シェアグリーン南青山 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

期間限定営業で2018年10月にオープンした「シェアグリーン南青山」は、植栽があふれる開放的な空間を車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

徒歩でアクセスするルートは、西側青山霊園前から駐車場へのルートを通ります。ここが傾斜路で歩道が未整備。車椅子での移動は可能ですが、気をつけて走行してください。東側からのアクセスルートは、最後に段差があるので車椅子では使えません。

専用の有料駐車場があります。身障者用駐車区画は、駐車場の最も奥に1台分用意。店舗の利用で駐車料金の減免サービスがあります。

アプローチからシェアグリーン南青山へ。ここから先は基本的にはバリアフリーです。正面左手の珈琲店の中に、バリアフリートイレがあります。

次の開発計画が決まるまでの土地活用で、倉庫をリノベーションした施設です。したがってバリアフリー施設ですが、車椅子での利用上の注意点はあります。

約1haある施設の中央部は広い芝生広場。各種イベントの会場にもなります。本物の芝生ですが、それほど凹凸はひどくありません。多少ガタゴトはしますが、乾燥した状態なら車椅子での通行は可能です。

店舗は元倉庫なので、完全なフラット構造ではなく、入口はスロープです。「ソルソパーク」は店内通路がやや狭く、混雑していると車椅子での通行は苦戦します。

施設正面右手側は、植栽に飾れた「ワークガーデン」というフリーテーブルエリアです。その手前にはペアで利用できるウッドチェアを配置。このエリアは空いていれば問題なく車椅子で利用できますが、混みあうとスペースがなく車椅子での移動に少し苦労します。

隣接する公園に抜ける北側の門の先は、未舗装路で急坂、段差もあります。北側出入口は車椅子では通行できません。

基本は車椅子で利用できるバリアフリー施設です。徒歩でのアクセスルートと、混雑時の利用には気をつけてください。

近隣にある「国立新美術館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年11月の取材に基づいています)

青山 スパイラルガーデン「CITIZEN 100周年展」バリアフリー情報

青山「スパイラルガーデン」で、2018年12月7日から16日まで開催された「CITIZEN 100周年展」は、車椅子で参加できるイベントでした。短期間で終わるのがもったいないほどの展示内容です。

スパイラルガーデンのエントランスは段差がありますが、スロープに改修された箇所があります。館内に入るとレストランがあり、その右側は段差ルート、左側がスロープルートです。スロープを上がるとメインの展示会場へ着きます。

展示会場内は車椅子で利用できるスパイラルスロープで2Fに繋がります。2Fの店舗スペースはフラット構造。青山通り側にエレベーターがあります。

下りスロープルートで進みたい場合は、逆にエントランスからすぐにエレベーターを利用して2Fへ上がり、店舗スペースを抜けて展示会場2Fへ行き、スパイラルスロープで1Fへ下ります。

メイン展示会場のインスタレーションのコンセプトは「光と時」。吹き抜け空間を活かしたアートです。

スパイラルガーデン1Fの出入口近くには、シチズンショップがオープン。100周年記念モデルなど、選りすぐりの時計が展示販売されています。

想像以上に車椅子で利用しやすいイベントでした。表参道「スパイラルガーデン」は、バリアフリーに改修された施設です。

スパイラルガーデンのバリアフリー情報は別稿をご参照ください。

伊藤忠青山アートスクエア「テクニカル北斎展」バリアフリー情報

※伊藤忠青山アートスクエアは2021年3月に閉館しました。以下は2019年の状況です。

「テクニカル北斎展」は、伊藤忠青山アートスクエアで2019年1月17日から2月16日までの開催。技法の秘密や現代の浮世絵師の作品を展示する無料の企画展です。会場内はほぼフラット、車椅子で見学可能です。

アートスクエアへの通常ルートは階段です。車椅子での行き方は2通り。駐車場から会場裏のドアから入るルートと、2018年に新設されたロング昇降機を利用するルートです。いずれも初めての利用では戸惑うので、事前にアートスクエアに問い合わせて利用方法をよく確認してください。

展示内容は、大きく3つに分類されます。一つは名画「赤富士」を題材にした、北斎の技法の解説。製作の工程などからその技の凄さを理解します。

次は、誰でも知っている北斎の名画の数々を、現代の彫師、摺師が復刻。摺りたての鮮やかな浮世絵が展示されます。浮世絵の技術を継承する活動をおこなっているのは「アダチ伝統木版技術保存財団」です。

最後のコーナーは、技術を継承している現代のアーティストにより創造された浮世絵の展示。これは面白い。観る価値のある現代浮世絵アートです。

車椅子での会場へのアクセス方法が分かり難いので、事前に確認することをお薦めします。会場内は、車椅子での見学は可能です。