茨城の産直 ポケットファームどきどきつくば牛久店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

茨城県牛久市の「ポケットファームどきどきつくば牛久店」は、2010年に誕生した車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

広い敷地に複数の施設がある「JA全農いばらき」の直売所です。直売所は大型店舗で、農産物の他に、精肉、精米、惣菜コーナーなどがあります。ビュッフェ形式の一軒家レストランがあり、ランチタイム営業をしています。バーベキュー施設は完全予約で、手ぶらでも、持ち込みでも利用できます。施設全般、段差構造がないフラットな設計です。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

この他にソーセージなどを作る「手作り体験教室」施設、土づくりから始める「体験農園」施設があります。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

アクセス方法です。徒歩圏内に駅はありません。車の利用が便利です。広い駐車場があり、直売所の入口前に屋根無しの身障者用駐車区画があります。スペースに余裕がある駐車区画です。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

バリアフリートイレは直売所棟にあり、外側から利用するトイレです。スペースは十分にあるトイレです。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

直売所のバリアフリー状況です。店内はフラットで広く、通路幅は余裕があります。車椅子での買い物に大きな問題はありません。農産物の売場がメインです。

精肉コーナーは茨城の「常陸牛」や「ローズポーク」が対面販売で売られています。ハム・ソーセージなどの加工品も充実しています。

店内の一角に惣菜屋さんが出店しています。ショップ名は「創菜ya」。コンセプトがそのままショップ名称になっています。弁当類もあり、ここでお弁当やお惣菜を買って、屋外のベンチやテーブルでいただくことが出来ます。

店内には「精米工場」という一角があり、複数の地元ブランド米をその場で精米して販売します。お米のブランド毎の特徴が記された説明書きがあり、お好みのお米を選べます。この精米したてのお米は、レストランでも利用されているそうです。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

レストランのバリアフリー状況です。レストランは11時オープンです。旬の野菜料理を中心にしたビュッフェレストランで、アルコール類はありません。地場産の野菜を中心に、体に優しいメニューが人気です。

料理を持ってくる必要がありますが、フラットな構造でスペースに余裕があるテーブル席なので、車椅子で利用できます。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

バーベキューコーナーのバリアフリー状況です。2018年に増設された施設で、屋内のバーベキュー施設なので雨天でも利用できます。席は車椅子仕様ではありませんが、床面はフラットなので、車椅子での利用は可能です。

ポケットファームどきどきつくば牛久店

ポケットファームどきどきつくば牛久店は、車椅子で利用しやすい農産物直売所です。

関東圏にあるバリアフリーな農産物直売所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年9月に加筆修正しました)

羽生水郷公園・さいたま水族館・キヤッセ羽生 車椅子からみたバリアフリー情報

埼玉県羽生市には「羽生水郷公園」、隣接して「さいたま水族館」、道を渡り「キヤッセ羽生」と、3つの施設が並ぶ観光エリアがあります。車椅子からみた各施設のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

羽生水郷公園

〇駐車場のバリアフリー状況

アクセスは車が便利です。駐車場の利用は無料です。「羽生水郷公園」と「さいたま水族館」を利用する場合は、水郷公園の「北側駐車場」の利用が便利です。

駐車場の選択とバリアフリー状況

駐車場のもっとも「さいたま水族館」に近い場所に、身障者用駐車区画が8台分ほど並んで用意されています。

駐車場の選択とバリアフリー状況

前後左右スペースに余裕がある駐車区画です。

駐車場の選択とバリアフリー状況

水郷公園にはもう一つ「南側駐車場」があります。「花の広場」に近い駐車場です。

「キヤッセ羽生」は、水郷公園の「北側駐車場」から道を挟んだ反対側にあります。「北側駐車場」から徒歩で移動出来る距離です。ただし、この間の歩道は舗装路ですがデコボコが激しく、車椅子での移動は快適ではありません。また駐車場内の車道を通り「キヤッセ羽生」に向かうと、最後の出口箇所に段差があります。車で移動して「キヤッセ羽生」の駐車場を利用することをお薦めします。

「キヤッセ羽生」の身障者用駐車区画は、産直ショップ「むじなも市場」前の駐車場に1台分あります。

キヤッセ羽生の障害者用駐車区画は

もう一か所はわかり難い場所ですが、「地ビール工房」の裏側の見えにくい場所に1台分あります。

キヤッセ羽生の障害者用駐車区画

○バリアフリートイレの状況

「羽生水郷公園」には6つの公衆トイレがあります。そのすべてにバリアフリートイレがあります。

「さいたま水族館」には、水槽展示がある「本館」内に1つ、別棟「特別展示室棟」の外側から利用するトイレに1つ、バリアフリートイレがあります。

障害者用トイレの状況

「特別展示室棟」トイレの設備は新しく、ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドがあります。

障害者用トイレの状況

「キヤッセ羽生」は事務所棟と「むじなも市場」棟に、外側から利用する男女別トイレがあります。

障害者用トイレの状況

どちらのトイレも、男女別トイレの中に、車椅子が入る大きなサイズの個室が用意されています。

障害者用トイレの状況

独立個室のバリアフリートイレはありません。

障害者用トイレの状況

○羽生水郷公園のバリアフリー状況

「三田ヶ谷池」を中心に複数の池や水路があり、そのなかに広場などがある公園です。

羽生水郷公園のバリアフリー状況

地形としてほとんどアップダウンがなく、主要な散策路は舗装路です。道を選べば公園内の広範囲を車椅子で散策できます。

羽生水郷公園のバリアフリー状況

「水鳥の池」と「宝蔵寺沼」の間をつなぐ、木製の橋があります。段差解消部は雑な造りで、かなりデコボコな箇所もありますが、無理をすれば車椅子で通行できる水上の橋です。

羽生水郷公園のバリアフリー状況

天然記念物「ムジナモ」が自生するエリアは立ち入り禁止です。見学用の展望デッキがありますが、階段を上がります。

○さいたま水族館のバリアフリー状況

有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。窓口で障害者手帳等を提示して、無料入館券を発券していただきます。さいたま水族館の入館券の印刷内容は複数のパターンがあり、それぞれ違う生物の紹介情報や、水族館の情報などが掲載されています。

さいたま水族館のバリアフリー状況

淡水魚の展示水槽が並ぶ展示室です。

さいたま水族館のバリアフリー状況

館内の通路はほとんどがフラットで、2か所ある段差箇所にはスロープがあります。

さいたま水族館のバリアフリー状況

各水槽の前には、低い踏み台機能を果たす段差が設けられています。車椅子での水槽鑑賞は、この段差の手前からになります。

さいたま水族館のバリアフリー状況

屋外にも展示コーナーがあります。ほとんどの段差箇所には迂回スロープがあります。

さいたま水族館のバリアフリー状況

「チョウザメ池」には、階段を下りて池の水中を横から見学する場所があります。ここにはスロープはありません。

さいたま水族館のバリアフリー状況

○キヤッセ羽生のバリアフリー状況

正式名称は「羽生市三田ヶ谷農林公園」です。体験農園エリアや「四季の丘」などのアウトドア施設は、未舗装で傾斜やデコボコがあります。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

体験棟やビール工房施設もありますが、車椅子で利用する施設としては、直売所「むじなも市場」と、食事処です。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

「むじなも市場」のエントランスおよび店内には、決定的な段差箇所はありません。出入口は手動の開き戸で、小さな段差はあります。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

店内通路は、車椅子で通行できる幅が確保されています。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

食事処「むじな庵」は、小さな段差は各所にある施設ですが、車椅子で利用できない決定的な段差はありません。席を選べば車椅子での利用は可能です。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

屋外バーベキュー広場はフラット構造ではありませんが、車椅子で利用できるレベルのデコボコ路面です。

キヤッセ羽生のバリアフリー状況

羽生水郷公園、さいたま水族館、キヤッセ羽生は無理をしない範囲で、車椅子で利用できる施設です。人気のエリアなので、週末は混雑に注意して下さい。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)

日光 霧降高原 大笹牧場 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市、霧降高原の「大笹牧場」は、車椅子で利用できる観光牧場です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

霧降高原の大笹牧場

全体概要と車椅子で利用可能な施設を紹介します。中心は「レストハウス」とその周辺です。レストラン、ショップ、数多くの屋台があり、車椅子で利用できます。

大笹牧場周辺は放牧場が広がり

アウトドアでは、13の大型遊具がある「フィールドアスレチック」があり、いこいの広場では「乗馬体験」が出来ます。車椅子でそのまわりの散策はできます。

「放牧場」では、ホルスタイン牛とブラウンスイス牛が放牧されています。ただし「レストハウス」から向かうと、すぐに車椅子ではつらい急坂路があります。

大笹牧場周辺は放牧場が広がり

大笹牧場周辺は放牧場が広がり、周りの道路から自由に見学することが出来ます。ドライブをしながら風景を観る、または牛がいる近くに車を停めて見学する人もいます。

「オートキャンプ場」のトイレにはバリアフリートイレが用意されています。

「食の体験工房」はレストハウスの2Fが会場です。エレベーターはなく、階段での移動になります。

食の体験工房」はレストハウスの2F

アクセスは車が便利です。一般駐車場はP1からP3まであります。レストハウスの利用を車椅子観光の中心にする場合、2か所の身障者用駐車スペースがあります。

一般駐車場とは別に、牧場施設内に入ってすぐ左側、レストハウスの横に6台分の身障者用駐車区画があります。

レストハウスの横に6台分の障害者駐車区画があります。

もう一か所は、P1のトイレ棟の近くに2台分用意されています。

レストハウスの横に6台分の障害者駐車区画があります。

レストハウスのバリアフリー状況です。レストハウスは数段の階段を上る構造です。

レストハウスは数段の階段を上る構造です。

正面入口に横に段差回避スロープがあります。

正面入口に横に段差回避スロープ

このスロープは一般的な車椅子利用者なら問題なく利用できます。

正面入口に横に段差回避スロープ

もう一か所、トイレ棟に向かうスロープがあります。こちらのスロープはやや傾斜が急です。

トイレ棟に向かうスロープ

レストハウス館内1Fはフラットな構造です。ショップ、レストランとも、スペースに余裕があり、車椅子で利用できます。

レストハウス館内1Fはフラットな構造

前出の通り「食の体験工房」がある2Fへは階段しかありません。

バリアフリートイレの状況です。レストハウスの横、P1の脇にある独立棟トイレにバリアフリートイレが1つ用意されます。変わった構造のトイレです。

障害者用トイレの状況

トイレ棟の入口は段差があります。それを迂回する折り返しスロープが用意されています。

スロープを上ると男女別トイレの入口がそれぞれあります。その奥にバリアフリートイレが1つあります。つまり男女別トイレの中から、同じバリアフリートイレを利用する構造になっています。

大笹牧場

男女別トイレの入口通路が狭く、一般的な車椅子がギリギリで通行できる幅です。トイレ内は余裕があるスペースで、ウォシュレット付き便器が備えられています。

障害者用トイレの状況

この他に前出の通り、レストハウスから離れた「オートキャンプ場」にあるトイレに、バリアフリートイレがあります。

ジンギスカンハウスのバリアフリー状況です。レストハウス1Fのレストラン「ジンギスカンハウス」は、食券制でセルフサービスです。利用方法の概要は以下になります。

大笹牧場

ジンギスカンハウス入口の左側に食券自動販売機が3台あります。この自販機の操作は車椅子からでも手が届きます。

買った食券をもって、焼肉メニューはレストラン入口に引き返して入口右側のコーナーに並び、カウンターに食券を出し、交換に商品を受け取ります。

蕎麦やカレーの軽食メニューは、食券自販機の先にあるカウンターに行き食券を出し、交換に商品を受け取ります。

商品を載せたトレーを自分で運びながら食事スペースに移動し、そこにいるスタッフから席の誘導を受けます。これが通常の利用方法です。

介助者がいる場合でも、1人で2トレーを運ぶのは辛いので、スタッフに手助けをお願いしてください。今回利用時は、車椅子をみて、スタッフから声をかけていただけました。

席は固定式のテーブルに可動式の椅子席です。一般的な車椅子利用者なら利用できます。

ジンギスカンハウスのバリアフリー状況

お茶やお水はセルフサービスです。レストラン店内のトイレは一般トイレだけでバリアフリートイレはありません。

ジンギスカンハウスのバリアフリー状況

レストハウス周辺のバリアフリー状況です。テイクアウトショップが複数出店しています。レストハウス1Fの外側にあるソフトクリームの店や串焼きの店は、店内のショップから移動すると段差なく利用できます。

レストハウス前の舗装広場とその周囲にある出店は、完全なフラット面ではありませんが、移動が出来ない決定的な段差は無く、概ね車椅子で利用できます。

周辺に広がるアウトドア施設へは、無理のない範囲までなら車椅子で移動は可能です。

レストハウス周辺のバリアフリー状況

日光「大笹牧場」は、ショップやレストランを車椅子で利用できる観光牧場です。

車椅子でニッコウキスゲを鑑賞できる、霧降高原の「キスゲ平園地」の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2023年8月に加筆しました)