今話題のユージン・スミス。彼の作品展「W・ユージン・スミスのみたもの」が、東京ミッドタウン内フィルムスクエアで開催されています。会期は11月5日から25日まで。入場は無料。事前予約制ではありません。
展示内容はユージン・スミスの代表的なシリーズから抜粋された作品。1948年の「カントリードクター」、1950年の「スペインの村」、1954年の「慈悲の人シュヴァイツァー」、そして1972年の「水俣」などから、約60点が展示されています。会場内はバリアフリー仕様。すべての作品は車椅子から鑑賞できます。
改めてユージン・スミスの作品をまとめて鑑賞できる機会です。そして展示解説を読むと、ユージン・スミスの人生を知ることが出来ます。複雑な生い立ち、強烈な戦争体験、「ライフ誌」での成功と挫折、家族との幸せな生活と破綻、経済的な成功と失敗。ユージン・スミスは波乱万丈な生涯をおくったアーティストです。
フジフィルムスクエア「W・ユージン・スミスのみたもの」は、彼の作品をダイジェストで回顧できると共に、彼の人生を知ることができる企画展です。