東京都中央区の「東京日本橋タワー」は、2015年に竣工したビルで、現在のところ1FとB1に商業店舗があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。
なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。
○日本橋交差点の新ランドマーク
35階建ての複合ビルです。B2には1300人収容可能なイベントホール。B1から3Fまでのフロアは商業施設。4Fと5Fはコンファレンスセンター。7Fから最上階35Fはオフィスビルです。
現在のところB1でグルメ店とカフェ、CVSが営業中。
地上階には独立棟で和紙の老舗「榛原」と、県アンテナショップ「ここ滋賀」が営業しています。
○車椅子でのアクセス
現時点では地下駐車場の一般営業はおこなっていません。
日本橋駅は改良工事中です。現時点では銀座線の日本橋駅から、地下で直結しています。
○施設のバリアフリー状況
B1と1Fのメイン動線はエスカレーターですが、エレベーターが1基用意されています。
また「ここ滋賀」内にもエレベーターがあります。
障害者用トイレは、B1商業フロアに用意されています。
○1F広場でイベント開催も
「榛原」の前から「高島屋新館」方面にかけて広いスペースがあり、これまでに様々なイベントが開催されています。
東京日本橋タワーの商業フロアは、車椅子で利用できるバリアフリー設計です。