平塚花菜ガーデン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

神奈川県平塚市の「花菜ガーデン」は、車椅子で利用しやすい植物園です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

平塚花菜ガーデン

正式名称は「神奈川県立花と緑のふれあいセンター」。「花菜ガーデン」は一般公募による愛称です。

2010年に開園しました。面積は9.2haと横浜スタジアム3個分ほど。広々としたお花の公園です。そして各設備がとても綺麗で、バリアフリーレベルが高い施設です。

季節のお花を歩きながら楽しむ「フラワーゾーン」と、収穫体験ができる「アグリゾーン」、そしてレストランや休憩施設など屋内施設があります。

平塚花菜ガーデン 

アクセスと駐車場の状況です。徒歩圏内に駅はありません。車の利用が便利です。

350台を収容する有料駐車場があります。障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で普通車の駐車料金が無料に減免されます。

花菜ガーデン

施設入口近くに身障者用駐車区画が屋根付きで5台分用意されます。そこから入園窓口まで、屋根が設置されています。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

入園料金は季節変動制です。5月が最も高く、次いで春と秋。夏と冬は低料金になります。入園料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の入園料が無料に減免されます。

平塚花菜ガーデン

バリアフリートイレの状況です。施設入口にある屋内施設ゾーンに2カ所と、園内3カ所にある独立棟トイレの全てに、バリアフリートイレがあります。

平塚花菜ガーデン

「フラワーゾーン」ではバラをはじめ、ハナモモ、アジサイ、サルビア、サザンカ、ロウバイなど、四季折々のお花が楽しめます。

平塚花菜ガーデン

正面入口の先に広がる広場は「センターフィールド」。その左側がフラワーゾーンです。

花菜ガーデン

散策路はフラットな舗装路です。車椅子で問題なく散策できます。

花菜ガーデン

一部、未舗装の散策路がありますが、無理に車椅子で通行する必要はありません。また段差路には迂回スロープ路があります。「みはらしデッキ」へはスロープで迂回して行くことができます。

花菜ガーデン

最も力が入るのはバラ園です。近年エリアが拡張されました。バラ園はほぼ全域を車椅子で散策できます。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

花菜ガーデン

その他のエリアも、アップダウンが少ない舗装路です。車椅子でゆっくりとお花を鑑賞できます。

花菜ガーデン

「チャベックの家と庭」の内部は、フリー休憩スペースです。出入口のドアは手動ですが、内部は車椅子で利用できるフラットスペースです。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

アグリゾーンは農業体験ができるゾーンです。散策路はほぼフラットな舗装路なので、車椅子での移動は可能です。その時期に収穫できる野菜などがある時期は、その様子を通路から見学できます。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

こどもの遊び場「キッズビレッジ」や「キッズファーム」もあります。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

屋内施設棟「めぐみの研究棟ゾーン」のバリアフリー状況です。

無料エリアにある、レストランとショップが入る棟は「みのりの棟」。フラットでスペースに余裕があるので、車椅子での利用に問題はありません。レストランは食券制のセルフサービス、店内はフラットで一般的なテーブル席です。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

その先の左手が、展示室や図書室がある「ひらきの棟」。フラットで通路幅は余裕があります。

右手が無料休憩所として開放される「つどいの棟」。可動式のテーブル席があり、車椅子でお弁当をいただくことができます。

バリアフリートイレは「みのりの棟」内と、「つどいの棟」横のトイレと、レストランの横にあります。

花菜ガーデン

花菜ガーデン

花菜ガーデンは車椅子でとても利用しやすいバリアフリー施設です。春バラの季節がトップシーズンです。

小田原フラワーガーデンのバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年11月に加筆修正しました)

千葉 稲毛海浜公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉県千葉市の「稲毛海浜公園」は、長さが3kmある大規模公園で、広い園内のほぼ全域を車椅子で散策できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

稲毛海浜公園

「稲毛海浜公園」は、1970年代後半から1980年代にかけて整備された公園です。総面積は83ha。公園は3ブロックに分かれます。

西側はヨットハーバーとその関連施設。東側はプール、競技場、テニスコートなど。そして中央部が芝生広場や散策路、各種施設などがあるエリアです。この中央部だけでも公園の約半分の広さがあり、車椅子での散策には広過ぎるほどです。

稲毛海浜公園

徒歩圏に駅はありません。車の利用が便利です。駐車場はヨットハーバー用と、一般用が公園中央部に2か所あります。東寄りが「第一駐車場」、西寄りが「第二駐車場」です。「第二駐車場」の方が、身障者用駐車スペースが数多く用意されています。

稲毛海浜公園

稲毛海浜公園

稲毛海浜公園

駐車料金は障がい者減免制度があり無料に減免されます。減免申請方法は、駐車券をもって「三陽メディアフラワーミュージアム」など指定の場所に行き、障害者手帳等を提示して減免処理をしていただきます。手続きが出来る指定の場所は、休館日などによって変わるので、駐車場入口に掲示されている指定場所の案内板を確認してください。

三陽メディアフラワーミュージアム

公園全体のバリアフリー状況です。園内の歩道は車椅子で通行可能ですが、完全なフラット路面ではなく、小さなデコボコがある箇所が多い歩道です。また段差をスロープで解消している箇所が多々あります。

園内の各所にあるほとんどの公衆トイレには、バリアフリートイレが用意されています。

最も混み合うのは、プールが営業している夏休み期間です。

稲毛海浜公園

「いなげの浜」のバリアフリー状況です。日本初の人工海浜である「いなげの浜」は、全長1,200mの人口の砂浜です。砂を綺麗にして2019年10月にリニューアルオープンしました。

いなげの浜

「いなげの浜」のほぼ中央部に、歩道から砂浜に向かうスロープが設置されていますが、砂浜ですから車椅子では無理のない範囲での散策になります。

いなげの浜

いなげの浜

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況です。千葉市の施設でネーミングライツを導入している植物園です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

1996年オープンした施設で、スロープやエレベーターを利用して、全館を車椅子で観覧可能です。入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

第一駐車場の近くで、駐車場から施設敷地まではバリアフリールートです。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

前庭はお花が咲き乱れています。後庭はバラ園です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

前庭と後庭は、未舗装路もありますが固い路面なので、車椅子で散策可能な無料エリアです。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

その途中には「脇庭」とよばれるボーダーガーデンがあります。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

三陽メディアフラワーミュージアムのエントランスへは、段差の横のスロープを上り進みます。エントランスのドアはそれほど広くはありません。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

エントランスの脇には売店があり、多彩なお花関係商品が売られています。この売店は通路が狭く車椅子では利用が難しいお店です。

売店の奥にトイレがあり、バリアフリートイレあります。トイレへの通路の幅は狭いのですが、トイレの中は最低限の広さは確保されています。バリアフリートイレは、1Fの奥にもう一か所あります。

受付の先は「アトリウムフラワーガーデン」。2Fまでの吹き抜けの空間に、季節のお花が飾られています。「アトリウムフラワーガーデン」は、段差箇所にはスロープがあり車椅子で移動できます。お花の企画型展示コーナーが次々に現れます。

その先に「温室」があります。「温室」内の通路はフラットですが、通路幅は狭く、混雑時は車椅子での「温室」内鑑賞は苦戦します。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

エレベーターで「温室」の2Fへ上ります。そこから「アトリウムフラワーガーデン」の吹抜部の横に幾つもの展示スペースが並び、それぞれ企画型のお花の展示があります。バルコニーを利用した「屋上庭園」「バルコニーガーデン」「日本庭園」なども配置。「フラワー発見ギャラリー」「フラワー体験カフェ」などもあります。ただし2Fの通路は狭く、車椅子での移動は可能ですが、混雑時は苦戦します。

エレベーターはエントランス寄りにもう1基あるので、車椅子でも効率的な動線で1Fに戻ることができます。

「アトリウムフラワーガーデン」の横の屋外に「中庭」があります。施設からの出入口は手動ドアです。

「中庭」の横にイタリアンレストランがあります。車椅子で利用できるお店です。

他に、「モネサロン」「うさぎの花屋」「花工房」などの企画展示コーナーや「図書室」があります。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

稲毛海岸は、明治45年に日本で最初に民間飛行場が出来た場所です。そのことを記念した施設「稲毛民間航空記念館」があり、当時の飛行機の復元モデルなどが展示されていましたが、2019年に閉館しました。

稲毛民間航空記念館

「稲毛記念館」という施設は、休憩所や会議室などがある施設です。

稲毛記念館

稲毛記念館

そこに隣接して「海星庵」というお茶室があります。貸し出し用の施設です。

稲毛海浜公園は、経年劣化を感じる箇所もありますが、広い園内を車椅子で散策できます。駐車料金と植物園入園料は、障がい者減免制度があります。

(本稿は2019年11月の取材に基づいています)

千葉市緑区にある大きな自然公園「千葉市昭和の森」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

東京都 夢の島熱帯植物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都江東区、夢の島公園内の「夢の島熱帯植物館」は、1988年に開館した施設ですが決定的な段差は改修で解消され、車椅子で利用できる施設になっています。

ハロウィンイベント開催時

新木場駅から徒歩13分の案内です。夢の島公園内は一部段差がありますが、迂回スロープルートが用意されています。

夢の島公園駐車場があります。第一駐車場からは段差を上り公園に入りますが、迂回スロープがあります。スロープの近くに身障者用駐車区画が用意されています。

東京都が管理する駐車場なので、駐車料金の障がい者減免制度があります。出庫時に精算機のインターフォンで連絡し、カメラに障害者手帳等を提示して減免措置を受けます。駐車料金は無料に減免されます。

夢の島熱帯植物館

夢の島公園の舗装通路を通り、夢の島熱帯植物館へ向かいます。

施設の入口に受付棟があります。夢の島熱帯植物館の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で手帳等を提示して減免措置を受けて下さい。

植物館の建物の手前に広がる芝生広場は、多少デコボコしていますが車椅子で通行することは可能です。ハロウィンの時期にはお化けカボチャが展示されます。

受付からエントランス周辺のバリアフリー状況

植物館のエントランスは、段差を解消したスロープ構造。出入口は自動ドアです。

夢の島熱帯植物館

館内の鑑賞通路はすべて段差解消されています。ドーム内の通路もすべてスロープ化されています。また2Fへはエレベーターを利用します。

施設は全体的に老朽化していますが、車椅子で利用できない決定的な問題はありません。しかしながら車椅子での利用上、以下の点は注意して下さい。

「映像ホール」の入口は段差があります。車椅子は前方の出口からホールに入ります。

2Fのバルコニーや食虫植物コーナーへの出入口の引き戸は、一般的な車椅子が通過できるギリギリの幅です。慎重に通過してください。

バリアフリートイレは改修されました。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

夢の島熱帯植物館

「夢の島熱帯植物館」は、施設としては老朽化していますが、車椅子で利用できる施設です。

近隣のお薦め観光施設「東京ゲートブリッジ展望歩道」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2024年2月に加筆しました)