水戸 酒の資料館別春館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

酒の資料館 別春館 車椅子で行く水戸 バリアフリー情報

茨城県水戸市の「酒の資料館 別春館」は、水戸の老舗酒造「明利酒類」の資料館兼直売所です。1Fは車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

江戸時代から続く老舗酒蔵の観光直売所です。とても大規模な酒蔵で、隣接して大規模な製造工場が建ち並びます。

多種多様な製品を製造販売していますが、清酒のトップブランドは「副将軍」。数々の賞を受賞している名酒です。そういうことでアイコンは水戸黄門さまです。

アクセスは車が便利。広々した駐車スペースがあります。

「別春館」建物入口には巨大な黄門さまが、にこやかなお顔で杖と印籠をお持ちです。足元には日付プレートが設置されています。記念撮影用の巨大黄門さまです。

「別春館」の入口には大きな「副将軍」の暖簾。その手前には、ちょっとした和のお庭の装飾も施されて良い雰囲気。「別春館」という名は、酒を愛した黄門さまが「杯の中には別の春が入っている」と語ったという伝承が由来です。

酒の資料館は建物の2Fで残念ながら2Fへは階段のみ、車椅子での見学は出来ません。また館内のトイレはバリアフリーではありません。

もともと酒蔵館だった建物をそのままの雰囲気で活用しているので、段差構造なのは仕方がありません。

1Fは直売所で、車椅子で利用できるフラットな構造です。清酒では「大丈夫」など他のブランドもあり。焼酎も製造しています。そして自慢は梅酒。梅酒品評会で第一位を受賞した名酒ということです。

試飲があります。今回取材時の試飲方法は、希望するジャンルをお店スタッフに相談すると数種類試飲を出していただける運用でした。お薦めの梅酒を、とリクエストすると3種類の梅酒を試飲させていただけました。団体客の場合、違う運用方法になると思います。

大きな老舗の酒蔵です。この「別春館」は水戸の観光振興役立ちたい、という思いで1998年に開館したということです。恒例のビッグイベントは「蔵開き」。3月の最終土曜日が開催日です。

酒好きから、梅酒派の方まで。「酒の資料館 別春館」は1F売り場は車椅子で利用できます。

JA水戸の農産物直売所「内原のめぐみ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2018年4月の取材に基づいています)