東京都港区六本木、東京ミッドタウン内の「21-21 DESIGN SIGHT」の展覧会です。会期は2021年12月21日から2022年5月8日まで。100年後の2121年をデザインから考えて可視化します。

参加者はデザイナー、アーティスト、研究者など多彩な顔ぶれ。各自が考える100年後が、展示室いっぱいに展示解説されています。

「2121年future In‐Sight展」は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。今回取材時は、事前予約は不要でした。

21-21 DESIGN SIGHTの展覧会は、エレベーターで地階へ移動してから、健常者は階段で展示室へ移動するところを、車椅子利用者は出口のスロープ路から逆流して展示室へ移動するルートになるのが一般的です。「2121年future In‐Sight展」は珍しくスロープ路からの観覧順です。車椅子で展示室内を逆流する必要がありません。

観覧後の退館ルートは、階段路とスロープ路の両方が利用できます。

展示室内はフラットな構造で、通路幅に余裕があります。ところどころに電線が敷かれてカバーの上が小さな段差になっていますが、気を付けて車椅子を移動させれば問題はありません。

一つひとつの100年後を丁寧に鑑賞すると、相当な時間が必要な展覧会です。

受付で「光の点滅がある展示があるので、刺激に弱い人は気を付けてください」と説明されました。暗幕で仕切られた暗い空間が、フラッシュを使用した展示です。
「2121年future In‐Sight展」は、車椅子で逆流せずに観覧できる展覧会です。









