銀座ソニーパーク「eatrip city creatures」車椅子バリアフリー情報

ソニーパークは2021年に閉館しました。再開発計画については、別稿をご参照ください。

銀座ソニーパークの「水」がテーマのイベント「eatrip city creatures」は、2019年4月20日から5月24日の開催。メイン会場は銀座ソニーパークのB2とB3です。

会場はフラット構造で、上下階移動はエレベーターあり。パーク内にバリアフリートイレはあります。車椅子でのイベント参加に大きな問題はありません。

銀座ソニーパークの下には滲み湧き出る地下水が流れているそうです。B3には地下水を利用した畑が登場。薄暗い照明の中、来場者がマイクに向かって音声を発すると、水畑が輝きます。それが植物や花の栄養素となり、成長するという企画です。

B2には自由に弾くことができるピアノが置かれます。奏でられた音楽により、B3の水畑の水面が揺れ動きます。ピアノの周囲には水路が巡り、花と植物のインスタレーションが飾られます。また美味しいものが並ぶ「築地マーケット」が開催されます。

銀座ソニーパーク内の吹き抜け部には、草木染めの布のインスタレーションが飾られます。植物と水の循環を表現する作品です。

「eatrip city creatures」期間中は、ワークショップ、トークショー、ライブなど、数多くのイベントが開催されます。参加予約受付や、整理券の配布が行われるイベント、また有料のイベントもあるので、詳しくはHPなどで確認してください。

銀座ソニーパークは、地上からアクセスするとエレベーターがなく、車椅子では昇降機の利用になります。

車椅子でのアクセスは地下からが便利ですが、銀座の地下は一部段差があるルートがあるので注意して下さい。段差のないルートも多方面からあります。例えば東急プラザの地下からアクセスすると、段差なく銀座ソニーパークへ行くことができます。

一部のワークショップを除き、無料で参加できるイベントです。スケジュールを確認して車椅子で参加してください。

横浜馬車道 神奈川県立歴史博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

みなとみらい線馬車道駅の近くある「神奈川県立歴史博物館」は、歴史的建造物を活用した施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を説明します。

ネオバロック様式の博物館の旧館は、国の重要文化財指定。1904年、明治37年に落成した横浜正金銀行の本店です。ドームをいだく旧横浜正金銀行本店正面玄関は、馬車道沿いです。

ドームは関東大震災で発生した火災で焼け落ち、昭和39年に県によって復元されました。ドーム上の尖塔飾り部分は9.2mあります。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

旧正面玄関からも、階段を上れば神奈川県立歴史博物館へ入館できますが、車椅子では無理です。車椅子では現正面玄関から入館します。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報博物館の正面入口は博物館通りに面しています。入口階段の下に身障者用駐車スペースがあり、身障者は事前予約をすれば利用できます。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

車椅子では階段の横のスロープを上り、その先にあるエレベーターを利用して、博物館正面入口に向かいます。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

正面入口の先に受付があります。神奈川県立歴史博物館の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。

館内は3フロア構造。1Fは受付の他に「喫茶ともしび」と「ミュージアムショップ」、企画展が開催される「特別展示室」があります。2Fと3Fが常設展です。

健常者の上下階移動は、上りがエスカレーターで、下りは階段です。車椅子利用者はエレベーターが利用できます。このエレベーターは旧式です。

エレベーターの横に各階トイレがあります。バリアフリートイレは男女別トイレの内にあるので、異性介護での利用は難しいトイレです。また個室は狭く普通サイズの車椅子がギリギリで入る広さです。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

博物館は2018年4月にリニューアルオープンしました。展示室はバリアフリーで、車椅子での見学に大きな問題はありません。

常設展は2フロアにかけて「古代」「中世」「近世」「近代」「現代・民俗」と、神奈川の歴史が時代順に展示されています。大規模で内容の深い歴史展示です。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

※近隣にある元銀行の歴史的建造物を活用した「YCCヨコハマ創造都市センター」は、2020年3月で終了しました。以下は2018年時点の状況を記録として掲載しています。

特徴的な歴史を感じさせる外観の「YCCヨコハマ創造都市センター」は、「旧第一銀行横浜支店」の建物の一部を利用した施設です。YCCは、B1から3Fまでの4フロア構造。周囲の歩道はバリアフリーなので、車椅子で外観を見学することができます。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

B1は24坪のイベント控え室。

1Fはショールームと旧銀行施設の空間を活用した「カフェオムニバス」。この1Fの旧銀行施設の空間は88坪あり、壁際周辺はギャラリーとして活用。また、カフェをお休みさせて、88坪を丸ごとイベントスペースとして貸し出すこともできます。

2Fは会員制のシェアオフィス。

3Fは木製フローリングの88坪のイベントスペース。そして3Dプリンターやレーザーカッターなどの道具がある「ファブラボ・ベータ・馬車道」。モノづくりができる有料のラボです。

1Fエントランスから館内はフラット構造。施設全体、車椅子で利用できます。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

「カフェオムニバス」は車椅子で利用できるカフェです。天井の高い空間の中で、サンドイッチやデザート、コーヒーやワインを楽しめます。イベント開催時は休業することもあるので、営業スケジュールをチェックして利用してください。

横浜馬車道~歴史博物館・YCC バリアフリー情報

馬車道駅の近くある歴史的建造物を活用した「神奈川県立歴史博物館」は、車椅子で観覧できる博物館です。

港北ニュータウンにある「横浜市歴史博物館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年9月に修正しました)

新宿ヒルトピア 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

西新宿の高層ビル街、東京ヒルトンのB1アーケード街「ヒルトピア」。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

新宿~ヒルトピア

東京ヒルトンの開業は1984年。高級外資ホテルが初めて日本に進出する、そういうイメージで話題になった施設です。元々の設計はバリアフリーではありません。B1へのメインの通路は階段で、ホテルやオフィスの利用者以外は階段利用を想定した設計です。

新宿~ヒルトピア 

車椅子ではホテルの1Fからエレベーターの利用が便利です。隣のビルのエレベーターもヒルトピアに通じます。ヒルトピア内の通路は全域フラットな構造で、テナント店も概ね車椅子利用が可能です。全体として現在ではバリアフリー施設になっています。バリアフリートイレは1か所です。

新宿~ヒルトピア 

B1のヒルトピアは階段の出入口が3か所あります。そして「地下鉄連絡通路」で「西新宿駅」と「都庁前駅」に連絡します。この地下鉄連絡通路は段差があるので車椅子では利用できません。

新宿~ヒルトピア 

ヒルトピアには3本の通路があり、名前がついています。「チョウの通り」「ツバメの通り」「リスの通り」。それぞれ名前通りのイラストが、壁面に描かれています。

年々飲食店が減少しています。現時点ではコーヒーショップ1店とレストランが4店。ホテルのアーケードらしいショップが13店。美容やクリニック、占いのお店などが6店。そしてCVSがあります。

新宿~ヒルトピア 

一般テナントの減少と反比例して、企画イベント系施設が誕生しています。以下、概要を紹介します。

レンタルアートスペースが誕生しています。貸しギャラリー「ヒルトピア アートスクエア」は、バリアフリー仕様で、車椅子での利用に問題の無いギャラリーです。

この貸しギャラリーのセールスポイントは、相談スタッフとして経験豊富なホテルマンが担当してくれこと。そしてホテルキッチンやヒルトピア飲食店の、ケータリングサービスがあること。ホテルの貸しギャラリーらしい付加価値サービスがあります。

新宿~ヒルトピア 

「シャンクレール」は、最大180名収容できるパーティラウンジです。出会いの場に最適、という内装。「ゼクシィ縁結びパーティ」や各種街コンパーティ。結婚式二次会、企業研修会などに利用されています。「VIPスィートホール」がキャッチコピーです。

新宿~ヒルトピア 

多目的スペース「グレイドパーク」は、昼間はコアワーキングスペースとして貸し出し、夜は70種類のボードゲームと100種類のお酒が楽しめるバーになります。貸切スペースとしてパーティもできます。

タイムシェアの提案施設「ヒルトン・グランド・バケーションズ」は、ヒルトンが世界58か国で展開している、コンドミニアムを週単位で所有するシステム「タイムシェア」の予約制ショールームです。専用モニターがあるブースで、世界のリゾートの紹介を受けることが出来ます。

新宿~ヒルトピア 

以上のように施設の内容はバブル期とはかなり変わっていますが、バリアフリー改修が施されているので、ヒルトピアは車椅子で利用できる施設です。

隣接する「新宿住友ビル」の「三角広場」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年の取材に基づいています)