群馬県 道の駅ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県藤岡市の「ハイウェイオアシス・道の駅 ららん藤岡」は、2009年から「関東好きな道の駅ランキング」で三連覇を果たした実績のある人気施設です。バリアフリー施設ですが、車椅子で利用する際に知っていると役立つ現地の状況を紹介します。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

駐車場は高速道路から利用する「藤岡PA」と、一般道路から利用する「第一駐車場」「第二駐車場」混雑は「臨時駐車場」があり、普通車両用の身障者用駐車区画が「藤岡PA」に14台分、「第一駐車場」には2か所に合計5台分が用意されています。

そして「第一駐車場」には、一般の大型バス用の駐車スペースの中に、福祉施設などでよく使用される小型福祉バス用の専用駐車区画が2台分用意されています。

バリアフリートイレは3棟ある屋外の独立棟トイレと、「アグリプラザ」「花の交流館」の施設内にあります。

施設内トイレは「アグリプラザ」「花の交流館」とも、男女別トイレの入口自動ドアの先に用意されています。異性介護の場合、異性用トイレの自動ドアを通過することになりますが、その先の男女別トイレ入口の手前にバリアフリートイレの入口があるので、気にしなければ異性介護でも利用できます。抵抗感がある異性介護の方は、屋外の独立棟トイレを利用して下さい。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

各棟の中に飲食店が入ります。ほとんどのお店はフラットでスペースに余裕があるテーブル席なので、車椅子で利用できます。ラーメン店も、一般的な車椅子利用者なら利用できるテーブル席があります。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

施設中心部の「ふれあい広場」には、フリーテーブル席が配置され、自由に利用できます。

屋内で飲食が出来る休憩所は「アグリプラザ」内にあります。フラットでスペースに余裕があり、可動式のテーブル席が配置されているので、車椅子で利用できます。

「グルメプラザ南館」には、「肉の駅ららん店」が入店しています。ここではコロッケやトンカツなどを、オーダーしてから揚げてテイクアウトできます。施設内の休憩スペースで、揚げたてのアツアツを食べることが出来ます。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「ふれあい広場」の周囲に4棟が配置される施設で、広場と施設間に低い段差がある構造です。それぞれに段差解消ポイントがあるので、車椅子では段差回避して通行してください。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

小型の遊戯物がある「メルヘンプラザ」は、車椅子向きの特別な設備はありません。施設のシンボルでもある、小さな観覧車は車椅子では利用できません。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

物販ショップはいずれも車椅子で利用できるスペースが確保されています。「ハイウェイオアシス・道の駅 ららん藤岡」は、車椅子で食事と買い物が出来るバリアフリー施設です。

「関東好きな道の駅ランキング」のライバルである「道の駅川場田園プラザ」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年12月の取材に基づいています)

関越自動車道 寄居 星の王子さまPA バリアフリー情報

※2021年3月末で、「星の王子さまPA」事業は終了しました。以後改修工事のため、当面の間は自動販売機のみの営業となります。以下は「星の王子さまPA」が営業していた2019年の状況です。

埼玉県深谷市の関越上り線PAは「星の王子さまPA」です。車椅子からみた各施設の状況を紹介します。

星の王子さまPA 

日本初のテーマ型PAです。関越自動車道のこの区間が開通した1980年から供用された寄居PAが、30年の供用を経て、2010年に「星の王子さまPA」になりました。星の王子さまの作者が育った「南仏プロバンス地方」の雰囲気を演出した施設です。

南仏プロバンス地方

東日本高速道路の発表では「通常のPAの数倍の投資がかかるため、簡単にコンセプトを変えられない」「投資回収計画期間は17年」となっています。また「今後も3年に一つは、テーマ型PAを開発したい」とされ、その後に東北自動車道路の羽生PA上りが「鬼平犯科帳」モチーフのテーマ型PA「鬼平江戸処」になりました。

日本初のテーマ型PAです

PAの一般駐車場の出口よりに屋根付きで3台分用意されています。

障害者用駐車スペースの状況

身障者用駐車区画からはスロープを上り施設へ向かいます。

障害者用駐車スペースの状況

この間はすべて屋根があるので雨天でも濡れずに利用できます。

障害者用駐車スペースの状況

バリアフリートイレは1つです。ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドが備えられています。

障害者用トイレの状況

絶対的なスペースが狭いため、店内の通路幅には余裕がありません。混雑すると車椅子での店内移動は苦戦します。店内では星の王子さまオリジナルグッズが販売されています。

飲食店のバリアフリー状況

レストランは店内のスペースが狭く、通路幅に余裕がないので、車椅子での食事は席を選びます。

飲食店のバリアフリー状況

むしろスロープを下りた地点にある、軽食コーナーのほうが、店内のスペースは少し余裕があります。

飲食店のバリアフリー状況

「大人はみんな、子どもだった。でも、そのことを覚えている人はほとんどいない。」星の王子さまでの名セリフの一つです。

星の王子さまからのメッセージ

「星の王子さまPA」には30カ所に、このような星の王子さまからのメッセージが埋め込まれています。

星の王子さまからのメッセージ

星の王子さまPAは日本初のテーマ型PA。施設全般スペースに余裕はありませんが、車椅子で利用できます。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)

東北自動車道 蓮田SA上り線「Pasar蓮田」バリアフリー情報

埼玉県蓮田市、蓮田SAが2019年7月に新しくなりました。車椅子からみた「Pasar蓮田」バリアフリー面の特徴を紹介します。

施設全体のバリアフリー状況

施設内全域が段差のないフラット仕様です。施設出入口はすべて自動ドア。通路はすべて余裕のある幅が確保されています。2019年現在で常識となっているバリアフリー要件を満たしている施設です。

施設全体のバリアフリー状況

身障者用の駐車スペースは、SAへの入路を左に進み、メイン棟の手前にあります。駐車区画は大きな屋根付きで6台分あり、フラットな路面で、区画のスペースはとても余裕があります。後部から乗降するタイプ、サイドから乗降するタイプ、どのような仕様のウエルキャブカーでも問題なく利用できます。

障害者用駐車場の配置

メイン棟の先、SAの反対側には、小型バス用の身障者用駐車スペースが1台分用意されます。福祉施設で利用されるバス車両の利用に便利な駐車スペースです。

バリアフリートイレの状況です。トイレ棟はメイン棟の両サイドにそれぞれあります。両トイレ棟内に、個室タイプのバリアフリートイレが2つ用意されます。

障害者用トイレの状況

スペースは広く、設備はフル装備で、トイレ内にユニバーサルベッドが配置されます。

障害者用トイレの状況

男女別トイレ内にも、スペースにゆとりのある個室トイレがあります。また、子供用の小さな便器を入れた個室の「ファミリートイレ」が、両トイレ棟に各2室あります。

障害者用トイレの状況

赤ちゃん用授乳室は別に用意されています。

「Pasar蓮田」は一般道からも利用できる施設です。一般道利用の駐車場は「外部駐車場」と呼ばれています。外部駐車場には身障者用駐車区画が3台分用意されています。なお外部駐車場はタイムズ駐車場で、1時間までは無料。施設の利用で2時間まで無料。それ以上の駐車は有料になります。

22の専門店が入るメイン棟内も、車椅子で問題なく利用できます。

メイン棟内のバリアフリー状況

精肉店、鮮魚店、青果店が入る「旬撰市場」内の通路も、車椅子が移動出来る幅を確保しています。

メイン棟内のバリアフリー状況フードコートの席の配置は一般的ですが、混雑していなければ通路寄りの席を車椅子で利用することは出来ます。

メイン棟内のバリアフリー状況

カフェ、CVSの店内も、車椅子で利用できます。Pasar蓮田は、車椅子で問題なく利用出来るSAです。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)