日光バリアフリー観光情報 車椅子で行く 霧降高原キスゲ平園地

日光バリアフリー観光情報 車椅子で行く 霧降高原キスゲ平園地

栃木県日光市の霧降高原、ニッコウキスゲが咲く「キスゲ平園地」には、車椅子で散策ができる「バリアフリーコース」があります。現地の状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年9月の取材に基づいています。

 

○標高1345mからのバリアフリーコース

霧降高原キスゲ平園地は、標高1345m付近から1600m付近まで広がる無料施設です。毎年草刈りを行う「半自然草原」で、ニッコウキスゲをはじめ約100種類の高原の花々が自生します。

園地全体の中のごく一部ではありますが、車椅子で花々を楽しめるコースが用意されています。

霧降高原キスゲ平園地

○駐車場のバリアフリー状況

アクセスは車です。駐車場はP1からP3まであります。P3は登山やハイキングで長時間利用する人のための駐車場で24時間利用できます。

障害者用駐車区画はP1に2か所5台分用意されます。屋根無しでスペースに余裕がある一般的な障害者用駐車区画です。

駐車場のバリアフリー状況

駐車場のバリアフリー状況

○レストハウスのバリアフリー状況

P1の横に2F構造の「霧降高原レストハウス」があります。P1駐車場からレストハウスまでは、横断歩道を通ります。この間、車道と歩道に小さな段差はありますが、一般的な車椅子利用者なら問題なく移動できます。

レストハウスのバリアフリー状況

レストハウスの入口は自動ドアです。1Fは観光情報センターとトイレ。2Fがレストラン「日光霧降珈琲」と休憩コーナーになっています。

レストハウスの入口は自動ドア

1Fに障害者用トイレが1つあります。広くて綺麗なウォシュレット付きの設備です。大型のベッドはありません。

障害者用トイレが1つあります

館内にエレベーターが1基あり、車椅子での上下階移動は可能です。エレベーターの室内は一般的なサイズで、多少大きな車椅子でも利用可能です。

館内にエレベーターが1基あり

館内にエレベーターが1基あり

観光情報センター、レストラン、休憩コーナーは、フラットな床面で車椅子が通行できるスペースの余裕があります。

観光情報センター

そして2Fの休憩コーナーの先から、屋外の「バリアフリーコース」につながります。

そして2Fの休憩コーナーの先から

○バリアフリーコースの状況

レストハウスを起点にして、バリアフリーコースの状況を紹介します。逆回りでも利用できます。

バリアフリーコースの状況

レストハウス2Fから屋外に出ると、しばらくは上り坂のつづら折りスロープ路になります。傾斜角度が緩やかな舗装路で、一般的な車椅子利用者なら通行可能です。

このスロープ路をはじめ、バリアフリーコースの周囲は、ニッコウキスゲなど高山植物が群生しています。また取材時は無数のトンボが舞飛んでいました。

まもなくバリアフリーコースの最高地点に到達します。ここまでレストハウスから70mほどの距離です。

バリアフリーコースの状況

バリアフリーコースの状況

下りルートになり少し進むと「シカ柵ゲート」があります。動物の侵入を防ぐ柵で、手動で開閉します。この柵は車椅子利用者1人だけでは開閉操作がやり難い構造です。介助者がいれば車椅子での通過は問題なくできます。

「シカ柵ゲート」の先には展望コーナーがあります。1300mの高さからの眺望が車椅子で楽しめます。

シカ柵ゲート」の先には展望コーナー

シカ柵ゲート」の先には展望コーナー

シカ柵ゲート」の先には展望コーナー

展望コーナーから先はカーブがある下り坂です。傾斜角度は緩いので車椅子での移動に大きな問題はありません。

カーブがある下り坂です

下りスロープが終わると、一段低い位置の「展望広場」があります。そこからP1の横へつながり、バリアフリーコースの終点になります。

バリアフリーコースの終点

下りルートの距離が120mほど。全コースで200m弱ほどのバリアフリーコースです。展望広場から上り坂を行く逆走コースも、車椅子で通行可能です。

 

○健脚の人は「天空回廊」へ

「キスゲ平園地」の健脚コースは、標高1582mの「小丸山展望台」に行く、1445段の階段ルート「天空回廊」です。標高にすると235mを階段で上ります。

階段ルートの周囲には、未舗装で段差があるように整備された散策路が巡っています。

天空回廊

霧降高原キスゲ平園地にはバリアフリーコースがあり、車椅子でニッコウキズゲなどの高山植物が鑑賞できます。