千葉ポートタワー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」は、車椅子で利用できる観光施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

千葉ポートタワー 

○タワーの全体概要

高さ125mの展望タワーです。

1Fがお土産品も扱う売店と休憩スペース。そしてタワーへの入場受付。

高さ105mの2Fは、恋人の聖地「サンセットプロムナード」。

高さ109mの3Fはレストラン。

そして最上階113mの4Fが展望フロアです。

千葉ポートタワー 

○施設のバリアフリー状況

1Fのエントランス周辺はフラットな構造です。

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

1Fフロア内もフラット構造で、車椅子で利用できます。

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

エレベーターで上る2Fから4Fの各フロア内も段差はありません。

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

2F以上の展望施設の利用は有料ですが、障害者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。1Fの受付で手帳を提示する運用です。

千葉港に建つ「千葉ポートタワー」

○駐車場は満車に注意

アクセスは千葉みなと駅から徒歩12分の案内です。車椅子利用者は車の利用が便利です。

周辺は「千葉ポートパーク」という公園で、無料駐車場があります。入口が分かれて、一般駐車場と大型バス用駐車場があり、障害者用駐車区画は大型バス用駐車場の中に2台分用意されています。

千葉ポートパークは人気の公園です。好天の週末などは、駐車場は満車になることが多いので注意して下さい。

千葉ポートパーク

千葉ポートパーク

○障害者用トイレは細長い

千葉ポートタワーの障害者用トイレは1Fにあります。幅が狭く奥に長いスペースのトイレです。広いスペースが必要な方は、利用が難しいトイレです。

千葉ポートタワーの障害者用トイレ

○4F展望フロアのバリアフリー状況

1Fからエレベーターで4Fへ上ります。エレベーターにはスタッフが同乗します。状況に応じた車椅子利用者への配慮をしていただけます。

展望フロアは床面からガラス構造です。車椅子から360度の眺望を楽しめます。

千葉ポートタワー

千葉ポートタワー

千葉ポートタワー

千葉ポートタワー

千葉ポートタワー

○3Fレストランのバリアフリー状況

一般利用者は4Fから階段で3Fと2Fへ下りて、2Fから下りのエレベーターに乗ります。車椅子利用者は各フロアからエレベーターが利用できます。

3Fは「シーガルキッチン」で、ビュッフェ形式の展望レストラン

3Fは「シーガルキッチン」で、ビュッフェ形式の展望レストランです。可動式のテーブル席なので、車椅子での利用は可能です。

ただしビュッフェなので、自分で料理をもってくる必要があります。

3Fは「シーガルキッチン」で、ビュッフェ形式の展望レストラン

3Fは「シーガルキッチン」で、ビュッフェ形式の展望レストラン

○2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

4F展望フロアと構造的には同じフラットフロアです。

恋人の聖地なので、様々な演出があります。

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

2Fサンセットプロムナードのバリアフリー状況

○千葉ポートパークのバリアフリー状況

ポートタワーがある公園「千葉ポートパーク」は、1986年に開園した28haの広い公園です。

円形芝生広場やウォータープラザ、テニスコートなどがあり、車椅子で散策ができる通路が整備されています。

夏場は水遊びや手ぶらでBBQが楽しめます。

千葉ポートパークのバリアフリー状況

千葉ポートパークのバリアフリー状況

千葉ポートパークのバリアフリー状況

千葉ポートタワーは、車でアクセスした場合の駐車場の状況と、狭いトイレに注意して下さい。この2点以外は、問題なく車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

千葉県立美術館 車椅子からみたバリアフリー情報

千葉県千葉市の千葉港に建つ「千葉県立美術館」は、平屋構造で段差が無い車椅子で利用しやすい施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

千葉県立美術館

○美術館の概要

1974年に開館した美術館です。2013年から耐震補強などの改修工事を行い、2015年にリニューアルオープンしました。

約1万坪の広い敷地に、全8室の展示室が配置されています。

千葉県立美術館

「千葉県立美術館」の所蔵作品は、千葉県出身の画家の作品など、千葉にゆかりのある作品がほとんどです。

「ミュージアムショップ」には、千葉に関わる商品が並びます。

千葉県立美術館

○アクセスの状況

千葉都市モノレールの千葉みなと駅から徒歩10分の案内です。

78台収容の無料駐車場があり、障害者用駐車区画が2台分用意されています。

障害者用駐車区画は建物入口に一番近い場所にあります。

千葉県立美術館

駐車場から歩道に上がると途中に段差があります。車椅子では駐車場出入口の車道から出て、美術館エントランスに向かうと段差を回避できます。

千葉県立美術館

○館内のバリアフリー状況

観覧料金はその企画展によって変わりますが、障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。

エントランスから館内に入ると、すぐに受付があります。その右奥がミュージアムショップです。

エントランスから直線的に通路が伸びて、左右に展示室が並びます。

千葉県立美術館

館内はフラットな構造でスペースは余裕があります。とても車椅子で利用しやすい美術館です。

千葉県立美術館

千葉県立美術館

障害者用トイレは建物奥のレストランの近くにあります。ちょっとした空間を改装して、障害者用トイレを設置しています。トイレの中はスペースの余裕があり、設備は更新されています。

千葉県立美術館

障害者用トイレ

レストランはフラットで可動式のテーブル椅子席です。車椅子での利用は可能です。

レストランはフラットで可動式のテーブルの椅子席

○屋外展示の状況

千葉県立美術館の敷地内には「野外彫刻」が多数展示されています。駐車場の周辺、展示棟のまわり、アトリエ等の裏側などに、20体以上あります。「野外彫刻」が展示されているのは無料エリアです。

千葉県立美術館の敷地内には、触って鑑賞できる「野外彫刻

千葉県立美術館の敷地内には、触って鑑賞できる「野外彫刻

千葉県立美術館の敷地内には、触って鑑賞できる「野外彫刻

千葉県立美術館の敷地内には、触って鑑賞できる「野外彫刻

千葉県立美術館

敷地内には他に、講堂とアトリエ3室などがある「県民アトリエ棟」、「管理棟」があります。

千葉県立美術館

千葉県立美術館は、古い施設ながら館内に段差はありません。1万坪の余裕あるスペースに建つバリアフリー美術館です。

千葉 稲毛海浜公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉県千葉市の「稲毛海浜公園」は、長さが3kmある大規模公園で、広い園内のほぼ全域を車椅子で散策できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

稲毛海浜公園

○公園の全体概要

「稲毛海浜公園」は、1970年代後半から1980年代にかけて整備された公園です。

総面積は83ha。公園は3ブロックに分かれます。

西側はヨットハーバーとその関連施設。

東側はプール、競技場、テニスコートなど。

そして中央部が芝生広場や散策路、各種施設などがあるエリアです。この中央部だけでも公園の約半分の広さがあり、車椅子での散策には広過ぎるほどです。

稲毛海浜公園

○駐車場の状況

徒歩圏に駅はありません。車の利用が便利です。

駐車場はヨットハーバー用と、一般用が公園中央部に2か所あります。東寄りが「第一駐車場」、西寄りが「第二駐車場」です。「第二駐車場」の方が、障害者用駐車スペースが数多く用意されています。

稲毛海浜公園

稲毛海浜公園

稲毛海浜公園

駐車料金は障害者減免制度があり無料に減免されます。

減免申請方法は、駐車券をもって「三陽メディアフラワーミュージアム」など指定の場所に行き、障害者手帳を提示して減免処理をしていただきます。

手続きが出来る指定の場所は、休館日などによって変わるので、駐車場入口に掲示されている指定場所の案内板を確認してください。

三陽メディアフラワーミュージアム

○公園全体のバリアフリー状況

園内の歩道は車椅子で通行可能ですが、完全なフラット路面ではなく、小さなデコボコがある箇所が多い歩道です。また段差をスロープで解消している箇所が多々あります。

園内の各所にあるほとんどの公衆トイレには、障害者用トイレが用意されています。

最も混み合うのは、プールが営業している夏休み期間です。

稲毛海浜公園

○「いなげの浜」のバリアフリー状況

日本初の人工海浜である「いなげの浜」は、全長1,200mの人口の砂浜です。

砂を綺麗にして2019年10月にリニューアルオープンしました。

いなげの浜

「いなげの浜」のほぼ中央部に、歩道から砂浜に向かうスロープが設置されていますが、砂浜ですから車椅子では無理のない範囲での散策になります。

いなげの浜

いなげの浜

○三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

千葉市の施設でネーミングライツを導入している植物園です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

1996年オープンした施設で、スロープやエレベーターを利用して、全館車椅子で見学は可能です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。

第一駐車場の近くで、駐車場から施設敷地まではバリアフリールートです。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

前庭は花が咲き乱れています。後庭はバラ園です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

前庭と後庭は、未舗装路もありますが固い路面なので、車椅子で散策可能な無料エリアです。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

その途中には「脇庭」とよばれるボーダーガーデンもあります。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

エントランスは、段差の横のスロープを上ります。エントランスのドアはそれほど広くはありません。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

エントランスの脇には売店があり、多彩なお花関係商品が売られています。この売店は通路が狭く車椅子では利用難いお店です。

売店の奥にトイレがあり、障害者用トイレあります。このトイレへの通路の幅は狭いのですが、トイレの中は最低限の広さは確保されています。

障害者用トイレは、1Fの奥にもう一か所あります。

受付の先は「アトリウムフラワーガーデン」。2Fまでの吹き抜けの空間に、季節のお花が飾られています。

「アトリウムフラワーガーデン」は、段差箇所にはスロープがあり車椅子で移動できます。お花の企画型展示コーナーが次々に現れます。

その先に「温室」があります。「温室」内の通路はフラットですが、通路幅は狭く、混雑時は車椅子での「温室」内鑑賞は苦戦します。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

エレベーターで「温室」の2Fへ上ります。そこから「アトリウムフラワーガーデン」の吹抜部の横に幾つもの展示スペースが並び、それぞれ企画型のお花の展示があります。

バルコニーを利用した「屋上庭園」「バルコニーガーデン」「日本庭園」なども配置。「フラワー発見ギャラリー」「フラワー体験カフェ」などもあります。

ただし2Fの通路は狭く。車椅子での移動は可能ですが、混雑時は苦戦します。

エレベーターはエントランス寄りにもう1基あるので、車椅子でも効率的な動線で1Fに戻ることができます。

「アトリウムフラワーガーデン」の横の屋外に「中庭」があります。施設からの出入口は手動ドアです。

「中庭」の横にイタリアンレストランがあります。車椅子での利用は可能です。

三陽メディアフラワーミュージアムのバリアフリー状況

他に、「モネサロン」「うさぎの花屋」「花工房」などの企画展示コーナーや「図書室」があります。

 

○稲毛民間航空記念館は閉館しました

稲毛海岸は、明治45年に日本で最初に民間飛行場が出来た場所です。そのことを記念した施設「稲毛民間航空記念館」があり、当時の飛行機の復元モデルなどが展示されていましたが、2019年に閉館しました。

稲毛民間航空記念館

「稲毛記念館」という施設があります。休憩所や会議室などがある施設です。

稲毛記念館

稲毛記念館

そこに隣接して「海星庵」というお茶室があります。これは貸し出し用の施設です。

稲毛海浜公園は、経年劣化を感じる箇所もありますが、広い園内を車椅子で散策できます。駐車場と植物園は、障害者減免制度があります。