福祉施設製品の専門店 吉祥寺「マジェルカ」バリアフリー情報

東京都武蔵野市吉祥寺の「マジェルカ」は、「障がいのある方々が作る雑貨専門のセレクトショップ」です。2011年に西荻窪で開業され、2014年7月、吉祥寺に増床移転。現在ではネットショップも開業されています。

ショップは「吉祥寺中通り」にあります。吉祥寺駅から徒歩8分の案内です。来店者用の駐車場はありません。

個性的なお店が続々と出店している吉祥寺中通り。商業ゾーンが西に向かって伸びています。ショップがある場所は、吉祥寺中通りの西側、三鷹よりです。駅からショップまではフラットな舗装路なので、車椅子での移動は可能です。

ショップは路面店で、出入口はスロープですが小さな段差があります。ドアは手動で開閉式です。

店内の通路は車椅子で移動できる幅は確保されていますが、快適に移動できるほどのスペース的な余裕はありません。混雑すると、車椅子での店内移動は苦戦します。

地階は有料で貸し出すレンタルギャラリーになっています。エレベーターはなく階段のみです。

全国の障がいのある人が働く福祉施設で製作された、魅力ある雑貨を仕入れて販売されています。商品は多種多彩。一つ一つが手作りなので、訪れるたびに違う商品に出会えます。逆に言えば、この前あった商品があるとは限りません。

例えば、バッグ類やTシャツなどのファッション系の商品。かなり目立つ個性派デザインもありますが、そうでもない無難なデザインの商品もあります。何があるのか、行ってみないと解らないのが魅力です。

「マジェルカ」の商品は、一つしかない手仕事品です。好き嫌い、買うか買わないかは別にして、見て面白い商品であることは間違いありません。来店客の多い人気ショップです。

吉祥寺「マジェルカ」は、混雑すると車椅子では苦戦するスペースですが、魅力的な商品が並ぶ楽しいショップです。

井の頭公園のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。吉祥寺散策の参考にぜひご覧ください。

(本稿は2019年11月に加筆修正しました)

武蔵野市立吉祥寺美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都武蔵野市、吉祥寺の街中にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

吉祥寺伊勢丹新館の7Fに2002年に開館した「吉祥寺美術館」。伊勢丹の撤退が2010年。年月が経ちましたが「元伊勢丹」と呼ばれることが多い場所です。現在の呼び方で正しいのは「FFビル」か「コピス吉祥寺A館」です。美術館は滅多に混みませんが、コピス吉祥寺はベビーカーのお客さんが多く、エレベーターが混むことがあります。

「吉祥寺美術館」は車椅子での利用に大きな問題はない、バリアフリー美術館です。エレベーターで7Fへ上がります。無料エリアにスペースが広いバリアフリートイレがあります。観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

常設展、企画展、両会場ともフラット路面のバリアフリーな展示空間です。小規模ですが品の良い上質なアートスペースです。展示替え期間は休館になるので開館カレンダーを確認して利用してください。

館内が混みあうことが少ない美術館で、ゆっくり静かに展示室内を鑑賞できます。その分、騒いでしまうタイプの障がいのある人と一緒のときは気を使います。この点はご注意ください。

企画展は年間5~6本開催されます。常設展は2つの展示室。浜口陽三氏の銅版画「浜口陽三記念室」と、萩原英雄の木版画「萩原英雄記念室」があります。

どちらも小規模な記念室ですが、凛とした空気が流れる上質な美術空間です。車椅子で訪れる価値はあります。どちらの展示にも、特別な地元意識はありませんが、小さなロビーの壁面には、吉祥寺北口駅前風景の絵が飾ってあります。吉祥寺は上質な美術館がある町です。

武蔵野市立吉祥寺美術館は、車椅子で観覧できる施設です。

(本稿は2017年12月の取材に基づいています)

お隣の三鷹駅の駅ビルにある「三鷹市美術ギャラリー」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

吉祥寺駅北口 ゾウのはな子像 バリアフリー情報

東京都武蔵野市、吉祥寺駅の北口にゾウのはな子像はあります。現地のバリアフリー状況とはな子の歴史を紹介します。

2016年に亡くなった井の頭自然文化園のゾウのはな子。2017年5月に像が完成しました。設置場所は吉祥寺駅北口ロータリーの一角です。それほど大きな像ではないので、駅北口に降り立っても、パッと目に入りません。

北口のバス停群を東に進み、信号のある最初の横断歩道でロータリーを北上してください。そこに像があります。車椅子での鑑賞に大きな問題はありません。

井の頭恩賜公園は2017年で開園100年。「はな子像」の設置には100周年記念の意義もあります。

井の頭公園は未だにあまりバリアフリーではなく、ルートを下調べしないと車椅子では苦戦します。トイレの新設など少しずつ改良は行われていますが、現在のところ大幅なバリアフリー改修はありません。

はな子には3つのストーリーがあります。タイの王国および篤志家による戦後日本の復興支援の象徴であったこと。事故により殺人象と批判されたこと。そして動物園での劣悪な飼育環境が国際的に問題になったこと。「はな子像」には、何もそのような解説はありません。

戦争による国家の破たんと復興への国際援助。娯楽と動物愛護の価値観の変遷。環境意識の高まり。学ぶことが多々ある「はな子」の物語です。

(本稿は2017年12月に執筆しました)