みなとオアシス 渚の駅たてやま 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

千葉県館山市の海沿いにある人気観光スポットです。ショップ&レストランが営業する「商業棟」、館山湾を一望する「展望デッキ」、海に500ⅿ伸びる「館山夕日桟橋」、タッチングプールがある「海辺の広場」、さかなクンの世界が広がる「渚の博物館」などがあるバリアフリー施設です。車椅子からみた各施設のバリアフリー状況を紹介します。

渚の駅たてやま

館山駅から徒歩15分程度の距離。アクセスは車が便利です。普通車90台超を収容する来場者用の無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが4台分設定されています。

渚の駅たてやま

幅広い駐車区画で後部スペースも余裕がある構造です。

渚の駅たてやま

商業棟のバリアフリー状況です。駐車場から商業棟までフラットな舗装路面を通行します。

渚の駅たてやま

商業棟の手前、海辺の広場の横にあるトイレにバリアフリートイレがあります。

渚の駅たてやま

スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。他には、渚の博物館内にバリアフリートイレが用意されています。

渚の駅たてやま

商業棟の1Fは「海のマルシェたてやま」。農産物、物産品、そしてお刺身など海産物を販売するお店です。店内の通路幅は一般的なサイズで、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

渚の駅たてやま

2Fはレストラン「館山なぎさ食堂」。海を眺めながら、海鮮丼やお刺身など南房の海の幸を味わえます。人気店でランチタイムは混雑するという情報でしたが、週末の13時過ぎ、大勢のお客さんがウェイティングしていました。2Fへはエレベーターで上がります。エレベーターのかごのサイズは余裕はありませんが、普通サイズの車椅子は乗り込めます。

渚の駅たてやま

レストラン「館山なぎさ食堂」は、フラットでスペースに余裕があり可動式のテーブル席がある、車椅子で利用できるレストランです。

館山なぎさ食堂

商業棟の2Fは展望デッキです。レストラン「館山なぎさ食堂」の前から、大きくフラットな空間が広がります。

渚の駅たてやま

渚の博物館の横までデッキは広がります。

渚の駅たてやま

内陸方面の駐車場側を眺めることもできます。

渚の駅たてやま

もちろんオーシャンビュー。左側が沖ノ島方面です。

渚の駅たてやま

右側が館山夕日桟橋方面。展望デッキは全域がフラットなバリアフリー構造です。

渚の駅たてやま

館山夕日桟橋のバリアフリー状況です。桟橋形式では日本最長500ⅿ。車椅子で海上散歩が楽しめます。

館山夕日桟橋

商業棟から直接海岸方面へ向かうと、段差箇所があります。館山夕日桟橋に車椅子で行くルートは、渚の博物館側に迂回して進みます。

渚の駅たてやま

桟橋の路面は、一般的な舗装路面と簀の子のような路面に分かれます。一般舗装路面のほうが幅広いので、車椅子で通行しやすい印象です。どちらの路面にも、入口箇所には小さな段差があります。

渚の駅たてやま

その先は海上をフラットにまっすぐ進みます。車椅子で問題なく散策できる桟橋です。

渚の駅たてやま

「海辺の広場」のバリアフリー状況です。入場無料。出入口はフラットな構造です。

渚の駅たてやま

館山の海が再現されたタッチングプールがあります。車椅子から手が届く箇所は限られますが、プール内のヒトデや小魚を観察することはできます。

渚の駅たてやま

渚の博物館のバリアフリー状況です。渚の博物館は入館無料の施設です。1Fには「さかなクンギャラリー」とショップ、休憩室、2Fは館山市立博物館分館の「渚の博物館」です。

渚の駅たてやま

身障者用駐車スペースの隣が渚の博物館の入口です。

渚の駅たてやま

博物館の周囲には、漁業に関わる屋外展示物が幾つか設置されています。

渚の駅たてやま

段差解消スロープを上がりエントランスへ向かいます。

渚の駅たてやま

出入口はフラットな構造の自動ドアです。

渚の駅たてやま

館内に入ると、さっそくさかなクンが出迎えます。

渚の駅たてやま

1Fのさかなクンギャラリーに入ります。

渚の駅たてやま

ここにもさかなクンがいます。

渚の駅たてやま

さかなクンが描いた様々な絵が展示されています。

渚の駅たてやま

さかなクンの世界がギャラリーいっぱいに展開されます。

渚の駅たてやま

一部吹き抜け構造の開放的なギャラリーです。魚が空中を泳ぎ、さかなクンの大漁旗が飾られています。

渚の駅たてやま

魚に関する深い知識が詰め込まれた展示です。子供から大人まで楽しめます。1Fさかなクンギャラリーは、車椅子で観覧できます。

渚の駅たてやま

2Fへの通常ルートはギャラリー内にある階段です。

渚の駅たてやま

車椅子では、ギャラリーの外にある1基のエレベーターを利用します。普通サイズの車椅子は乗り込めるかごサイズのエレベーターです。

渚の駅たてやま

2Fは館山の漁業と生活の歴史をテーマにした、正統派の歴史民俗資料館です。

渚の駅たてやま

広々としたフラットな展示室です。

渚の駅たてやま

海と生きる人々の生活を展示解説しています。

渚の駅たてやま

漁の方法やその姿を分かりやすく紹介しています。2F館山市立博物館分館「渚の博物館」も、車椅子で観覧できます。

渚の駅たてやま

1Fには海が見える休憩室があり、自由に利用できる可動式テーブル席が配置されています。

渚の駅たてやま

休憩室の近くに、博物館内のバリアフリートイレがあります。

渚の駅たてやま

一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられている、綺麗なトイレです。

渚の駅たてやま

地物に出会える直売所と人気のレストラン、バリアフリーな展望デッキと桟橋、そして硬軟の展示が相混じった楽しいギャラリーと博物館があります。「みなとオアシス渚の駅たてやま」は、幅広い層が楽しめるバリアフリー施設です。

(本稿は2023年6月に加筆しました)

六角堂を眺望する北茨城 五浦岬公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

五浦岬公園は、岡倉天心が愛した茨城県北茨城市の五浦海岸を眺望する観光スポットです。バリアフリーな公園ではありませんが、多少無理をすれば、日本画の様な趣がある海岸と大海原の景観を車椅子で楽しむことができます。

五浦岬公園

アクセスは車です。幹線道路から大津岬灯台に向かう脇道に入ります。裏道ですが「天心の里 五浦グルメ海道」と名付けられた道で、沿道にはグルメ店や宿が点在しています。

五浦岬公園

大津岬灯台の近くに約20台を収容する無料駐車場があります。

五浦岬公園

身障者用駐車スペースはありませんが、舗装路面の駐車場です。

五浦岬公園

傾斜地にある駐車場なので、高地と低地に駐車場が二分されています。

五浦岬公園

低地駐車場の横には、バリアフリートイレがあります。

五浦岬公園

トイレ棟の横から車道を横断して公園の入口に進みます。この間は傾斜の少ない舗装路面です。

五浦岬公園

すぐに細い舗装通路が現れます。一般的な車椅子が、ギリギリで通行できる幅の舗装路です。

五浦岬公園

狭い舗装通路が坂道になります。頑張れば車椅子で通行できる傾斜路です。

五浦岬公園

その先は路面が荒れてきます。ゆっくり慎重に進めば、車椅子で移動できないことはありません。

五浦岬公園

この付近まで頑張ることができれば、大海原が観えてきます。

五浦岬公園

荒れた傾斜路面をもう少し進むと、五浦六角堂を眺望する絶景ポイントに着きます。

五浦岬公園

快適なバリアフリー通路ではありませんが、無理をすれば車椅子でこの景色を楽しむことが出来ます。

五浦岬公園

そして同じ悪路を車椅子で通行して、駐車場に戻ります。

五浦岬公園

五浦海岸は断崖絶壁の景勝地。車椅子でこれ以上の散策は困難です。

五浦岬公園

五浦岬公園は、その気になれば車椅子で五浦海岸の景観を楽しめる公園です。

岡倉天心が後半生を生きた北茨城市の「五浦六角堂」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年1月に執筆しました)

ダイヤモンド筑波の景勝地 母子島遊水地 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

茨城県筑西市の母子島(はこじま)遊水地は、年に2回、日の出のダイヤモンド筑波が観える景勝地です。

それ以外の日でも、天気がよければ美しい風景を楽しめます。

母子島遊水地

駐車場が整備されているので、車でアクセスすれば車椅子で観光ができます。身障者用駐車スペースは2台分設定されています。一般用も含めてトイレはありません。

母子島遊水地

ベストビューの角度に駐車場があるので、駐車場から筑波山を臨むのが車椅子観光の最適な方法だと思います。駐車場内を移動するだけで、少し違う表情の筑波山を楽しめます。

母子島遊水地

1981年の台風15号により、利根川の水位が上昇して、小貝川左岸が決壊し、大水害が発生しました。また1986年には台風10号により、この地域が記録的な豪雨に襲われ、4,500棟が浸水しました。その後に洪水対策として、母子島地域の5集落を移転させて母子島遊水地を造営。池となっているのは南西角にある初期湛水池で、遊水地全体はもっと広大です。

母子島遊水地

母子島遊水地は290本の桜が植樹された、桜の名所です。トイレはありませんが、駐車場は車椅子で利用できます。

筑西市で開催される毎年恒例のイベント「あけのひまわりフェスティバル」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年12月に執筆しました)