吉田正音楽記念館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

茨城県日立市にある入館無料の施設です。開館は2004年。山頂に建つ5フロア構造の建物で、太平洋を見渡す眺望も楽しめます。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

吉田正音楽記念館

「かみね公園」の山頂部にある施設です。急坂を上がり駐車場に向かいます。記念館の前に来館者用の広い無料駐車場があります。身障者用駐車区画は、エントランスの近くに屋根なしで2台分用意されています。駐車場から記念館のエントランスまでは、ほぼフラットな舗装路面です。車椅子での移動に問題はありません。

吉田正音楽記念館

記念館の出入口は自動ドアです。1Fはホールと受付、ミュージアムショップ、映像シアターがあります。フロア内はフラットで、車椅子で問題なく利用できます。

吉田正音楽記念館

バリアフリートイレは1Fにあります。ウォシュレット付き便器と、折り畳み式のユニバーサルベッドが備えられています。

吉田正音楽記念館

2Fから4Fまでが展示室、5F は展望カフェのフロアです。メインの移動ルートは階段で、建物中央部にエレベーターが1基あります。スペースに余裕があるエレベーターで、大型の車椅子でも利用可能です。

吉田正音楽記念館

各展示室内に段差はありません。また車椅子から見難い、気になる展示は特にありませんでした。どのフロアも、吉田メロディーが流れます。

吉田正音楽記念館

吉田正氏はビクターの専属作曲家でした。数々のヒット曲は、すべてビクターから発売になっています。各展示室の壁面展示は、曲名が刻まれたビクターの犬の像が、ずらりと並びます。

有料のミュージックプレーヤーを借りて、ビクター犬の像の曲名部にセンサーをかざすと、その曲がヘッドフォンで聞ける仕掛けです。歌詞もみることができるそうです。

吉田正音楽記念館

入館無料ですが、吉田正音楽記念館は、綺麗でバリアフリーな、車椅子ですべての展示を観覧できる施設です。

日立市のシーサイドリゾート「鵜の岬」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年11月に執筆しました)

水戸芸術館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

シンボルタワー、劇場、コンサートホール、アートギャラリーなどで構成される、茨城県水戸市の市制100周年を記念して1990年に開館した文化施設です。バリアフリーの概念が広まる以前の設計ですが、改修や運用の工夫により、車椅子で利用できる施設になっています。

水戸芸術館

水戸駅からは1.6kmの距離。アクセスは車が便利です。

地下有料駐車場がありますが階段の利用になるため、屋外に身障者専用の駐車場があり、利用予約を受け付けていただけます。HPに案内がある、水戸芸術館事務局に電話で申し込みます。

利用日と時間帯を決めて電話を入れると、スタッフが駐車スペースの空き状況を確認します。空いていれば名字と電話番号を聞かれます。以上で予約が完了します。

利用当日、利用者の名字が貼られたパイロンが駐車スペースに置かれます。それを自分で移動して駐車します。

水戸芸術館

予約できる駐車スペースがある場所は、シンボルタワーの足元にある、大型バス用の駐車場の奥です。側道から入るアクセスルートになります。

身障者用としてブルーラインになっているスペースが2台分用意されています。どちらも幅の広い駐車スペースです。

水戸芸術館

車椅子は、身障者用駐車スペースがあるシンボルタワー側からのアクセスが推奨されています。

水戸芸術館

水戸芸術館

シンボルタワーの横から広場の横を通行します。

水戸芸術館

そのまま「カスケード」の横を通過します。

水戸芸術館

直進すると水戸芸術館入口がありますが、ここは手動ドアです。

水戸芸術館

その手前のコーヒーラウンジに入るドアが自動ドアです。車椅子はこのドアからの入館が推奨されています。

水戸芸術館

バリアフリートイレの状況です。バリアフリートイレは2ヵ所あります。1つは身障者用駐車スペースからみて、「カスケード」の反対方向、左方向に進む先です。

もう1つは、館内の2Fにありますが利用に注意が必要です。2FのトイレはACM劇場の出入口付近、通常時はロープで進入禁止になっているゾーンにあります。

水戸芸術館

今回取材時はスタッフが同行して案内していただけました。

水戸芸術館

シンボルタワーのバリアフリー状況です。シンボルタワー「塔」の出入口はスロープがあり、展望室にはエレベーターで上がります。車椅子で利用できる施設です。また入場料の障がい者減免制度があり、水戸市及び近隣の市町村にお住いの障がい者と介助者は、入場料が無料に減免されます。

水戸芸術館

ホールと劇場のバリアフリー状況です。「コンサートホールATM」と「ACM劇場」は、基本的には車椅子利用ができると案内されています。また「車椅子ご利用のお客様、盲導犬、介助犬ご同伴のお客様は、指定の座席へのスムーズなご案内のためご予約時にお知らせください。」と案内されています。詳細はプログラム毎に確認してください。

水戸芸術館

エントランスホール2Fには、国産のパイプオルガンが設置されています。

水戸芸術館

現代美術ギャラリーのバリアフリー状況です。今回取材では「現代美術ギャラリー」の特別展を観覧しました。現代美術ギャラリーの観覧料は障がい者減免制度があり、住所に関わらず本人と介助者1名が無料に減免されます。エントランスホール1Fのチケットセンターで障害者手帳等を提示して入館手続きを行います。

現代美術ギャラリーは2Fにあります。ギャラリーの受付は1F。そこから階段で2Fへ上がるのが通常ルートです。車椅子はエレベーターを利用します。エレベーターで2Fへ上がると、乗降口はドアが閉められています。またそこを出ると、会場の出口にでます。したがって、1Fからスタッフの誘導に従い、エレベーターを利用して会場入口に向かってください。帰りも同様に、出口付近のスタッフに声をかけて誘導を受けてください。

水戸芸術館

現代美術ギャラリーの展示室内は、フラットでスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。一部の展示室は高い天井がガラス屋根で、自然光が入る構造です。

水戸芸術館

駐車場の手配、会場への案内など、スタッフの手を煩わすことになりますが、水戸芸術館の主な文化施設は車椅子で利用できます。

水戸芸術館

常陽銀行が無料公開している貨幣や経済の資料館「常陽史料館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年11月に執筆しました)

JA水戸農産物直売所「つちっこ」車椅子買物ガイド バリアフリー情報

茨城県水戸市の農産物直売所です。開業は2000年。今回取材時は営業しながら改修工事が行われていました。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

アクセスは車が便利です。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

駐車場には横幅に余裕がある身障者用駐車区画が3台分用意されています。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

駐車場から店舗エントランス周辺及び店内にかけて、車椅子での通行の障害になる段差はありません。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

店舗横にトイレ棟がありますが、バリアフリートイレはありません。ご注意ください。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

店舗は中規模ですが、店内通路は車椅子で移動できる幅があります。混雑していなければ、車椅子で買い物ができる直売所です。

地場産品に加えて仕入れ品も多く、今回取材時はボリューム感のある品ぞろえが印象的でした。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

来客が多く、ひっきりなしに車や自転車が駐車場に入ってきます。「つちっこ」は地元の人に人気の、車椅子で買い物ができる農産物直売所です。

JA水戸農産物直売所「つちっこ」

水戸の老舗酒造「明利酒類」の資料館兼直売所「酒の資料館別春館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年11月に執筆しました)