車椅子で行く東京都美術館~障害のある方のための特別鑑賞会

東京都美術館

東京都美術館で企画される「特別展」は、開催期間中の月曜日に「障害のある方のための特別鑑賞会」が開催されています。申し込めば駐車場の利用も可能です。特別鑑賞会の実際について、詳しく紹介します。

東京都美術館~障害のある方のための特別鑑賞会

○障害者手帳本人と介助者1名まで

東京都美術館は月曜日が休館日。「特別展」開催期間中の休館日の一日に開催されるのが「特別鑑賞会」です。対象は各種の障害者手帳を持っている人と介助者1名まで。もちろん鑑賞無料です。

最近では午前と午後に入場を分けた二部制にして、各回350名の受付になっています。それを超えた応募があった場合は抽選になる、と告知されています。申し込み先着順ではなく抽選です。まだ外れた経験がないので、抽選に外れた時にどういう案内が来るのかは分かりません。

東京都美術館~障害のある方のための特別鑑賞会

○事前申し込み方法

鑑賞には事前の申し込みが必要です。以前は形式的には申し込み制をとっていましたが、実際には申し込まずに当日に行っても大丈夫でした。駐車場利用にいたっては、事前申し込みの必要さえなかったのですが、大改修後に開催された2012年夏の特別展の障害者デーの申し込みが殺到して混乱したため、それ以後は運営がかっちりとなりました。

申し込み方法の詳細は特別展毎のHPにあります。指定の期日までにきちんと指定の項目を書いて、申込みフォームで送ります。メールか葉書で事前申し込みを行うことも出来ます。

後日、参加許可書的な葉書が送られてきます。当日そのハガキと手帳をもって来場します。ただし葉書は忘れても、手帳があれば、申し込み台帳を照合して確認してもらえます。そういう参加者を目撃したことがあります。

駐車場の利用も来館予定時刻を記載の上、事前申し込みが必要です。駐車場への入路は、トーハクの前、藝大の横の狭い道に勇気をもって入っていきます。案内板はありません。

東京都美術館

○ゆっくり快適に車椅子で鑑賞

このイベントの特徴は、絶対的な入場者が少ないため、ゆっくり鑑賞できることです。人気の特別展で、通常は人の頭越しに作品を鑑賞するような特別展でも、本当にゆっくり鑑賞できます。

更に観客が少ないので、解説をしてくれる学芸員の方も、わりと手持無沙汰な感じでいらっしゃるので、質問したいことがあれば聞きやすい雰囲気です。イヤホンガイドレンタルは、通常通り営業しています。手話通訳付きのワンポイント説明会も開催されます。

また車椅子利用の方が多いことに備えて、通常の来客者用のエレベーター以外に、業務用のエレベーターを稼働させて、スムーズな上下階移動に備えてくれています。

東京都美術館~障害のある方のための特別鑑賞会

○休館日なので他の施設は休み

休館日に開催されますので、東京都美術館内のレストランや他の展示会はお休みです。ついでに他の公募展もみたいと思う方は、その展示会が当日開催されているか、HPなどでよく確認してください。また上野公園にある周りの施設も、月曜日は休館が多いのでご注意ください。

 

興味のある特別展があり、かつ特別鑑賞会の日に時間がとれる方はぜひご利用ください。付き添いの方の記名は不要です。ご家族でなくとも、ヘルパーさんでもOKです。