群馬県 道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

赤城山麓、前橋市の道の駅です。道の駅登録になったのは1995年で、施設全体が現在のバリアフリー水準ではありません。車椅子で利用する場合の注意点など、現地の状況を紹介します。

一般的な道の駅の在り様とは異なる施設です。広い敷地の北側が商業施設、南側は牧場、中央部は川が流れる渓谷のような地形で、車椅子での横断は困難です。東西2エリアに分断された構造で、それぞれに駐車場があります。

東側エリアにレストハウス、西側エリアに産直ショップがある構成です。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

東側エリアのバリアフリー状況です。東側には大型アスレチックがある遊具エリア、キャンプ場、その先にはポニーなどが飼われる牧場エリアがありますが、アップダウンやデコボコがある未舗装地帯なので、車椅子での移動は困難です。

駐車場に隣接したモニュメントがある付近と、レストハウス「まきば」は、車椅子で利用可能です。

レストハウスは、カレー、ラーメン、アイスなどが中心のテイクアウトコーナーのような施設です。レストランや食事処という雰囲気でありません。テイクアウトして屋内の簡易テーブルでいただきます。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

西側エリアのバリアフリー状況です。直売所「さんぽ道」と、シンボルである風車、そして芝生広場、その先に牛が放牧される牧場があります。西側エリアのほうが施設の中心で、駐車場は大きく用意されています。ただし全体的に老朽化した施設で、段差やデコボコ箇所が多々あります。

道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡

公衆トイレの前に、1台分身障者用駐車区画があります。トイレにはバリアフリートイレが2つ用意されています。駐車場もトイレも、2020年4月時点では、設備の老朽化が目立ちました。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

直売所の店内はフラットで、通路幅は一般的なサイズ、車椅子で利用できます。他にテイクアウトの出店などがあり、フリーテーブルが置かれるゾーンがあります。この商業エリアは、それでもなんとか車椅子で利用できます。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

シンボル風車がある公園エリアは、行くまでの通路に段差やデコボコが多く、ショップ側からの出入口は、柵があり狭く、かつ急な傾斜路面箇所があります。風車の周囲は舗装路がありますが、園内のほとんどは未舗装路面で、車椅子で牧場方面へ進むのは力が必要です。車椅子では、無理のない範囲で、牧歌的な風景を楽しむようにしてください。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡は、赤城山麓の自然を楽しめる施設ですが、バリアフリー水準は今どきではありません。車椅子では無理のない範囲で利用して下さい。

前橋市荻窪町の「道の駅赤城の恵」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年4月に執筆しました)

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県前橋市、赤城山の南面にある1,000本の桜と菜の花のコラボレーションが楽しめる公園です。園内は舗装散策路が整備され、車椅子でお花を鑑賞できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお赤城山山頂付近のバリアフリー状況は、別稿「赤城山 山頂周辺の車椅子観光ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

桜並木が約1.3km続く「赤城南面千本桜」の通りに隣接して整備された公園です。公園内には37種類の桜が多数植栽され、園内からはトータルで約1,000本の桜が楽しめます。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

赤城南面千本桜はソメイヨシノが中心ですが、みやぎ千本桜の森公園の桜は、八重桜系、枝垂れ桜系、海外の品種など多彩です。また菜の花の植栽エリアがあり、様々な桜色と菜の花の黄色が織りなす風景を楽しむことができる公園です。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

例年「赤城南面千本桜まつり」の期間は大混雑となり、駐車場は有料になります。混雑の状況により利用の実際は変わりますが、公園の入口に近い第一駐車場に、屋根なしで身障者用駐車区画が数台分用意されています。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

この駐車場が公園の低地部です。駐車場から坂道を上がりながら、桜と菜の花を楽しむ散策になります。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

公園内のメイン散策路は、緩やかな傾斜の舗装路で、園内を蛇行するルートで整備されています。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

一般的な体力がある人なら、車椅子でみやぎ千本桜の森公園内をすべて散策することができます。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

赤城南面千本桜は狭い車道の両脇に並ぶ並木です。開花シーズンは交通量が多いので、車椅子で車道を通行するのは安全ではありません。また並木の下の散策路は未舗装でデコボコが激しく、車椅子での通行は困難です。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

赤城南面千本桜も含めて、車椅子ではみやぎ千本桜の森公園内から桜を楽しむことをお薦めします。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

菜の花とのコラボレーションが楽しめます。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

バリアフリートイレの状況です。公園内の公衆トイレに、バリアフリートイレが1つ用意されています。2020年4月時点では、ウォシュレットなどの快適設備はない、シンプルなトイレです。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

ソメイヨシノの寿命は、生育環境にもよりますが70年前後が一般的です。終戦後に植栽された赤城南面千本桜は、そろそろその時期がきます。みやぎ千本桜の森公園は、新しい花の名所として整備された、車椅子で散策ができる公園です。

赤城山 みやぎ千本桜の森公園 車椅子利用ガイド

赤城山の麓にある「カネコ種苗ぐんまフラワーパーク」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年4月に執筆しました)

群馬県 道の駅あぐりーむ昭和 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県昭和村の道の駅「あぐりーむ昭和」は、2011年に開業した段差のない構造の施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅 あぐりーむ昭和

昭和村は野菜王国を自認する農業が盛んなエリアです。あぐりーむ昭和は、赤城山の西側、関越自動車道の昭和ICからすぐの場所にある、農産物直売所と地元の食材を活かした食事処がメインの施設です。

道の駅 あぐりーむ昭和

駐車場には屋根なしで身障者用駐車区画が2台分あります。駐車場から施設までは、段差が全くないフラット構造です。

道の駅 あぐりーむ昭和

道の駅 あぐりーむ昭和

直売所は「旬菜館」。中規模なお店で、通路幅は一般的なサイズ、店内はフラットな構造で、混雑していなければ車椅子で買い物が出来ます。

地場産野菜は夏場がピークですが、通年なんらかの地場産品が並びます。販売台の高さは低めなので、車椅子からの目線に合います。

道の駅 あぐりーむ昭和

食事処は2軒あります。「農家レストラン」は定食やラーメンなど、農家がつくる一般的なご飯がテーマ。食券制セルフサービスのお店です。可動式のテーブル席なので、セルフサービスに対応できれば、車椅子で利用できます。

道の駅 あぐりーむ昭和

もう一軒は蕎麦とうどんの「ことぶき亭」で、地元の名物「大根そば」などがいただけます。席は小間上がり座敷席と、蕎麦屋によくある小型サイズのテーブル席があります。

道の駅 あぐりーむ昭和

無料で利用できる屋内型足湯があります。段差があり、靴を脱いで利用するので、車椅子では利用が難しい構造です。つかまり立ちができる人でも利用は難しく、短距離の歩行移動と立ち座りが出来る人は利用できます。

道の駅 あぐりーむ昭和

トイレ棟にバリアフリートイレが1つ用意されています。一般的な広さのトイレです。

他には「旬菜館」に併設してテイクアウトのクレープとアイスの店、「農家レストラン」に併設してお土産コーナー、そしてその奥に有人の観光案内所があります。いずれも車椅子での利用は可能です。

道の駅 あぐりーむ昭和

道の駅 あぐりーむ昭和

周囲には収穫体験ができる農場があり、施設の裏手からは美しい山並みが眺望できます。あぐりーむ昭和は、練馬インターから122kmの地にある、自然に囲まれたバリアフリー施設です。

赤城山の山頂周辺のバリアフリー観光情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年4月に執筆しました)