東京都江東区、夢の島公園内の「夢の島熱帯植物館」は、1988年に開館した施設ですが決定的な段差は改修で解消され、車椅子で利用できる施設になっています。
新木場駅から徒歩13分の案内です。夢の島公園内は一部段差がありますが、迂回スロープルートが用意されています。
夢の島公園駐車場があります。第一駐車場からは段差を上り公園に入りますが、迂回スロープがあります。スロープの近くに身障者用駐車区画が用意されています。
東京都が管理する駐車場なので、駐車料金の障がい者減免制度があります。出庫時に精算機のインターフォンで連絡し、カメラに障害者手帳等を提示して減免措置を受けます。駐車料金は無料に減免されます。
夢の島公園の舗装通路を通り、夢の島熱帯植物館へ向かいます。
施設の入口に受付棟があります。夢の島熱帯植物館の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で手帳等を提示して減免措置を受けて下さい。
植物館の建物の手前に広がる芝生広場は、多少デコボコしていますが車椅子で通行することは可能です。ハロウィンの時期にはお化けカボチャが展示されます。
植物館のエントランスは、段差を解消したスロープ構造。出入口は自動ドアです。
館内の鑑賞通路はすべて段差解消されています。ドーム内の通路もすべてスロープ化されています。また2Fへはエレベーターを利用します。
施設は全体的に老朽化していますが、車椅子で利用できない決定的な問題はありません。しかしながら車椅子での利用上、以下の点は注意して下さい。
「映像ホール」の入口は段差があります。車椅子は前方の出口からホールに入ります。
2Fのバルコニーや食虫植物コーナーへの出入口の引き戸は、一般的な車椅子が通過できるギリギリの幅です。慎重に通過してください。
バリアフリートイレは改修されました。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。
「夢の島熱帯植物館」は、施設としては老朽化していますが、車椅子で利用できる施設です。
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(本稿は2024年2月に加筆しました)