青山 スパイラルガーデン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「spiral」は東京都港区南青山、表参道交差点の近くにある複合文化施設です。開館は1985年。9階まであり、上層階にはヘアーサロン、ヨガスタジオ、エステティックサロン、ネイルサロンなどが営業しています。

1Fにイベントが開催される「スパイラルガーデン」、カフェ、ショップ。2Fはおしゃれな雑貨がならぶ「スパイラルマーケット」があります。様々なイベントが開催されるスパイラルガーデンを中心に、車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。なお今回取材時はスパイラルガーデンで「明日は何色?」展が開催されていました。

スパイラルガーデン

スパイラルのエントランスは青山通りに面しています。下の写真の奥にみえるのは駐車場の入口です。

スパイラルガーデン

青山通りの歩道からの段差解消箇所があります。車椅子ではここからエントランスに向かってください。

スパイラルガーデン

出入口は手動ドアですが、今回取材時は開放されていました。出入口はフラットで広く、車椅子で問題なく通行できます。

スパイラルガーデン

スパイラルガーデンの入口は階段です。車椅子ではカフェの横のスロープからスパイラルガーデンに上がります。

スパイラルガーデン

カフェの奥にあるスロープから、受付を経由せずに、そのままスパイラルガーデン内に入ります。

スパイラルガーデン

下の写真はスパイラルガーデンの奥からの様子。左側が正規階段ルートからの入口、右側が車椅子用スロープからの入口です。

スパイラルガーデン

スパイラルガーデン1F内はフラットな構造です。車椅子で問題なく移動できます。

スパイラルガーデン

スパイラルガーデン

円形の壁面に沿って、スパイラルなスロープがあり、2Fへ通じる構造です。

スパイラルガーデン

スロープの入口は段差のない構造です。またスロープの傾斜角度は緩く、車椅子で通行できます。

スパイラルガーデン

スロープからスパイラルガーデンの展示を観覧できます。

スパイラルガーデン

2Fへ上がる箇所もスロープに段差はありません。

スパイラルガーデン

2Fはスパイラルマーケットです。フラットな構造で通路幅は余裕があるお店で、車椅子で利用できます。バリアフリートイレは、2Fスパイラルマーケットに用意されています。綺麗なトイレですが、オストメイト、ユニバーサルベッドはありません。

スパイラルガーデン

スパイラルのエレベーターは1系統2基。写真右側が車椅子対応エレベーターです。

スパイラルガーデン

スパイラルマーケットの青山通り側は、スパイラルガーデンの中二階に連結します。ここは階段で段差回避スロープはありません。

スパイラルガーデン

下の写真は、スパイラルガーデンの1Fと中二階の階段の様子です。1Fからも中二階へは車椅子では行くことが出来ません。

スパイラルガーデン

車椅子では行くことが出来ない、踊り場にも展示がありました。

スパイラルガーデン

様々イベントが開催されるスパイラルガーデンは、中二階は段差構造ですが、1Fの車椅子観覧は可能です。

南青山の住宅街に2020年に開館した「ヨックモックミュージアム」の詳しいバリアフリー情報を別稿鋼で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年11月に執筆しました)

ヨックモックミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都港区南青山の住宅街に、2020年に開館した美術館です。メインコレクションは「ピカソ セラミック」。500点以上の作品を蒐集した「ヨックモックコレクション」が、様々な企画展を通じて紹介されます。

表参道駅から徒歩9分の案内。骨董通りと六本木通りの間です。それなりの大きさがある建物ですが、住宅街の中に溶け込むような外観デザインなので、初めての人は分かり難いかもしれません。

ヨックモックミュージアム

来館者用の駐車場は身障者用も含めてありません。車利用の場合は、近隣の有料駐車場やパーキングメーターの利用になります。

ヨックモックミュージアムは、B1、1F、M1、2Fの構造で、車椅子ではエレベーターで上下階移動します。

エントランスは1Fの一部しか見えない構造です。道路から建物への移動箇所は段差がありますが、簡易スロープが設置されています。

ヨックモックミュージアム

正面の階段はM1への階段です。M1にはカフェとライブラリーそしてミュージアムショップを兼ねたお店と、中庭があります。M1は無料公開スペースです。

ヨックモックミュージアム

正面左側が館内への入口です。自動ドアを通るとすぐに受付窓口があります。エレベーターは、ドアの手前の右側にあります。美術館のエレベーターは、この1基だけです。

ヨックモックミュージアム

ヨックモックミュージアムは観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

1Fには受付しかありません。通常の見学ルートは、受付の先にある階段を下りて、B1の展示室に移動します。

車椅子の場合は、受付を済ませた後に、ドアから外に出てエレベーターを利用します。このエレベーターは、乗降場所が無料公開スペースになる1FとM1は、通常は乗ることが出来ない設定になっています。受付のスタッフにロック解除操作をしていただいてエレベーターに乗り込み、B1展示室へ移動します。エレベーターのかごは小型ですが、リクライニング起こせば大型車椅子でも収容するサイズです。

エレベーターでB1へ下りると、そこはB1展示室の出口になります。展示室内に入り、展示室を横断すると、正規階段ルートの入口に行きます。館内スタッフから、そのような正規の順序での観覧を薦められました。フロア内に段差はなく、車椅子で問題なく観覧できます。

B1展示室の観覧の後は、一般来場者もエレベーターを利用して2F展示室へ上がります。車椅子でも同様です。

2F展示室は自然光が入る開放的な展示室です。このフロアも車椅子で問題なく観覧できるバリアフリー仕様です。

一般来場者は、ここからエレベーターで1Fへ下りるか、屋外の中階段を利用してM1へ下りるかの選択になります。

車椅子ではもちろんエレベーターを利用します。そしてM1フロアでエレベーターを降りれば、中庭とお店に立ち寄ることができます。中庭は小さな空間です。そこにハナミズキが植栽されています。

ヨックモックミュージアム

中庭からお店の入口にかけて、フラットな路面で車椅子での移動に問題はありません。手動ドアを開けて店内に入ります。

カフェの店名は「カフェ ヴァローリス」。ヴァローリスはフランス南部の町で、ピカソがセラミック制作に挑戦した町です。

店内はフラットで、車椅子で利用できます。カフェはテーブル席。小さなミュージアムショップとピカソライブラリーの通路は、車椅子で移動できる幅があります。

ヨックモックミュージアム

M1からは通常は階段で地上に下ります。車椅子では、スタッフにエレベーターのロック解除操作をしていただいて、1Fへ下ります。今回取材時は、カフェのスタッフから受付のスタッフに連絡をしていただけました。

バリアフリートイレの状況です。B1のエレベーター乗り場の横に、バリアフリートイレが1つあります。スペースは一般的なサイズで、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

ヨックモックミュージアム

2Fにはバリアフリートイレを兼ねるサイズの大きい個室トイレが1つあり、一般的なサイズの車椅子なら利用可能です。M1のお店内のトイレは、男女別一般トイレのみです。

雰囲気が良い素敵な美術館です。1FとM1では、エレベーターの利用にスタッフの手を煩わせてしまいますが、ヨックモックミュージアムは車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

南青山の「岡本太郎記念館」の情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年1月に執筆しました)

ジ アーガイル アオヤマ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都港区北青山ベルコモンズの跡地に、2020年開業した施設です。

物販店、飲食店、ホテル、オフィスなどで構成される複合施設で、一般商業フロアは1Fと2Fです。

1Fの青山通りに面したお店は、ベーカリーとファッション。それぞれ独立した出入口がある構造で、歩道から段差なく入店できます。

ジ アーガイル アオヤマ 

ジ アーガイル アオヤマ 

青山通り側のメインエントランスは階段です。

ジ アーガイル アオヤマ 

外苑西通り側のエントランスは、段差がありません。自動ドアを通過して、車椅子でビル内に入ることができます。

ジ アーガイル アオヤマ 

その先の右側にエレベーターホールがあり、2基のエレベーターが設置されています。2Fのレストランへのアクセスは、このエレベーターの利用になります。

ジ アーガイル アオヤマ 

階段のメインエントランスを上がると、このエレベーターホールに入ります。

ジ アーガイル アオヤマ 

外観が緑化されたエントランスが印象的です。

ジ アーガイル アオヤマ 

一般商業店舗の数は多くはありませんが、「ジ アーガイル アオヤマ」は車椅子で利用できる施設です。

期間限定営業「シェアグリーン南青山」の情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年12月に執筆しました)