伝統工芸 青山スクエア 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都港区、青山通りに沿いにある「伝統工芸 青山スクエア」は、日本各地の伝統的工芸品を展示販売する施設です。車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

伝統工芸 青山スクエア 

○施設の概要

1974年に制定された「伝産法」に基づき、経産省指定の伝統的工芸品232品目を展示販売する施設です。

運営は一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会で、商品は定期的に入れ替わり、常時130品目、3,500品程度が展示販売されています。

池袋メトロポリタンプラザにあった「全国伝統的工芸品センター」が前身で、この青山の地に移転したのが2012年です。

伝統工芸 青山スクエア 

○アクセスの状況

来場者用の駐車場はありません。

青山一丁目駅から徒歩3分の案内です。青山方面からアクセスすると、アップダウンの少ないルートです。赤坂方面からは、坂道を上ります。

エントランスに段差があります。段差解消箇所は正面からみて左側です。

伝統工芸 青山スクエア 

○店内のバリアフリー状況

出入口のドアは自動ドアです。店内はフラットで段差はありません。

実用的な工芸品が並ぶ「常設展示」。その時々で企画される「特別展示」。実演で職人の熟練の技を見る「匠コーナー」などがあります。

店内の通路は車椅子で移動出来る幅が確保されています。車椅子で利用できないコーナーはありません。

トイレはビル供用で、障害者用トイレはありません。

青山通りに沿いにある「伝統工芸 青山スクエア」

青山通りに沿いにある「伝統工芸 青山スクエア」

○展示販売の様子

「全国各地の伝統的工芸品が一堂に集まる日本唯一のギャラリー&ショップ」です。

販売される商品は、高額の逸品から百円単位の商品まであります。買わずに見るだけでも問題はありません。

買い物をする場合は、友の会への入会が検討事項です。入会金・年会費は無料。ポイントは5%の還元率。次回の利用から1ポイント1円で使用できます。年間10万円以上の利用でプラチナ会員になると、ポイントが10%になります。

全国各地の伝統的工芸品が一堂に集まる日本唯一のギャラリー&ショップ

伝統工芸 青山スクエアは、障害者用トイレはありませんが、車椅子で利用出来る施設です。

車椅子で行く シェアグリーン南青山 バリアフリー情報

期間限定営業で2018年10月にオープンした「シェアグリーン南青山」は、植栽があふれる開放的な空間を車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

○表通りから一歩奥へ

徒歩でアクセスするルートは、西側青山霊園前から駐車場へのルートを通ります。ここが傾斜路で歩道が未整備。車椅子での移動は可能ですが、気をつけて走行してください。

東側からのアクセスルートは、最後に段差があるので車椅子では使えません。

シェアグリーン南青山

○駐車場あり

専用の有料駐車場があります。障害者用駐車区画は、駐車場の最も奥に1台分用意。店舗の利用で駐車料金の減免サービスがあります。

シェアグリーン南青山

○施設内はバリアフリー

アプローチからシェアグリーン南青山へ。ここから先は基本的にはバリアフリーです。正面左手の珈琲店の中に、障害者用トイレの用意があります。

シェアグリーン南青山

○リノベーションした施設

次の開発計画が決まるまでの土地活用で、倉庫をリノベーションした施設です。したがってバリアフリー施設ですが、車椅子での利用上の注意点はあります。

シェアグリーン南青山

○芝生広場は通行可能

約1haある施設の中央部は広い芝生広場。各種イベントの会場にもなります。本物の芝生ですが、それほど凹凸はひどくありません。多少ガタゴトはしますが、乾燥した状態なら車椅子での通行は可能です。

シェアグリーン南青山

○店舗入口は段差解消スロープ

店舗は元倉庫なので、完全なフラット構造ではなく、入口はスロープです。「ソルソパーク」は店内通路がやや狭く、混雑していると車椅子での通行は苦戦します。

シェアグリーン南青山

○フリーテーブルエリアは混雑次第

施設正面右手側は、植栽に飾れた「ワークガーデン」というフリーテーブルエリアです。その手前にはペアで利用できるウッドチェアを配置。このエリアは空いていれば問題なく車椅子で利用できますが、混みあうとスペースがなく車椅子での移動に少し苦労します。

シェアグリーン南青山

○北側公園へのルートは段差あり

隣接する公園に抜ける北側の門の先は、未舗装路で急坂、段差もあります。北側出入口は車椅子では通行できません。

シェアグリーン南青山

基本は車椅子で利用できるバリアフリー施設です。徒歩でのアクセスルートと、混雑時の利用には気をつけてください。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展」バリアフリー情報

「テクニカル北斎展」は、伊藤忠青山アートスクエアで2019年1月17日から2月16日までの開催。技法の秘密や現代の浮世絵師の作品を展示する無料の企画展です。

会場内はほぼフラット、車椅子で見学可能です。

○車椅子での行き方

アートスクエアへの通常ルートは階段です。車椅子での行き方は2通り。駐車場から会場裏のドアから入るルートと、2018年に新設されたロング昇降機を利用するルートです。いずれも初めての利用では戸惑うので、事前にアートスクエアに問い合わせて利用方法をよく確認してください。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

○北斎の技法を知る

展示内容は、大きく3つに分類されます。

一つは名画「赤富士」を題材にした、北斎の技法の解説。製作の工程などからその技の凄さを理解します。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

○摺りたての復刻版

次は、誰でも知っている北斎の名画の数々を、現代の彫師、摺師が復刻。摺りたての鮮やかな浮世絵が展示されます。

浮世絵の技術を継承する活動をおこなっているのは「アダチ伝統木版技術保存財団」です。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

○現代のアーティストの作品

最後のコーナーは、技術を継承している現代のアーティストにより創造された浮世絵の展示。これは面白い。観る価値のある現代浮世絵アートです。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展

車椅子での会場へのアクセス方法が分かり難いので、事前に確認することをお薦めします。会場内は、車椅子での見学は可能です。