東京ミッドタウン「ストリートミュージアム2019」バリアフリー情報

恒例のストリートミュージアム。2019は3月15日から5月26日の間、東京ミッドタウンB1のメトロアベニューにて、2018年アートコンペ受賞作家6人の作品が展示されます。表現のジャンルや手法は様々ですが、2019は大型作品が多い。車椅子での作品鑑賞に大きな問題はありません。一部の作品を紹介します。

犬も元々は野生動物。本来ある生命の躍動を感じる作品です。人も犬も、自然に自由に生きる。作品から力強さを感じます。

出る杭は打たれても生きる。叩かれても負けない人は素晴らしい。出る杭となってモグラ叩きにあう人たちへの応援作品です。

偶然の一致は意味がある。ストリートミュージアムでの作品との出会いは偶然なのか、意味のある必然なのか。そして東京ミッドタウンに集う人たちにとって、この瞬間の意味は何なのか。作者は意味のある偶然の一致と解釈します。

普通の日は柔らかい。よく見ると、大変な手間がかかった刺繍がほどこされた大きな布。テーマは普通の日常生活。普通とは柔らかく、そして実は複雑に小さなことが積み重なった奇跡。

2019のストリートミュージアムは、例年よりも更に、車椅子から鑑賞しやすい作品が展示されています。

東京ミッドタウンの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

豊洲市場 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

豊洲市場は広いので、移動距離が長くなります。車椅子で行く見学コースの状況を紹介します。

豊洲市場

豊洲市場へのアクセスは「ゆりかもめ」の利用が最適です。ただしホームや車両が混みあうことがあるので、車椅子での乗車は時間に余裕をもって行動してください。

車利用の場合、現時点で最も近い有料駐車場は立体有料駐車場「千客万来駐車場」です。

千客万来駐車場

この駐車場の詳しい情報は、別稿「豊洲市場 江戸前場下町と千客万来駐車場 車椅子バリアフリー情報」をご覧ください。

豊洲市場は「水産仲卸売場棟」「水産卸売場棟」「青果棟」があります。アクセスはいずれの棟も「市場前駅」から繋がるデッキの利用が便利です。各棟の車椅子で見学可能なコースのバリアフリー状況を詳しく紹介します。

一般見学が可能な市場開放日は、棟により異なることがあるので、公表されている市場カレンダーで確認してください。

水産仲卸売場棟(3F)の状況です。「市場前駅」から繋がるデッキで「水産仲卸売場棟」へ向かいます。最初の入口は3F飲食店街。22店舗が入る豊洲市場最大のグルメフロアです。駅からデッキを通るルートおよび3Fグルメフロア内はバリアフリーで、車椅子での利用に問題はありません。同フロアにバリアフリートイレがあります。

豊洲市場

各店舗の車椅子利用の可否はそれぞれです。車椅子で利用しやすい広々したお店は少なく、カウンターやスペースに余裕のないテーブル席のお店が多い。人気店の行列は凄い。混雑と店内スペースの問題で、豊洲市場のグルメ店は、車椅子利用者には積極的にはお薦めできません。

水産仲卸売場棟(4F)の状況です。4Fは70店舗の物販専門店がならぶ「魚がし横丁」です。入口は棟の中央部まで進んだところ。ここまでで「市場前駅」改札からの距離は約500mになります。このフロアへの通常ルートは、3Fからエスカレーターの利用です。車椅子利用者は、入口付近にいる警備スタッフに声をかけてください。入口横にある業務用エレベーターで4Fへ上がります。4Fフロア内はバリアフリーで、バリアフリートイレは2か所にあります。ほとんどの物販店は車椅子で買い物は可能です。

水産仲卸売場棟(屋上)の状況です。水産仲卸売場棟の屋上は「屋上緑化広場」で一般開放されています。「市場前駅」からデッキを進むと、途中に屋上に上がるエレベーターがあり、車椅子で利用できます。広い水産仲卸売場棟の上を細長く続く「屋上緑化広場」です。フラットなので車椅子での散策は可能です。

豊洲市場

水産卸売場棟の状況です。デッキを通り「水産卸売場棟」まではフラットなバリアフリールートです。入口まで少し傾斜路になりますが、一般的な車椅子利用者には問題の無い傾斜角です。傾斜路の両脇には、高低2本の手すりが用意されています。ここにも飲食店街があり、22店舗が並びます。車椅子での利用は、水産仲卸売場棟3Fと同じ状況です。飲食店街の先に進むと、豊洲市場で一番有名な巨大マグロの像があります。その先はセリを見学できるデッキ。いずれもフラットで車椅子での移動、見学は可能です。見学フロア内にバリアフリートイレの用意があります。

青果棟の状況です。デッキを通り「青果棟」へ向かうルートもフラットで、車椅子での移動に問題はありません。「市場前駅」を起点にした場合、もっとも移動距離が短い棟です。2Fは1Fのセリを見学する「青果棟見学ギャラリー」です。ここもバリアフリー上の問題はありません。窓の位置は車椅子目線でも見学が出来る高さです。隣接する独立棟の1Fに店舗が4軒あり、内3店舗が飲食店です。デッキからエレベーターで下ります。店舗の混雑状況及び店内レイアウトの問題で、車椅子向きとはいえないお店です。

以上が豊洲市場見学コースのバリアフリー状況です。「市場前駅」を起点にして、全てを見学すると3km以上の移動距離になります。車椅子でのセリの見学は可能。「魚がし横丁」での買い物は可能。グルメ店での飲食は、そのお店次第です。

(本稿は2021年3月に加筆修正しました)

東京国立博物館特別展「両陛下と文化交流」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

トーハク特別展「御即位30年記念 両陛下と文化交流-日本美を伝える」は、2019年3月5日から4月29日まで、本館特別4・5室で開催されます。

会場は本館の1Fで、正面入口大階段の横が第1会場入口、本館1Fエレベーター乗降場所の先が第2会場入口です。

本展の観覧料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。第1会場入口で障害者手帳を提示して観覧手続きを行います。観覧券が渡されるので、第2会場には観覧券を提示して入室します。

他の本館の展示室と同様に、特別4・5室の出入口には小さな段差があります。慎重に車椅子で移動すれば問題なく乗り越えられる段差ですが、勢いよく行くと少し衝撃があります。出入口は車椅子でゆっくり進むように気をつけてください。

第1会場は宮内庁が所蔵する優品の展示です。展示品は前後期で一部入れ替えがあります。

前期の主な展示品は、東山魁夷の屏風絵、高村光雲の養蚕天女像、皇后陛下のイブニングドレスなど。皇室の御慶事に下賜された様々な「ボンボニエール」の展示もあります。

第2会場は両陛下のお写真を展示。天皇陛下幼少期のお写真もあります。

展示室は広くはなく、絶対的なスペースはそれほどありませんが、室内はフラットで段差はありません。ほとんどの展示品は車椅子から観覧可能です。極端な混雑がなければ、「両陛下と文化交流」は車椅子で観覧出来ます。

車椅子では出入口の小さな段差に気をつけてください。2つの会場の間にある本館エレベーターは、通常通り乗降できます。

別稿で「東京国立博物館 本館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。