2019年3月15日から6月30日の開催。世界中から集められた、様々な面白いデザインの作品が並びます。面白いデザインとは何か。本展でのユーモアの定義は、心を和ませる、気持ちをひきたてる、です。

東京ミッドタウンはバリアフリー施設です。全体として車椅子利用に大きな問題はありません。「21-21DESIGN SIGHT」は屋外にある独立棟施設です。そのため雨天の利用は、東京ミッドタウンからエントランスまでの間、車椅子は濡れます。

「21-21DESIGN SIGHT」内は、一部段差解消スロープを利用します。本展の場合、車椅子では展示室を一部逆流して鑑賞するルートになります。それでも全ての展示を車椅子で鑑賞することは出来ます。「ユーモアてん。」は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入場料が無料に減免されます。

「ユーモアてん。」の展示作品は多彩です。観る人の感性によって、面白いと思うかどうかが決まります。展示室の中央部にあるカーテンで囲まれた箇所は、18歳未満禁止の展示場です。

会場内に卓球台が置かれます。デザインされたラケットとボールがあり、自由に卓球で遊ぶことが出来ます。

この企画展のために製作されたと思われる、パネル群の壁面展示ゾーンがあります。車椅子からの鑑賞は可能。ひとつ一つ面白いでの、ゆっくり鑑賞することをお薦めします。

「ユーモアてん。」に参加して、心和む、または気持ちがひきたつかは、その人次第。会場は車椅子での鑑賞は可能です。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

東京ミッドタウン デザインハブ 車椅子利用ガイド バリアフリー事情

東京ミッドタウンにある「デザインハブ」は、ミッドタウンタワーの5Fに約100坪の展示スペースを有する、2007年に開設されたデザインネットワークの拠点です。

東京ミッドタウン全体のバリアフリー情報は、別稿「六本木 東京ミッドタウン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

「デザインハブ」は開催する無料企画展によって、人と社会、日本と世界を「つなげる」。展覧会に連動したセミナーやワークショップなどで、デザインを「ひろげる」。専門的な学びの場を提供して、デザイン人材を「そだてる」。この「つなげる」「ひろげる」「そだてる」の3つが、「デザインハブ」の活動目的です。

例えば、夏休みの人気企画は子供向けのワークショップ「キッズウィーク」。デザイナーが先生になって子どもにモノづくりを指導する夏休みの自由研究にぴったりな企画です。無料のワークショップもありますが、1000円程度の参加費をとる企画もあります。例年募集が始まるとすぐに満員になるそうです。

車椅子でのデザインハブへのアクセスルートは、ミッドタウンタワーのB1または1Fの左手奥にあるエレベーターの利用が便利です。B1のエレベーターの近くに、バリアフリートイレがあります。地下鉄駅からも、地下駐車場からも、外に出ないで行くことができます。

デザインハブ

「ミッドタウンタワー」4Fと「ガレリア」3Fが階段でつながり、そこには昇降機があります。この昇降機を利用するには、インターファンで管理事務所に連絡をして、スタッフに来てもらい操作をしていただきます。B1か1Fからの利用をお薦めします。

デザインハブ

「デザインハブ」のエントランス部は、やや距離のあるアプローチで、30mほど進むとメインの展示スペースに到着します。

デザインハブ

企画展によって場内のレイアウトは変わりますが、展示室はフラットな構造です。

東京ミッドタウン~デザインハブ

また手動ドアを通る必要はありますが「デザインハブ」内のトイレにも、バリアフリートイレがあります。

デザインハブ

メインの展示スペースの横、窓側には仕切られたスペースがあります。この「デザインハブ」に参加している機関のスペース、資料室、図書室などです。

参加している機関は、日本で唯一の総合的なデザインプロモーション機関「公益財団法人 日本デザイン振興会(JDP)」、デザインによる国際連携拠点「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」、グラフィックデザイナーの全国組織「日本グラフィックデザイナー協会」、学生作品の展示と発信「多摩美術大学 TUB」で、それぞれ、企画に連動したセミナーなどのイベント、あるいは日常的な活動の拠点として利用されています。

デザインハブ

図書室はメインの展示スペースから利用します。窓からは六本木の眺望が広がります。「デザインハブ」は、視覚的に開放的な空間です。

デザインハブ

デザインハブは車椅子で利用できるデザインネットワークの拠点です。

(本稿は22022年4月に加筆しました)

東京ミッドタウン港区立檜町公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

東京ミッドタウンの一角にある港区立檜町公園は、バリアフリーに整備された周回路があり、車椅子で散策できる日本庭園です。檜町公園のバリアフリー状況を紹介します。

東京ミッドタウン全体のバリアフリー情報は、別稿「六本木 東京ミッドタウン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

東京ミッドタウン~檜町公園

公園の周回路は傾斜があるルートですが車椅子で散策できます。周回路を外れると東屋の池を挟んだ反対側のビュースポットには、車椅子では苦戦するデコボコがあります。また一部に「飛び石」を移動するルートがあります。

東京ミッドタウン~檜町公園

周回路の傾斜の状況です。檜町公園は傾斜地にあり、東京ミッドタウン側が高台、池を挟んだ東屋側が低地です。東京ミッドタウン側を起点に車椅子で公園を一周すると、前半は下り坂、後半は上り坂になります。

東屋の横にトイレにバリアフリートイレがあります。

東京ミッドタウンの建設に伴い、港区立檜町公園はバリアフリーに整備されました。ミッドタウン開業にあわせて再公開されたのが2007年です。入園無料の公園ですが、メンテナンスが行き届いています。

港区立檜町公園の歴史を紹介します。元々は萩藩、毛利家の麻布下屋敷の庭園の一部で、現在の檜町公園よりもはるかに広い敷地のお庭があり、「清水亭」と呼ばれ江戸の名園として名高かったそうです。

東京ミッドタウン~檜町公園

御屋敷にはヒノキが多く植栽されていたため、麻布下屋敷の俗称が「檜屋敷」。そこで地名も「檜町」。町名改称でその名はなくなりましたが、公園の名称に名を残しています。

明治になり帝国陸軍の駐屯地になり、終戦後にGHQに接収されました。そして返還後、敷地の大半は防衛庁になり、防衛庁が市ヶ谷に移転し、東京ミッドタウンが開発されました。

檜町公園として最初に公開されたのは1963年です。防衛庁が市ヶ谷に移転したのが2000年なので、その間の40年近くは、一般的な知名度は高くはない公園でした。

今ではミッドタウン・ガーデンと一体になった、都心の癒しスポットとして人気です。周回路は東京ミッドタウン公式認定ジョギングコースの一部に指定されています。

東京ミッドタウン~檜町公園

春夏秋冬、季節のお花が庭を飾ります。桜の名所で、ミッドタウン・ガーデンに103本、檜町公園に44本の桜があるそうです。港区立檜町公園は、車椅子で春夏秋冬のうつろいを楽しめる公園です。

(本稿は2022年4月に加筆修正しました)