京都を代表する観光地、嵐山。車椅子から見た主な観光スポットのバリアフリー状況を紹介します。

〇トロッコ嵯峨駅のバリアフリー状況
車椅子で利用できます。駅舎のエントランスは段差構造ですが、段差回避スロープが用意されています。

駅舎内はフラットな構造で、トロッコ列車の車椅子乗車は可能です。バリアフリートイレは駅舎内にあります。

19世紀ホールやジオラマ京都JAPANなどの付帯施設も、車椅子で利用できます。


〇嵐電嵐山駅のバリアフリー状況
駅前は「はんなりほっこりスクエア」で、バリアフリートイレがあり、ほとんどの店舗は車椅子で利用できます。名物の友禅ポールは車椅子で見学できます。

ただしエレベーターはなく、2Fは車椅子では利用できません。

〇天龍寺のバリアフリー状況
車椅子で拝観できる範囲は限定されます。観覧料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が100円減免されます。
境内への参道はデコボコが多く、車椅子での通行に苦労します。車両通行路を中心に通行するしかありません。
境内で車椅子拝観できるのは、庭の一部だけです。大方丈、書院、多宝殿は段差構造で車椅子での拝観は困難です。
庭園内の散策路も段差路があり、竹林の道方面へは車椅子では通行できません。

〇竹林の道のバリアフリー状況
竹林の道は車椅子で通行できます。ただし野宮神社の境内は、入口に段差があり車椅子では通行できません。

天龍寺の境内は車椅子では通り抜けが出来ないので、車椅子では同じ道を行って戻る観光になります。

〇渡月橋のバリアフリー状況
車椅子で歩道を通行できます。対岸の公園は未舗装路面ですが、デコボコが少ない硬い路面なので、車椅子で移動できます。橋に近い舗装路面のエリアからでも、渡月橋の全景を楽しむことが出来ます。

車椅子での嵐山観光は、天龍寺が苦戦します。ほかの主な観光スポットは車椅子で利用できます。
(本稿は2020年3月の取材に基づいています)