群馬県 道の駅上州おにし 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県藤岡市の道の駅です。旧町名が「鬼石」で石材の産地として有名でしたが、2006年に藤岡市に編入して鬼石町は消滅しました。鬼石町時代の1996年に道の駅登録された施設で、それ以後は大きなリニューアルは行われていません。道の駅としては、かなり個性的な施設です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

群馬県 道の駅上州おにし

神流川沿いを走る462号線沿いに建つ施設です。道路と同じ高さは施設の2Fです。道路から坂道を下り駐車場に入ります。

群馬県 道の駅上州おにし

駐車場は50台程度を収容する広さがあり、身障者用駐車区画は屋根なしで2台分あります。駐車場の路面は経年劣化が進んでいます。

群馬県 道の駅上州おにし

駐車場に面して、崩れそうな古い校舎が建っています。廃校になった「旧譲原小学校の校舎」です。「道の駅上州おにし」は、この小学校の敷地を活用して建設された道の駅です。

校舎の内部見学は出来ません。また校舎の周囲の路面は荒れているので、車椅子で積極的に近づくことは出来ません。

群馬県 道の駅上州おにし

校舎の横にある建物は「譲原石器時代遺跡住居跡」です。竪穴式住居跡を覆った遺跡保存施設で、見学は無料で自由です。

群馬県 道の駅上州おにし

スロープを上がり、金属製の大きな手動扉を開けて入ります。内部で竪穴のまわりをグルッと一周できます。また施設内の壁面には、資料的な展示画が掲示されています。手動扉を開けられれば、車椅子で見学可能です。

群馬県 道の駅上州おにし

群馬県 道の駅上州おにし

道の駅1Fの状況です。駐車場から道の駅施設の1F入口までに、段差箇所があるので、段差回避スロープに迂回して移動します。出入口は自動ドアです。

群馬県 道の駅上州おにし

バリアフリートイレは1Fと2Fにありますが、今回取材時は1Fのトイレは閉鎖されていて「2Fのトイレをご利用ください」という案内でした。

館内1Fに入ると、左側が観光情報コーナーで、右側が鬼石の名産「三波石」を中心にした見学無料の郷土資料館のようなコーナーです。車椅子での見学は可能です。

群馬県 道の駅上州おにし

入口正面は有料の3D映像シアターでしたが、現在では営業していません。今回取材時は、シアターの入口に「あなたの目をみてインスピレーションで言葉を書きます」という看板が掲示され、テーブルと椅子が置かれていました。その横にエレベーターが1基あり、2Fへ移動することができます。

群馬県 道の駅上州おにし

道の駅2Fの状況です。2Fは一般的な道の駅のイメージに近い構成で、売店と食事処があります。

ショップには生鮮野菜はほとんどなく、物産品や工芸品、マスクや消毒液などが販売されています。売り場内はフラットで、スペースに余裕があるので、車椅子での買い物は可能です。

食事処は食券制のセルフサービスです。店内はフラットでテーブル席なので車椅子で利用可能です。ダムカレーや蕎麦が自慢のメニュー。営業はランチタイム限定です。

廃校、遺跡、資料館などがある珍しい構成です。「道の駅上州おにし」は、車椅子で利用できる施設です。

群馬県にある道の駅32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年9月に執筆しました)

笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報

群馬県藤岡市の「埋蔵文化財収蔵庫」は、収蔵品を一般公開する展示室があり、「藤岡歴史館」として無料で観覧できます。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

藤岡市の郊外、七輿山古墳と白石稲荷山古墳の中間にある施設です。開館は2004年。周辺は現在道路整備が進められています。

アクセスは車です。普通車両84台、バス4台を収容する広い無料駐車場があります。身障者用駐車区画は、エントランス前ではなく、駐車場の中央部に屋根無しで3台分用意されています。

笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報

歴史館はワンフロア構造で、エントランス周辺に段差はありません。自動ドアを通り入館すると、自動音声で「いらっしゃいませ」とアナウンスが流れます。入館手続きは特にありません。そのまま館内に入ります。

笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報

館内に入ると左側が展示室、右側がロビー空間です。

バリアフリートイレは右側にあります。広くて綺麗なトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報

展示室のバリアフリー状況です。展示室内もフラットで通路幅は余裕があります。車椅子での展示観覧は問題なく出来ます。

群馬の埴輪グランプリで優勝した「笑う埴輪」などが展示されています。

笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報

藤岡歴史館は車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

古墳大国群馬の歴史を学ぶことができる「群馬県立歴史博物館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年12月の取材に基づいています)

群馬県 道の駅ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県藤岡市の「ハイウェイオアシス・道の駅 ららん藤岡」は、2009年から「関東好きな道の駅ランキング」で三連覇を果たした実績のある人気施設です。バリアフリー施設ですが、車椅子で利用する際に知っていると役立つ現地の状況を紹介します。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

駐車場は高速道路から利用する「藤岡PA」と、一般道路から利用する「第一駐車場」「第二駐車場」混雑は「臨時駐車場」があり、普通車両用の身障者用駐車区画が「藤岡PA」に14台分、「第一駐車場」には2か所に合計5台分が用意されています。

そして「第一駐車場」には、一般の大型バス用の駐車スペースの中に、福祉施設などでよく使用される小型福祉バス用の専用駐車区画が2台分用意されています。

バリアフリートイレは3棟ある屋外の独立棟トイレと、「アグリプラザ」「花の交流館」の施設内にあります。

施設内トイレは「アグリプラザ」「花の交流館」とも、男女別トイレの入口自動ドアの先に用意されています。異性介護の場合、異性用トイレの自動ドアを通過することになりますが、その先の男女別トイレ入口の手前にバリアフリートイレの入口があるので、気にしなければ異性介護でも利用できます。抵抗感がある異性介護の方は、屋外の独立棟トイレを利用して下さい。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

各棟の中に飲食店が入ります。ほとんどのお店はフラットでスペースに余裕があるテーブル席なので、車椅子で利用できます。ラーメン店も、一般的な車椅子利用者なら利用できるテーブル席があります。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

施設中心部の「ふれあい広場」には、フリーテーブル席が配置され、自由に利用できます。

屋内で飲食が出来る休憩所は「アグリプラザ」内にあります。フラットでスペースに余裕があり、可動式のテーブル席が配置されているので、車椅子で利用できます。

「グルメプラザ南館」には、「肉の駅ららん店」が入店しています。ここではコロッケやトンカツなどを、オーダーしてから揚げてテイクアウトできます。施設内の休憩スペースで、揚げたてのアツアツを食べることが出来ます。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「ふれあい広場」の周囲に4棟が配置される施設で、広場と施設間に低い段差がある構造です。それぞれに段差解消ポイントがあるので、車椅子では段差回避して通行してください。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

小型の遊戯物がある「メルヘンプラザ」は、車椅子向きの特別な設備はありません。施設のシンボルでもある、小さな観覧車は車椅子では利用できません。

ららん藤岡 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

物販ショップはいずれも車椅子で利用できるスペースが確保されています。「ハイウェイオアシス・道の駅 ららん藤岡」は、車椅子で食事と買い物が出来るバリアフリー施設です。

「関東好きな道の駅ランキング」のライバルである「道の駅川場田園プラザ」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年12月の取材に基づいています)