国立新美術館「ウィーン・モダン」 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

ウィーンの世紀末文化と都市の近代化を幅広い視点で紹介する企画展です。国立新美術館はバリアフリー美術館。「ウィーン・モダン」は車椅子で鑑賞できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

日本・オーストリア外交樹立150周年記念「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」は、国立新美術館で2019年4月24日から8月5日の開催です。8月下旬からは大阪に巡回します。

国立新美術館は乃木坂駅と直結。連絡通路は屋根があるので、雨天でも濡れずに移動できます。六本木駅方面からは、東京ミッドタウン経由で地上へでます。ミッドタウンと国立新美術館の間の道路は、改修されて車椅子で通行しやすい歩道が整備されています。一般来館者の駐車場はありませんが、身体障害者手帳をもつ人に限り駐車場が利用できます。

車椅子でみる国立新美術館「ウィーン・モダン」展

会場の「企画展示室1E」は、1Fフロアでエレベーターを利用する必要はありません。バリアフリートイレは各階に複数箇所用意され、展示室内にもあります。1Fはテイクアウトのカフェがあり、フリーテーブルや椅子が多数用意されます。ミュージアムショップはB1、カフェは2F、レストランは3Fで、いずれもフラットな構造でスペースに余裕があるで、車椅子で利用できます。

国立新美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

車椅子でみる国立新美術館「ウィーン・モダン」展

「ウィーン・モダン」の観覧料は、障害者手帳等の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。展示会場入口で手帳を提示する運用です。

広い会場を大きく4つに分けた展示です。通路幅は広く、少々の混雑なら車椅子での移動、展示品の鑑賞に大きな問題はありません。

車椅子でみる国立新美術館「ウィーン・モダン」展

クリムト、シーレが活躍する19世紀末の展示は最後の第四部です。第一部は18世紀のウィーンの紹介から始まります。美術に限らず、ウィーンが近代化していく過程を、おおよそ年代順に紹介していきます。

展示品をジャンルに分けて紹介します。音楽関係ではモーツァルト、シューベルト、シエーンベルクなど肖像画、楽譜など。建築関係ではオットー・ヴァーグナーのデザイン画や建築模型など。ファッションではそれぞれの時代のドレスやアクセサリー。ティーポットなどの食器やパラソルなどの展示もあります。

車椅子でみる国立新美術館「ウィーン・モダン」展

展示の第四部は「1900年―世紀末のウィーン―近代都市ウィーンの誕生」。このコーナーで小品も含めてクリムトが47点、シーレが22点展示されます。クリムト1902年の作品「エミーリエ・フレーゲの肖像」は写真撮影可です。

車椅子でみる国立新美術館「ウィーン・モダン」展

展示室の出口は企画展のショップです。「ウィーン・モダン」のショップ内は、ある程度は通路幅があるので、極端に混雑していなければ車椅子で利用できます。

ウィーン文化の黄金期が生まれたプロセスや背景を知り、クリムト、シーレをみる企画展です。国立新美術館「ウィーン・モダン」展は、車椅子で観覧できます。

山種美術館「花・華」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

2019年、山種美術館は「広尾開館10周年記念特別展」として6本の企画展が開催されます。「奥村土牛」に続く第二弾は「花・Flower・華 -四季を彩る-」。2019年4月6日から6月2日の開催です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

花を題材にした名画を60点弱展示する企画展です。江戸時代の酒井抱一から、明治の菱田春草、昭和の横山大観、加山又造などなど。季節ごとの展示からテーマ別の展示へと会場は流れます。

日本画の展示会としては珍しいほど、華やかな企画展です。同じ花を描いても、画家による解釈やメッセージの違いが楽しめます。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

山種美術館は恵比寿駅から徒歩10分ほどの距離。目の前の道路はパーキングメーターが設置されています。

身障者専用1台分の駐車場があります。利用は事前予約制です。建物屋内駐車スペースですが、いったん外を通るので雨天は濡れます。また駐車スペースは狭く、停めにくい駐車場です。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

エントランスはフラット構造です。受付は1F、展示室はB1。バリアフリートイレは1Fにあります。1Fのカフェはフラット構造で車椅子での利用は可能です。B1の展示室内も段差はありません。B1のミュージアムショップは通路に余裕がなく、車椅子1台分の通行がギリギリです。それでも混雑していなければ、車椅子で利用できます。

山種美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

山種美術館「花・華」展は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。1F受付で手帳を提示して入館手続きを行います。

受付の先、左側に業務用の大型エレベーターがあります。エレベーターは1FとB1専用。問題なく車椅子で利用できます。

B1の展示室入口手前に「出品リスト」が置かれています。展示室入口のドアは自動ドアです。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

展示方法はオーソドックスな壁掛け展示です。広さにゆとりある鑑賞路から、車椅子で展示作品をみることができます。極端な混雑状況でない限り、車椅子での鑑賞に大きな問題はありません。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

展示の第一章は「春から夏、輝く季節」。桜、牡丹、花菖蒲、薔薇、百合、朝顔、向日葵などを題材にした、名だたる画家の作品が並びます。

第二章は「秋と冬の彩り、再び春へ」。なでしこ、桔梗、菊、椿、そして梅へと展開します。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

次のコーナーは「花のユートピア」。密度の濃い、知られざる花の名画が展示されます。

最後は「花と人」。人物とともにストーリ性のある花の絵画が展示されます。

鑑賞者の好みですが、この2つのコーナーは、特に見応えがあります。

車椅子でみる 山種美術館「花・華」展 バリアフリー情報

山種美術館「花・華」展は、理屈抜きで感覚的に楽しめる企画展です。日本画の鑑賞に慣れていない人にもお薦めします。

六本木ヒルズ「スター・ウォーズの日2019」車椅子参加ガイド バリアフリー情報

5月4日はスター・ウォーズの日。2019年は六本木ヒルズアリーナで公式イベントが開催されました。車椅子で参加した状況を紹介します。

イベントは11時から20時までの開催。六本木ヒルズアリーナは入場無料。ステージでのライブ、スタンプラリー、限定商品販売、ジュダイマスターアカデミーなどワークショップの開催ほか、様々な企画や展示が行われました。

1万6千人が参加したということ。六本木ヒルズには、スター・ウォーズの衣装で仮装したファンが大勢集結しました。

車椅子で行く六本木ヒルズ「スター・ウォーズの日2019」

5-4ということで、16時45分からスペシャルステージが始まり、17時04分にむけてカウントダウンがおこなれました。この時間帯のヒルズアリーナは大混雑。車椅子では立ち入ることが出来ません。少し離れた場所から、音を聞くのが精一杯です。

車椅子で行く六本木ヒルズ「スター・ウォーズの日2019」

混雑ピークの時間帯の前から、スタンプラリーは長い行列が発生。行列により通路が遮断されて車椅子での会場周辺の移動は困難でした。

会場自体はバリアフリーですが、六本木ヒルズ「スター・ウォーズの日2019」は、混雑により車椅子では直接的な参加が難しいイベントでした。それでも六本木ヒルズ全体に広がる雰囲気は楽しめます。

六本木ヒルズ全体のバリアフリー状況は、別稿「六本木ヒルズ商業ゾーン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。