茨城県の産直 JA常陸五浦農産物直売所 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

北茨城市大津町にある直売所です。東日本大震災による津波で被災しましたが、約半年後に営業を再開。その後、店舗は建て直されました。

JA常陸五浦農産物直売所

大津港駅から徒歩11分の案内ですが、アクセスは車が便利。店舗の周囲が未舗装路面の駐車場で、案内では15台収容となっていますが、スペースとしてはもっと多くの車が駐車できる余裕があります。

JA常陸五浦農産物直売所

未舗装路面の駐車場なので、車椅子利用者は店舗エントランス前に駐車できれば便利です。

JA常陸五浦農産物直売所

店舗の出入口に大きな段差はありません。ドアは手動ですが、今回取材時は開けられていました。店内外にバリアフリートイレは見当たりません。

大きな店舗ではありませんが、店内はフラットな構造で、通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。

市場仕入はせずに、市内の生産者の朝採り野菜のみを販売しているそうです。自然薯、関本南瓜、高原大根、そしてオリジナルブランドトマトの「レッドパワー」「レッドカルチャー」などが特産品です。

JA常陸五浦農産物直売所

JA常陸五浦農産物直売所は、駐車場は未舗装ですが、店内は車椅子で買い物ができるバリアフリーショップです。

北茨城市の五浦海岸を眺望する観光スポット「五浦岬公園」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年1月に執筆しました)

六角堂を眺望する北茨城 五浦岬公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

五浦岬公園は、岡倉天心が愛した茨城県北茨城市の五浦海岸を眺望する観光スポットです。バリアフリーな公園ではありませんが、多少無理をすれば、日本画の様な趣がある海岸と大海原の景観を車椅子で楽しむことができます。

五浦岬公園

アクセスは車です。幹線道路から大津岬灯台に向かう脇道に入ります。裏道ですが「天心の里 五浦グルメ海道」と名付けられた道で、沿道にはグルメ店や宿が点在しています。

五浦岬公園

大津岬灯台の近くに約20台を収容する無料駐車場があります。

五浦岬公園

身障者用駐車スペースはありませんが、舗装路面の駐車場です。

五浦岬公園

傾斜地にある駐車場なので、高地と低地に駐車場が二分されています。

五浦岬公園

低地駐車場の横には、バリアフリートイレがあります。

五浦岬公園

トイレ棟の横から車道を横断して公園の入口に進みます。この間は傾斜の少ない舗装路面です。

五浦岬公園

すぐに細い舗装通路が現れます。一般的な車椅子が、ギリギリで通行できる幅の舗装路です。

五浦岬公園

狭い舗装通路が坂道になります。頑張れば車椅子で通行できる傾斜路です。

五浦岬公園

その先は路面が荒れてきます。ゆっくり慎重に進めば、車椅子で移動できないことはありません。

五浦岬公園

この付近まで頑張ることができれば、大海原が観えてきます。

五浦岬公園

荒れた傾斜路面をもう少し進むと、五浦六角堂を眺望する絶景ポイントに着きます。

五浦岬公園

快適なバリアフリー通路ではありませんが、無理をすれば車椅子でこの景色を楽しむことが出来ます。

五浦岬公園

そして同じ悪路を車椅子で通行して、駐車場に戻ります。

五浦岬公園

五浦海岸は断崖絶壁の景勝地。車椅子でこれ以上の散策は困難です。

五浦岬公園

五浦岬公園は、その気になれば車椅子で五浦海岸の景観を楽しめる公園です。

岡倉天心が後半生を生きた北茨城市の「五浦六角堂」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年1月に執筆しました)

北茨城 岡倉天心五浦六角堂 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

岡倉天心が後半生を生きた、茨城県北茨城市の「五浦六角堂」は、車椅子での見学は大変苦労します。現地の状況を紹介します。

北茨城~観光施設のバリアフリー情報

五浦の六角堂は、現在は茨城大学の管理施設で、正式名称は「茨城大学五浦美術文化研究所」です。東日本震災の津波で六角堂は流出しましたが、その後完全復元されています。

有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の入場料が無料に減免になります。ただし施設は坂と段差がある構造です。車椅子での見学には限界があります。

アクセスは車が便利です。六角堂施設入口から100mほど先に無料駐車場、施設専用駐車場と県立駐車場があります。どちらも砂利面の未舗装で傾斜がある車椅子では苦戦する駐車場です。

駐車場から歩道のない舗装車道を通り施設入口に到着します。入口は登録有形文化財の「長屋門」。百年前の面影を今に伝える立派な門です。段差がある門ですが、一部簡易スロープがあるので、車椅子では慎重に通行します。

この門が入場受付です。障害者手帳等をここで提示して、入場料金の減免手続きをします。

段差のある門を通過すると、舗装された直進路があります。左にある「天心記念館」は出入口が段差で車椅子は入館できません。その先に「ウォーナー像」があります。

ここから先が階段路またはスロープ化された急坂路です。スロープはおそらく車椅子のために後付された路だと思われますが、激しい下り急坂スロープです。車椅子は慎重に進んでください。

急坂の下、その先が六角堂です。六角堂はさらに階段の下にあるので車椅子ではたどり着けません。階段の上から六角堂の屋根の一部を眺める、車椅子ではここまでが限界です。

オリジナルの六角堂は東日本大震災の津波で流出しました。現在の六角堂は再建されたものです。

岡倉天心五浦六角堂

施設低地部に住居であった「天心邸」と「亜細亜ハーなり」石碑があります。この2つは車椅子で見学が可能です。

北茨城~観光施設のバリアフリー情報

現地の解説では震災の津波は「天心邸」の軒下まで到達したそうです。2施設とも流出せずにすみました。

北茨城~観光施設のバリアフリー情報

健常者はこの先階段路で出口に向かいます。車椅子利用者は、来た道の急坂を逆に上ります。

今回訪問した日は、台風の影響で波が荒い日。大波が五浦の岩にくだけます。東京を捨て「アジアは一つ」の理想に燃えた天心が選んだ永住の地。怖いほどの自然との対峙が彼の後半生の思想と合致したのでしょうか。

北茨城~観光施設のバリアフリー情報

「五浦六角堂」の車椅子見学は大変です。車椅子で訪れる場合は、複数の介助者との同行をお薦めします。

北茨城市の「天心記念五浦美術館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2017年9月の取材に基づいています)