安産祈願 水天宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

東京都中央区日本橋の水天宮は、2016年に建て直された免震構造バリアフリー設計の神社です。祈祷と一般的な参拝では、社殿へのルートが異なります。車椅子からみた現地の状況を詳しく紹介します。

 

〇境内の構造とアクセスルート

1Fが有料駐車場で2Fが境内、3F以上は待合室などがある構造です。

一般参拝ルートは階段で2Fの境内に上がります。

水天宮 車椅子参拝ガイド

その横の入口の先に、エレベーターが1基あります。このエレベーターは屋内駐車場から直結します。車椅子ではエレベーターで2Fへ上がります。

水天宮 車椅子参拝ガイド

1Fのエレベーター乗降口の近くに、障害者用トイレが1つ用意されています。

水天宮 車椅子参拝ガイド

〇境内のバリアフリー状況

エレベーターを下りると「神札所」などがある屋内空間に出ます。

水天宮 車椅子参拝ガイド

一般参拝の場合は、そのまま屋外の境内に進みます。この間はフラット路面で車椅子での移動に問題はありません。

水天宮 車椅子参拝ガイド

手水舎は車椅子では利用しにくい段差のある構造です。

水天宮 車椅子参拝ガイド

水天宮の社殿の参拝所は、一般参拝ルートでは8段の階段を上がります。車椅子では段の手前からの参拝になります。

祈祷をする場合は、待合室から屋内スロープを通り社殿内に移動できます。したがって駐車場を利用して祈祷をする場合は、雨天でも全く濡れずに参拝ができます。

 

〇境内の参拝スポット

本殿の他に、境内にはお参りスポットがあります。

弁財天は日本橋七福神の一つ。

水天宮 車椅子参拝ガイド

狛犬はブリジストン創業者が奉納した逸品。

水天宮 車椅子参拝ガイド

子宝犬に安産子育河童と並ぶ境内です。

水天宮 車椅子参拝ガイド

2016年に生まれ変わったバリアフリー神社です。参拝所は段の上ですが、水天宮は車椅子でお参りが出来ます。

(本稿は2020年5月に執筆しました)

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝 七神社のバリアフリー情報

日本で一番巡拝が短時間でできる七福神です。距離的には車椅子で七神社を巡ることができます。ただし、段差があり車椅子では参拝が難しい神社もあります。車椅子からみた各社のバリアフリー状況を紹介します。

〇茶ノ木神社(布袋尊)

ビルの谷間にある神社で、周囲はフラットな舗装路面です。ただし参拝所は2段の上。車椅子では上がりにくい間隔の段差があります。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇小網神社(福禄寿)

趣のある社殿です。短い参道の入口に小さな段差があります。ここはその気になれば車椅子で乗り越えられます。

参拝所は一段上がりますが、段の手前からのお参りでも問題はありません。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇椙森神社(恵比寿神)

読み方は「すぎのもり」です。境内へのルートは3カ所あり、内一カ所は2段の段差があります。駐車場からのルートは、少し急なスロープ、もう一つの入口は小さな段差があります。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

参拝所は2段の上で、車椅子では上がりにくい間隔の段です。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

富塚は車椅子でお参りが出来ます。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇末廣神社(毘沙門天)

参道の入口に2段の段があり、更に参拝所は4段の上です。末廣神社は、一般的な車椅子利用者の参拝は困難です。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇笠間稲荷神社(寿老神)

境内への2カ所に入口の内、一つは段差路、もう一つは小さな段差なので車椅子で乗り越えることができます。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

参拝所は段差なくお参りができます。お稲荷様なので境内にはお狐様がいます。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇松島神社(大国神)

ビルの中に組み込まれた神社で、バリアフリーです。車椅子で問題なく参拝ができます。手水舎も車椅子で利用できます。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

〇水天宮(弁財天)

正確には水天宮の境内に鎮座する「宝生弁財天」です。エレベーターで2Fへ上がり、そのままフラットな舗装路面を通り、車椅子でお参りができます。

水天宮

賽銭箱は低い段差の上にありますが、段の手前からお参りできます。

日本橋七福神めぐり 車椅子で巡拝

七福神の中で、バリアフリーなのは松島神社と水天宮です。そしてもっとも苦労するのは末廣神社です。

(本稿は2020年5月に執筆しました)

三井記念美術館 令和二年の「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

東京都中央区日本橋「三井記念美術館」の「三井家のおひなさま」を車椅子で観覧しました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

本展の会期は2020年2月8日から4月5日までです。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

○日本橋の恒例イベント

春を告げる毎年開催されるイベントです。

令和2年の企画は「特別展示 かわいい御所人形」。第5展示室から第7展示室にかけて、江戸時代から昭和までに製作された、おびただしい数の御所人形が展示されています。

もちろん例年通り、三井家歴代の雛人形の展示もあります。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

○エントランスは昇降機で

三井記念美術館のエントランスは階段で、車椅子では昇降機の利用になります。

昇降機の横にあるインターフォンで、ビル管理室に連絡をして、警備スタッフに昇降機を操作していただきます。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

帰りも同様に昇降機の利用をお願いします。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

○美術館のバリアフリー状況

美術館専用エレベーターで7Fへ上ります。

美術館入口手前には、三井記念美術館を紹介するガイダンスビデオが放映される部屋があります。あまりスペースに余裕はありませんが、混雑していなければ車椅子でのビデオ鑑賞は可能です。

トイレは7Fのパブリックスペースにあります。とても綺麗な障害者用トイレが用意されています。ユニバーサルベッドはありません。

パブリックスペースにはミュージアムショップと喫茶があります。喫茶はランチメニューもあり、店内は車椅子で利用出来るテーブル席です。

三井記念美術館は障害者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。受付で手帳を提示して減免措置を受けます。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

○展示のバリアフリー状況

令和2年の展示は、展示室1と2の展示ケースから三井家の雛人形が展示されています。

展示ケースの高さは、ほぼ車椅子からの目線の高さに等しく、車椅子からの鑑賞は人形を真横から見る角度になります。立って上から見るよりも、むしろよく鑑賞できるかもしれません。

展示室内の移動ルートはフラットでスペースに余裕があります。車椅子での移動に大きな問題はありません。

雛人形、御所人形、すべての展示作品は、車椅子で鑑賞できます。

「三井家のおひなさま」車椅子観覧ガイド

「三井記念美術館」の「三井家のおひなさま」は、車椅子で鑑賞しやすい企画展です。