那須高原SA・下り 車椅子で利用する階段の上にある施設

東北自動車下り、那須高原SAは斜面を利用した段差構造です。駐車場から十数段の階段を上って高台にあるSA施設へ上がります。この段差解消のために、スロープではなくエレベーターが設置されています。SAの施設自体は一般的な構成でそれほど特徴があるわけではありません。

身障者用駐車スペースが上下2か所あります。一般駐車場と同じ高さにある「下」の駐車場はごく普通の構造。駐車場の端に屋根付きで身障者用駐車スペースが用意されています。

「上」の身障者用駐車スペースは、その先にある入路を左折して坂を上ります。すると階段の上にあるSA施設の脇に上がります。そこに屋根付きの身障者用駐車スペースが用意されています。

もし「上」の身障者用駐車スペースが満車だった場合は、狭いスペースで方向転換をして坂を下り、SA内を逆走して「下」の身障者用駐車スペースを目指すことになります。

「下」の身障者用駐車の奥にはエレベーターが1基設置されています。両側開閉式のエレベーターで「下」と「上」では反対側が開くため、車椅子で乗り、そのまま進行方向に降りることが出来るエレベーターです。

エレベーター設置を企画した人は、車椅子での利用を想定したはず。スロープではなく、エレベーターを選択したのは地形の問題からかもしれません。ところが観察していると、エレベーターの存在に気が付いた健常者が続々と利用しています。階段嫌いの人は多いので、だれでも使うエレベーターとして役立っています。バスで到着した高齢の団体客が、数十人エレベーターに行列している光景もみました。

那須高原SA下りは、身障者用駐車スペースが上下2か所あります。エレベーターは「下」の身障者用駐車スペースの奥にあります。階段嫌いの方もご利用ください。

(本稿は2018年4月の取材に基づいています)

東名阪自動車道SA EXPASA御在所 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東名阪自動車道のSA「EXPASA御在所」は、最新のSA「NEOPASA」に比べると1世代前の設計になりますが、バリアフリー施設です。この世代のSAから、バリアフリーレベルが上がりました。

設備の充実したバリアフリートイレが複数あり、フードコートは幅広い通路に車椅子優先席があります。

「EXPASA御在所」には有名店が揃います。主なお店をご紹介します。

上り線には、三重人気一番ラーメン店「開花屋楽麺荘」、桑名の老舗肉の柿安「カキヤス」、名古屋コーチンの「鶏三和」そして「赤福」。

下り線には、きしめんの「宮きしめん」、味噌煮込みうどんの「山本屋本店」、「鶏三和」や柿安もあり、甘味では名物大あんまき「藤田屋」など。

中京地区の有名グルメが手軽に楽しめます。

この世代のSAからは、一般道からも利用可能な設計になりました。「ふらっとパーク」が整備され、上下線とも一般道からの利用が可能です。車椅子で手軽に地元の名店、名物を楽しめるSAです。上下線ともCVSが営業しています。

EXPASAから、新時代のバリアフリーSAが始まりました。EXPASA御在所は車椅子で気持ちよく利用できる施設です。

(本稿は2018年6月の取材に基づいています)

諏訪湖SA 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

中央自動車道のサービスエリア(SA)「諏訪湖SA」は、「恋人の聖地」があり、車椅子で諏訪湖を見下ろす眺望が楽しめます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

諏訪湖SAは眼下に諏訪湖を見下ろす眺望が魅力です。上りSAに続き、下りSAも施設はリニューアルされましたが、今でも正面入口から入ると段差があります。車椅子利用者はトイレ棟と施設棟の中間にあるスロープルートを利用してください。

段差回避スロープを利用する必要はありますが、SAですから車椅子での利用に大きな問題はありません。

施設内にはフードコートとレストランがあります。どちらからも窓越しに、諏訪湖の絶景が楽しめる下りSAです。

屋外のテラスは「恋人の聖地」に認定されています。上りSAも同様です。下りSAの方が高い位置にあるので、その分少しだけ視界が広いはず。恋人の聖地は車椅子で問題なく利用することが出来ます。

上り下りで市が違うSAです。諏訪湖SAは、上り線は諏訪市、下り線は岡谷市です。

諏訪にある観光スポットのバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年1月の取材に基づいています)