車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

館林の魅力は「つつじまつり」だけではありません。車椅子で利用出来る観光施設として「つつじ映像学習館」「つつじが岡公園菖蒲園」「製粉ミュージアム」「茂林寺」「館林県立美術館」を、ショップとして「農産物直売所ぽんぽこ」のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお「つつじまつり」の詳細は、別稿「車椅子で行く館林つつじまつり バリアフリー情報」をご覧ください。

「つつじ映像学習館」

○2015年10月開館

「つつじが岡公園」の「つつじが岡ふれあいセンター」内に誕生した施設です。200インチスクリーンの3D映像と、ミストと風を組みあわせた4Dシアター。椅子も振動し、風が出ます。

40席の小さなシアターで、最前列の端に1台分車椅子用のスペースがあります。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○アクセスルートのバリアフリー状況

「つつじまつり」期間以外は、公園は空いています。駐車場は無料、入園も無料。公園内はバリアフリールートが確保されています。

車椅子で施設建物内へは、正面または裏側からスロープを上ります。

バリアフリートイレは「フードコート」の横、設備は新しいトイレです。

建物内のスロープ通路を上ると「つつじ映像学習館」の入口に到着します。

4Dシアターの入口手前には、ツツジパネルやツツジのベンチ、ハイテク系ツツジの絨毯等の展示があります。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○障害者減免制度あり

「つつじ映像学習館」の入館料金は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

4Dシアターの上映スケジュールは、週末で30分毎。平日は1時間毎。その日の上映スケジュールを確認してご利用下さい。

上映終了後の退出ルートは、健常者は階段ルート。車椅子利用は入口戻ってスロープルートでの退出になります。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

「館林つつじが岡第二公園 菖蒲園」

○車椅子で楽しめる無料菖蒲園

「ツツジ」で有名な「館林つつじが岡公園」にある「菖蒲園」です。大規模な菖蒲園ですが、段差やオフロードに悩まされることなく、ほぼ全体を車椅子から眺めることが出来ます。ただし園内にかかる木道に車椅子で乗り入れる際には、多少の段差があります。また奥の菖蒲園をしっかり見るには、オフロードに車椅子を乗り入れる必要があります。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○車椅子でのアクセス方法

「館林つつじが岡公園」は無料駐車場が複数箇所用意されていますが「第二公園 菖蒲園」に近くて便利な駐車場はありません。近い駐車場が「尾曳駐車場」か「三の丸南面駐車場」で、いずれも菖蒲園までは500mはあります。

その間のルートは車椅子でも通行可能なバリアフリールートです。公園内を散歩して駐車場から菖蒲園に向かってください。

園内の公衆トイレにはバリアフリートイレが併設されています。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

「製粉ミュージアム」

○明治の建物がバリアフリーに

日清製粉が2012年にオープンした「製粉ミュージアム」は、館林駅西口の駅前に建つバリアフリー施設。製粉に関すること、日清製粉の社歴に関することを学ぶミュージアムです。

元々は段差のある建物ですが、スロープとエレベーターを後付設置して、車椅子での見学を可能にしています。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○アクセスと入館料

電車利用の場合は、ホーム橋上の改札へエレベーターで上り、西口出口にエレベーターで下ります。

車の場合は、隣接地に5台分の駐車スペースがあります。他に「製粉ミュージアム」が提携している民間駐車場「タイムズ館林本町」が駅東口側にあります。

入館料の障害者減免制度はありません。入館手続きをすると施設パンフレットとともに、アンケート用紙が渡されます。帰りにこのアンケートに感想を記入して提出すると、記念品がいただけます。これは現時点での運用です。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○車椅子見学の流れ

最初の建物は新館です。入口近くは、受付、ロッカー、トイレなどのパブリックスペース。バリアフリートイレはここにあります。

新館は開業時に新築された建物なので、今どきのバリアフリー設計。展示内容は小麦製粉の歴史と製粉方法などです。

新館の隣が本館で明治時代の旧本社事務所棟。このミュージアムの開設にあたり、曳家工法での免震化と、バリアフリー化が施されました。建物内の床面は、部屋の出入口にデコボコはありますが、注意して移動すれば車椅子での館内見学は十分に可能。展示内容は、日清製粉の社歴や創業者の紹介など。

中庭は綺麗な小さな日本庭園になっています。園内にはバリアフリールートが整備され、車椅子で一周することが出来ます。

日本庭園の奥に独立棟で休憩室があり、お弁当をいただくなど、飲食が出来るフリースペースとなっています。この休憩室のトイレには、バリアフリートイレはありません。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

「分福茶釜の茂林寺」

○アクセスルートのバリアフリー状況

アクセスは車。参道の横に大きな無料駐車場あり。身障者用駐車スペースも用意されています。駐車場には公衆トイレ棟があり、バリアフリートイレもあります。

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

無料駐車場から一般道を5mほど移動すると、すぐに「茂林寺」の表参道にでます。駐車場から参道までの路面は、多少のデコボコはありますが、車椅子での通行に大きな問題はありません。

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報○境内のバリアフリー状況

参道から境内に入る箇所が、やや傾斜のきついスロープ。ここが車椅子での唯一の難所です。

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

スロープを上ると総門、通称「黒門」へ。この門は応仁2年の築。15世紀の門と伝えられています。

「黒門」から境内参道へ抜ける箇所は、緩いスロープ構造。車椅子での通行に問題はありません。

「黒門」から次の山門、通称「赤門」までが境内参道。この「赤門」は元禄7年の築。17世紀の門と伝えられます。

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

○参道に並ぶ21体の狸像

境内参道の両脇に狸像が鎮座しています。その数21体。境内参道の中央舗装面の路面ほぼフラットで、車椅子での狸像参拝に大きな問題はありません。

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

車椅子で行く館林~お薦めバリアフリー観光情報

狸像は季節毎にコスプレします。

早春から3月3日までが「ひな人形コスプレ」。

4月から5月下旬までが「五月人形コスプレ」。

盛夏の時期はハワイアンや裸踊りなどの「夏休みコスプレ」。

秋は「大相撲ゆかたコスプレ」

年末には大掃除スタイルなどの「御身祓いコスプレ」。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

館林~お薦めバリアフリー観光情報このコスプレ、毎年衣装が変わり、マニアは写真を見れば、何年のコスプレかが解るそうです。コスプレの内容や時期は、年により変更されることがあるかもしれません。

「農産物直売所ぽんぽこ」

○JA系大型産直ショップ

2008年に開業した大型ショップで、施設全般バリアフリー設計です。駐車場は広く、区画の広い屋根無しの身障者用駐車スペースが用意されています。大規模店舗の横に屋根つながりのトイレ棟があり、バリアフリートイレがあります。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

○店舗のバリアフリー状況

駐車場から店舗入口にかけて路面はフラット。ただし店前が駐車場内の車道になっているので、身障者用駐車スペースに停めても、店舗に入る前に車と歩行者が交錯します。

店舗の出入り口は2か所あります。車椅子での出入りに問題はありませんが、最新施設ほどのワイド設計ではありません。

店舗内の通路、およびレジ廻りなどは広く、車椅子での店内回遊は可能です。

館林~お薦めバリアフリー観光情報

「群馬県立館林美術館」

多々良沼公園の整備と一体となって設計された「群馬県立館林美術館」は、車椅子で利用出来る美しい美術館です。

車椅子で行く群馬県立館林美術館 バリアフリー情報

詳しくは別稿「車椅子で行く群馬県立館林美術館 バリアフリー情報」をご覧ください。

 

館林は「つつじまつり」以外も、車椅子で訪れる魅力ある街です。