茨城県筑西市の母子島(はこじま)遊水地は、年に2回、日の出のダイヤモンド筑波が観える景勝地です。
それ以外の日でも、天気がよければ美しい風景を楽しめます。
駐車場が整備されているので、車でアクセスすれば車椅子で観光ができます。身障者用駐車スペースは2台分設定されています。一般用も含めてトイレはありません。
ベストビューの角度に駐車場があるので、駐車場から筑波山を臨むのが車椅子観光の最適な方法だと思います。駐車場内を移動するだけで、少し違う表情の筑波山を楽しめます。
1981年の台風15号により、利根川の水位が上昇して、小貝川左岸が決壊し、大水害が発生しました。また1986年には台風10号により、この地域が記録的な豪雨に襲われ、4,500棟が浸水しました。その後に洪水対策として、母子島地域の5集落を移転させて母子島遊水地を造営。池となっているのは南西角にある初期湛水池で、遊水地全体はもっと広大です。
母子島遊水地は290本の桜が植樹された、桜の名所です。トイレはありませんが、駐車場は車椅子で利用できます。
筑西市で開催される毎年恒例のイベント「あけのひまわりフェスティバル」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2021年12月に執筆しました)