東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内東京都写真美術館で開催されている、3Fと2Fの展示室を使用した二部構成の展覧会です。会期は2021年5月18日から8月15日まで。コロナ対策で一時中断されましたが、6月から再開しました。観覧の日時予約制度が導入されています。
篠山紀信氏60年間の創作活動の大回顧展です。3Fに71枚。2Fに45枚の写真が展示されています。
「新・晴れた日 篠山紀信」の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。1F総合受付で障害者手帳を提示して無料観覧券を発券していただきます。
東京都写真美術館はバリアフリー施設です。エレベーターがあり、バリアフリートイレは各階に用意。3Fと2Fの展示室内はフラットな構造です。

「新・晴れた日 篠山紀信」の展示は、オーソドックスな壁掛け展示です。写真は大型の作品が多く、車椅子から問題なく観覧できます。
3Fが1960年代から1970年代の作品。2Fが1980年代以後の作品が展示されます。観覧順は3Fからが推奨されています。
3Fの入口で「作品解説」の冊子をいただけます。展示室内には何も解説がなく、作品とタイトル、そして番号だけが展示されています。この冊子を読みながら作品を鑑賞する趣向です。冊子の解説は篠山紀信氏本人が書き下ろしています。
最初の作品は1967年の「天井桟敷一座」。寺山修司氏が主宰した前衛劇団が、三浦半島の磯浜で狂宴している一枚です。60年代の熱気が写し出されています。
3Fの最後、特設コーナーで展示されるのは「明星」の表紙を飾った若きスターたちの写真。ピンクレディー、山口百恵、天地真理などの笑顔が輝く8枚が展示されます。フィンガー5と桜田淳子の6ショットもあります。

2F作品群のテーマは多種多彩。用いている技術も多種多様ということ。篠山紀信氏のテーマと、カメラの技術の変化と進化が伝わるシリーズ作品が並びます。
作品の解釈は自由ですが、「作品解説」の冊子を読みながら鑑賞すると、作者の意図が正確に理解できます。
東京都写真美術館の2フロアで展開される大規模な展覧会です。「新・晴れた日 篠山紀信」は、車椅子で観覧できます。
東京都写真美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。
(本稿は2021年7月に執筆しました)