東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」バリアフリー情報

昨年に続いての開催「日比谷フェスティバル」は、車椅子利用者でも気軽に参加できるイベントです。現地のバリアフリー状況を紹介します。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

2019年の日比谷フェスティバルは、4月26日から5月19日間の開催。ステージなどでのイベントが開催される「コア期間」は初日から5月6日までです。メイン会場はステップ広場で、1Fに特設ステージが設置されます。会場の周辺1Fはフラット構造で、階段の横にはエレベーターがあります。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

シンボルオブジェは昨年と同じ高さ4mの少女「フローラ」。光と音で演出するナイトショーが開催されます。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

車椅子で問題なくフローラに近づくことが出来ます。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

オープニングショーは2夜連続で総勢20人のパフォーマーが参加。コア期間には様々なパフォーマー100人で行うパレードが開催されました。いずれも観覧無料で車椅子での見学は可能です。ただし混雑には気をつけて下さい。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

東京ミッドタウン日比谷はバリアフリー施設です。「日比谷フェスティバル」は車椅子で参加できるイベントです。

東京ミッドタウン日比谷のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

東京都現代美術館・木場公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

2019年3月、大規模な改修をおえて東京都現代美術館が約3年ぶりにリニューアルオープンしました。隣接する木場公園と併せてバリアフリー状況を紹介します。最初にリニューアルによりバリアフリー化が進んだ箇所を紹介します。

東京都現代美術館

バリアフリートイレは全部で6か所あります。設備は多くのトイレで更新されました。下の写真は企画展示室2Fのバリアフリートイレです。ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

東京都現代美術館

また読者からの情報では、ベッドでの休憩や医療行為等が必要な障がいのある方は、救護室を利用させていただけるようです。詳しくは施設にご相談ください。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

企画展示室のエレベーターが1基増設され、1系統2基になりました。フロア別に開催される企画展の観覧では、1Fを基準階にして、2基を地階行きと上階行きに設定して運行します。

東京都現代美術館

1Fの中庭がパブリックスペースとして開放されました。ミュージアムショップの横に出入口があり、車椅子で中庭に出ることができます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

中庭は2Fにつながりますが、ここは階段ルートだけです。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

レストラン「100本のスプーン」が改装されました。フラット構造で余裕のあるスペース、主に家族連れの利用を想定したレストランですが、車椅子で利用できます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

施設中央部にミュージアムショップがあります。

東京都現代美術館

1Fのミュージアムショップ内の通路が、スペース的に余裕ができ、より車椅子で利用しやすくなりました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報B1の美術図書室もレイアウトの見直しなどにより空間的な余裕が生まれました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

貸出用の車椅子やベビーカーが多数用意されました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

以下、東京都現代美術館全般のバリアフリー状況です。

東京都現代美術館は最寄りの駅から徒歩10分程度の距離があります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

美術館専用の駐車場があります。身障者用駐車区画はリニューアル前と変わらず、屋外と地下に用意されます。

東京都現代美術館

屋外駐車場は屋根無しですが、エレベーターを利用せずにメインエントランスから館内に入ることができます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

地下駐車場は雨天でも濡れずに美術館を利用できますが、上下階移動は1基のエレベーターになります。

東京都現代美術館

専用駐車場へは三ツ目通りから左折で入ります。屋外の身障者用駐車区画を利用したい場合は、駐車場スタッフに申告してください。

地下駐車場を利用したい場合はそのまま地下へ向かいます。B1に3台分の身障者用駐車区画があります。

東京都現代美術館

地下駐車場を利用すると機械式ゲートで駐車券が発行されます。障害者手帳の提示で駐車料金が減免されるので、受付で手続きを行ってください。無料券を発行していただけます。地下駐車場から自動ドアを通り、美術館B2へ移動します。

東京都現代美術館

東京都現代美術館有料展の観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者2名まで無料に減免されます。展示室入口で手帳を提示する運用です。展示室は「コレクション展示室」と「企画展示室」があります。

東京都現代美術館

コレクション展示室のバリアフリー状況です。各フロアはフラットな構造で、上下階移動は1系統2基のエレベーターの利用。展示方法はその都度変わりますが、通常は車椅子で観覧できる展示です。

東京都現代美術館

企画展示室のバリアフリー状況です。企画展により設定は変りますが、基本構造はバリアフリーです。前出の通り、エレベーターが増設されました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

講堂や研修室のバリアフリー状況です。B2にある講堂や研修室を利用する場合は、1Fからの専用エレベーターを利用します。B2にもバリアフリートイレがあります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

屋外の状況です。リニューアルにより美術館の外側サインがデザイン変更されています。また屋外展示もあります。

東京都現代美術館

無料エリアですが、パークサイドエントランス周辺も見逃せないポイントです。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

次にパークサイドエントランスから「木場公園」へ。公園のバリアフリー概況を紹介します。

東京都現代美術館

木場公園は都立公園です。中央部に川があり北側エリアと南側エリアに分かれます。その両方に駐車場があり、木場公園駐車場は障がい者減免制度があります。また両エリアにある公衆トイレにはバリアフリートイレがあります。

東京都現代美術館があるのは北側エリアです。美術館を起点にして、目の前がフラットな未舗装路面の「多目的広場」、その横に「テニスコート」があります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

公園を南に進むと「イベント広場」があります。正面は階段ルートなので、車椅子は迂回してスロープ路を上ります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

その先に南北エリアを結ぶ「木場公園大橋」があり、車椅子で通行できます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

南側エリアのバリアフリー状況です。「木場公園大橋」を渡ると「噴水広場」があります。その左側は大型遊具がある未舗装の「南の冒険エリア」です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

舗装路を下ると右手は「入口広場」で、木材が浮かぶ「イベント池」があります。正面が広い芝生の「ふれあい広場」や「バーベキュー広場」、その横は「都市緑化植物園」です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

南側エリアは舗装路を通る限り車椅子での通行は可能です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

木場公園はバラの名所でもあります。バラ園の詳しいバリアフリー情報は、別稿「東京下町木場 車椅子で薔薇を楽しむバリアフリーな散歩道」を参照してください。

東京都現代美術館は車椅子利用者に優しいバリアフリー美術館です。隣接する木場公園は車椅子で散策できます。

(本稿は2022年8月に加筆しました)

三井記念美術館「円覚寺の至宝」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

日本橋の三井記念美術館「円覚寺の至宝」展を車椅子で鑑賞しました。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。「円覚寺の至宝 鎌倉禅林の美」は2019年4月20日から6月23日の開催です。

三井記念美術館への車椅子でのアクセスルートです。東京メトロ三越前駅からは地下通路で直結します。三井本館地階からエレベーターで1Fへ上がります。この地下通路はコレド室町ともつながります。したがってコレド室町の地下駐車場から地下で連絡します。日本橋駅からは地下通路はつながっていません。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

三井本館1Fアトリウムから美術館へ向かいます。ここに階段があり車椅子では昇降機の利用になります。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

昇降機の横にあるインターフォンでビル管理事務所に連絡します。スタッフが来て昇降機を操作していただけます。帰りも同じ要領です。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

昇降機で上った先を進むと美術館に直行するエレベーターが2基あります。7Fが三井記念美術館です。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

エレベーターホールの右手が受付です。「円覚寺の至宝」の観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。美術館有料エリアの入口で手帳を提示する運用です。

受付の手前に「映像ギャラリー」があります。バリアフリートイレはエレベーターホールから左に進むと1つ用意されています。トイレの先には「ミュージアムカフェ」と「ミュージアムショップ」があり、フラットな構造で車椅子での利用は可能です。通常は展示を鑑賞後に利用する流れになります。

三井記念美術館内には大小7つの展示室があります。フラットな構造でスペースに余裕があるので、車椅子での移動、展示の鑑賞に基本的な問題はありません。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

「円覚寺の至宝」の展示方法の紹介です。展示室1は重要文化財指定の木印や盆など、比較的小物の展示が多いコーナーです。展示に使用されるケースの多くが車椅子目線とほぼ同じ高さです。したがって車椅子からは、ほぼ横から鑑賞することになります。他の展示室では同種の問題はありません。

車椅子でみる三井記念美術館「円覚寺の至宝」展

7つの展示室の内、大きなスペースがあるのは1室、4室、7室です。展示室4と展示室7では、仏像や開祖の坐像など数多くの至宝が展示されます。展示は壁面ケースの中で、ガラス越しに正面から鑑賞します。いずれの展示も車椅子からの鑑賞できます。展示品の中、3点が国宝指定です。

「円覚寺の至宝」はイベントがある企画展です。土日祝を中心に「法話」「座禅」「座談会」などが開催されます。事前予約または当日先着順。参加費用は無料です。またこれらのイベント開催日には、受付の横で御朱印の受付が行われます。

一部に車椅子では横から見る展示がありますが、「円覚寺の至宝 鎌倉禅林の美」は車椅子で鑑賞できる企画展です。お寺の読みは「えんがくじ」です。

三井記念美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。