42年間過ごした住居兼アトリエ 岡本太郎記念館 観覧ガイド

東京都港区南青山の岡本太郎記念館は、岡本太郎氏の住居兼アトリエを公開している施設で、靴を脱いで上がる段差構造です。車椅子での観覧はできません。

展示鑑賞空間はお庭と1F、そして2Fです。バリアフリートイレはありませんが、短距離の歩行が可能な方は、お庭と1Fの見学は可能かもしれません。現地の状況を紹介します。

岡本太郎記念館

岡本太郎記念館は有料施設です。観覧料の障がい者減免制度は案内されていません。お庭の見学だけでも入場券が必要、と書かれています。受付は館内入口の段差の手前にあります。お庭では作品と植栽が楽しめます。

岡本太郎記念館

お庭の彫刻の案内板があります。お庭だけで10作品が展示されています。

岡本太郎記念館

アプローチからお庭を見ると、そこから太郎ワールドが始まります。

岡本太郎記念館

アプローチから段差なくお庭へつながりますが、スペースに余裕がありません。車椅子でお庭へ出るには、デコボコに乗り上げなくてはなりません。

岡本太郎記念館

お庭の奥まで進むと、スペースに余裕がでます。

岡本太郎記念館

見上げると2Fバルコニーから太陽の塔が顔を出しています。アトリエ兼住居の設計は、ル・コルビュジェの愛弟子である太郎の友人坂倉準三氏。デザインが楽しめる建築物です。

岡本太郎記念館

1Fへは玄関口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、靴を袋に入れて持参し、段差を上がり入ります。この行動が可能な方は、1Fの観覧ができます。1Fはミュージアムショップと一般トイレ、応接室とアトリエがあります。

岡本太郎記念館

応接室の展示は見応えがあります。

岡本太郎記念館

その奥にあるアトリエ内も、太郎ワールドが展開されます。

岡本太郎記念館

階段を上がることができる方は、2Fが観覧できます。

岡本太郎記念館

2Fは展示室が2室あり、今回取材時は「企画展 赤と黒」が開催されていました。会期は2022年3月18日から7月18日までです。

岡本太郎記念館

2Fに記念撮影ができる、太陽の塔が展示されています。

岡本太郎記念館

岡本太郎記念館はバリアフリー施設ではありません。障がいの状況に応じて、無理のない範囲で見学してください。

近隣の「根津美術館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。是非ご覧ください。

(本稿は2022年4月に執筆しました)

プラダ青山「ロール・プレイ」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都港区南青山のプラダ青山店5Fで展覧会が開催されています。「ロール・プレイ」とは、アーティストが「ロールプレイングや分身の創造、自己の拡散などを切り口として、個人の本質や表向きの人格の追求とその理解に迫」ること。5人のアーティストによる5つの作品が公開されています。観覧は無料。2022年3月11日から6月20日までの開催です。

プラダ青山「ロール・プレイ」展は車椅子で観覧できます。来店者用の駐車場はありません。表参道交差点から徒歩3分。プラダ青山店1Fエントランスから入店します。

ドア付近にいるスタッフに「ロール・プレイ」観覧希望を伝えて下さい。案内をしていただけます。簡単な記帳をして、エレベーターで5Fへ上がります。

展示会場はフラットでスペースに余裕があります。そして青い光のインスタレーションで飾られています。車椅子で作品を観覧できますが、澤田知子氏の作品は展示ケース内に平面的に展示されています。高さがあるので、車椅子からは少し鑑賞しにくい展示です。

プラダ青山

他の作品は車椅子で観覧できます。エレベーターも作品の一つです。展覧会のポスターに掲載されているジュノ・カリプソ氏の作品は、ラスベガスの地下8ⅿにある大豪邸に一人で寝泊まりをしながら撮影された「ロール・プレイ」です。

プラダ青山

プラダ青山はヘルツォーク&ド・ムーロン氏の設計。「ロール・プレイ」は、ブランドイメージを象徴するデザイン建築物の中で開催されている展覧会です。

表参道交差点の近くにある複合文化施設「青山スパイラルガーデン」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年4月に執筆しました)

青山 スパイラルガーデン 桶田コレクション展 バリアフリー観覧情報

東京都港区南青山のスパイラルガーデンで、現代アートのコレクターである桶田夫妻のコレクション展「OKETA COLLECTION: THE SIRIUS」が開催されています。会期は2022年4月9日から24日まで、観覧は無料です。

桶田夫妻のコレクション展は今回で5回目です。タイトルの「シリウス」は地球上から見える最も明るい恒星。今輝いている若手アーティストの作品が公開されています。

スパイラルガーデンの入口は段差構造なので、車椅子ではカフェの横のスロープから会場に入ります。

桶田コレクション展

アトリウムには山口歴氏の大型作品が展示されています。

桶田コレクション展

アトリウムから逆走して、入口付近の展示を車椅子で鑑賞できます。

桶田コレクション展

螺旋スロープは車椅子で通行できます。

桶田コレクション展

スロープから2Fのスパイラルマーケットへ移動することができます。

桶田コレクション展

スパイラルマーケットの反対側から階段で下りる箇所にあるスパイラルガーデンの展示は、段差解消スロープがないので車椅子では鑑賞できません。入口付近の階段の手前から見上げて鑑賞します。

桶田コレクション展

スパイラルガーデンのバリアフリー状況は、別稿「青山 スパイラルガーデン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

(本稿は2022年4月に執筆しました)