車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

山梨県甲府市には、車椅子で利用出来る観光スポットが数多くあります。各施設のバリアフリー状況を紹介します。

 

最初に甲府駅前の新観光スポットを紹介します。

「甲府市藤村記念館・甲府市歴史公園山手御門」

2007年から2010年にかけて、甲府駅北口は大きく生まれ変わりました。整備された施設は「藤村記念館」と「山手御門」。どちらも車椅子での観光は可能です。

駅前ですが公営駐車場も整備されています。もっとも駅に近い「第二駐車場」は当初30分無料で、障害者減免はありません。フラッグ跳ね上げ式の有料駐車場ですが、1台分障害者用区画が用意されています。少し駅から遠い駐車場だと、当初1時間無料の設定です。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

「藤村記念館」は1875年に建てられた学校の校舎。2010年この地に移設されました。「藤村」は当時の県令の名前で、西洋建築を推奨した人物です。これらの「擬洋風建築」は、当時の大工が東京に誕生した洋風建築を見て、それを真似て建てたとういうことです。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

記念館は入館無料。正面入口は段差あり。建物裏側にスロープがあるので車椅子で建物を半周してください。スロープ入口にインターフォンがあり、スタッフに車椅子利用を申告すると、ドアを開けていただけます。

「藤村記念館」は2フロア構造。2Fへは靴を脱いで階段で上るので、車椅子では1Fの見学のみ。明治の建物なので完全バリアフリーではありませんが、1F内は全域車椅子で移動できます。関連資料の展示があります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

2007年に整備された「甲府市歴史公園」の観光ポイントは「山手御門」。甲府城の御門の再現施設です。車椅子でも見学が出来るようにバリアフリーに設計されています。展示室もありますが、すべて無料で利用できます。

 

 

次に、有名な二つの県立施設を紹介します。

「山梨県立美術館」

1978年開館の「山梨県立美術館」。基本構造は段差がある設計ですが、スロープ対応、エレベーター増設、障害者用トイレの設置と、改修によりバリアフリー施設になっています。注意箇所は一か所。1F正面にある大型の作品が展示される無料ゾーン「ギャラリーエコー」へのスロープは急坂です。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

アクセスは車が便利。「芸術の森公園」の無料駐車場を利用します。障害者用駐車区画は2か所6~7台分用意されています。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

障害者手帳を提示で、本人と介助者の入館料が無料に減免されます。減免になる介助者の人数は、手帳の等級によって変わります。

 

 

「山梨県立文学館」

「山梨県立美術館」のお隣り、芸術の森公園内にある県立の文学館です。文学者に関わる常設展示、企画展、各種資料の閲覧が出来る博物館。常設展では山梨県にゆかりのある作家の、直筆原稿や写真、書簡や書画、愛用品などが展示されています。1989年の開館ですがバリアフリー。車椅子での見学は可能です。入館料の障害者減免制度は「山梨県立美術館」と同様です。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

館内は2フロア構成で展示室は2F。エレベーターは1Fの奥にあります。エレベーターの近くに障害者用トイレあり。2Fには障害者用トイレはありません。展示室内はバリアフリーで、車椅子での見学に大きな問題はありません。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

1Fには「黒蜜庵きなこ亭」というカフェがあります。スペースに余裕があり可動式のテーブルと椅子なので、車椅子での利用は可能です。

 

 

甲府には個性的な博物館、資料館もあります。

「印傳博物館」

インド伝来が語源ともいわれている「甲州印伝」は、鹿革を漆で装飾する秘伝の伝統製法です。印傳屋は1582年の創業。代々家長は「勇七」を襲名。現「勇七」氏は十三代目です。四百年の歴史がある印傳屋本店の2Fが「印傳博物館」。江戸時代に作られた「革羽織」など、貴重な古典作品が展示されています。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

アクセスは車が便利。印傳屋本店の無料駐車場を利用します。お店の近くに障害者用駐車区画あり。車椅子では正面横のスロープ箇所から店舗内へ入ります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

2Fの博物館へは、スタッフの誘導で「お会計」の後ろ側にあるエレベーターを利用します。2Fの「印傳博物館」内はフラット構造でバリアフリー。車椅子での見学に大きな問題はありません。入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免。2Fに障害者用トイレがあります。

 

「山梨中銀金融資料館」

元頭取の屋敷を活用した「山梨中銀研修センター」の1Fが「山梨中銀金融資料館」です。無料の資料館で、古代からの日本の貨幣の歴史展示と、山梨県の経済史、銀行史の展示があります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

アクセスは車が便利。前庭スペースが無料駐車場で、6台収容となっています。障害者用駐車区画の用意はありません。

館内は土足禁止で健常者はスリッパに履き替え。車椅子利用者はスロープで館内へ入ります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

エントランスの左側がトイレで障害者用トイレがあります。ワンフロアでフラット構造。車椅子から見にくい展示は特にありません。

 

 

古墳の丘の麓にある博物館もバリアフリーです。

「山梨県立考古博物館」

複数の巨大古墳がある「甲斐風土記の丘」に建つ博物館です。アクセスは車が便利。広い無料駐車場があり障害者用駐車区画の用意があります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

旧石器時代から明治時代まで、山梨の歴史が展示されます。3万年前からの「旧石器時代」から「縄文時代」「弥生時代」、そして「古墳時代」は4世紀。山梨は縄文時代、日本列島のなかでも相対的に人口密集エリアであったそうです。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

入館料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免。障害者用トイレはパブリックスペースに。展示室内は余裕のある通路幅で床は完全フラット。低い目線からでも見やすい展示が多く、車椅子での展示見学に大きな問題はありません。

 

 

考古博物館の近くにバリアフリーな産直ショップがあります。

「風土記の丘農産物直売所」

2014年に新築された「中道交流センター」内のバリアフリーショップです。「中道交流センター」は、市役所支社、公民館、そして産直ショップで構成。障害者用駐車区画は2か所あり、どちらを利用しても快適に産直ショップに移動できます。障害者用トイレも2か所あります。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

甲府市の「中道地区」の生産者200人が産物を出荷しています。産直ショップの通路幅は広く、車椅子での店内回遊に大きな問題はありません。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

産直ショップに繋がって、軽食が楽しめる食事処兼休憩コーナーがあります。ショップで買ったものを、ここでいただくこともできます。このコーナーもフラットでバリアフリー。車椅子で利用できます。

 

 

最後の情報です。「昇仙峡」周辺の車椅子観光は、積極的にはお薦めしません。

「渓谷道路」はシーズンの土日車両通行止めになります。車が通るのは、平日と12/1から4/30の間の土日です。景観が楽しめる遊歩道は途中が階段で、並び建つお土産屋、食事処は古いお店が多いのが実態です。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

「グリーンライン」を登ると「夫婦木神社」と「金桜神社」がありますが、どちらも車椅子では参拝が出来ない、段差と砂利面がある神社です。

車椅子で行く甲府~観光スポットのバリアフリー情報

その中で「影絵の森美術館」に併設されている「森の駅 昇仙峡」は、入口はやや急な傾斜のスロープを上りますが、バリアフリーで障害者用トイレがあるショップです。

 

バリアフリー情報を参考に、車椅子で甲府にお出かけください。

車椅子で行く那須高原ドライブ~観光スポットのバリアフリー情報

那須高原には車椅子で利用出来るバリアフリーな観光スポットが数多くあります。知っているとより快適に車椅子ドライブが楽しめる、役に立つバリアフリー情報を紹介します。

 

最初に、那須高原らしい御用邸関連施設を2カ所紹介します。

 

「那須平成の森」

天皇陛下のお考えによって2008年に那須御用邸の半分にあたる約560haが宮内庁から環境省へ移管され、2011年に「平成の森」として公開されました。大正年代から御用邸用地として管理されてきた山岳エリアのため、ほとんどが人跡未踏の自然のまま。結果的に奇跡のような自然保護エリアとなった560haです。

車椅子で行く那須高原ドライブ

広い無料駐車場があり、障害者用駐車区画があります。駐車場のすぐ近くにバリアフリー設計の「フィールドセンター」が建てられ、障害者用トイレあり。トイレは微生物をつかった浄化設備のため、1時間に100人までしか利用できない規制があります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

フィールドセンターの横から、舗装されたバリアフリー周回通路が整備されています。距離はおおよそ300m。560haのほんの一部でしかありませんが、車椅子で「平成の森」を散策できます。

 

「那須高原ビジターセンター」

那須御用邸の一部が「平成の森」として一般開放されることに併せて建設が計画され、2011年に開館したバリアフリー施設です。那須の自然のハイレベルな展示解説がある環境省の施設で、施設の利用はすべて無料です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

広い駐車場があり、障害者用駐車区画はやや奥の方。そこからスロープを上がり館内へ。エントランスを入ると、広いラウンジがあり、その横には「レクチャールーム」と「会議室」。ラウンジの横にはトイレがあり、障害者用トイレがあります。

「展示室」には、那須の自然や地形、森の生き物の紹介など、ハイテクを駆使したとても立派な展示があり、椅子やソファーは凝ったものが配置されています。展示内容は、小学校高学年から大人まで興味がもてるレベルです。

車椅子で行く那須高原ドライブ

展示室の横には「特別展示室」があり、那須と皇室の関わりについての展示があります。展示内容は、皇族の那須でのご様子を写したパネル写真が中心です。

センターの「園地」にはバリアフリー歩道が整備され、車椅子で那須連山を一望しながらの散歩が出来ます。

 

 

次に車椅子で観光が出来る、那須高原の自然景勝地を紹介します。

「殺生石」

「せっしょうせき」と読みます。那須温泉の源泉、火山活動の噴出口。「硫黄の匂い」が漂うエリア。「硫黄の匂い」は、硫化水素ガスで、毒ガスです。重い気体で低いゾーンに溜まるので、車椅子の人は極端に長時間この地に滞在しないことをお薦めします。重度障害で体力に問題がある人も、ご用心ください。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場は無料。障害者用駐車スペースの設定があり、一戸建て方式の公衆トイレには障害者用トイレが併設されています。障害者用駐車区画は、駐車場の一番奥にあり、そのすぐ横に「殺生石」ゾーンに向かう橋がありますが、この橋は階段があり車椅子では通れません。車椅子では、いったん車道に戻り、歩行者が通る路肩スペースがない危険な車道を進み、川を渡って、そこから30mくらいゴツゴツのオフロードを車椅子で進み、木道にアクセスすることになります。ここまでの車椅子アクセスは悪いと思ってください。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「殺生石」一帯は、木道が整備され、傾斜路ですが気合を入れれば車椅子で回遊できます。この一帯だけが周囲の緑とは全く違う、草木も生えていない岩ゴロゴロの空間「賽の河原」。そして蛇に見える岩「盲蛇石」、地下から水蒸気があがる「無間地獄」、草津のような「湯ノ花採取」、そして不思議な、しかも大量の石像が並ぶ「野仏群」「千体地蔵」「教伝地蔵」と続きます。もっとも奥のスペースにある「殺生石」は、キツネの化け物が岩になって、それでも祟りを続けているという伝説の岩です。松尾芭蕉が、強いインパクトを受けて句を詠んだ地で「奥の細道名勝地」にも指定されています。

 

「つつじ吊橋」

駐車場から木道で行くバリアフリーな無料観光吊橋です。全長130m高さは38m 。13haの敷地に10万本のつつじが咲く「八幡」エリアのつつじ群生へと向かう橋です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場には障害者用駐車区画があり、そのすぐ後ろから吊橋に向かうバリアフリー木道が始まります。駐車場から吊橋まで「190m」という表示。高原の森の中をバリアフリー木道で進みます。やや上り坂ですが、大した傾斜ではありません。木道は幅に余裕があり、車椅子同士がすれちがえる余裕があります。

吊橋の手前に「東屋」があり、車椅子で中に入ることができます。この「東屋」から吊橋の全貌がよく見えます。ここで吊橋にある「吹き流し」の様子を見ます。「東屋」の近くに吹き流しの見方が書いてある解説版があるので参照してください。「吹き流し」が真横に流れている時は、吊橋が「大きく揺れる」レベルの風が吹いている証です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

2005年完成の吊橋で安全基準は満たしていますが、吊橋に乗るとそうとう揺れます。風がなくても、人が通ることで発生する振動が揺れを起こします。風による揺れを抑える対策で、橋の床の中央部はメッシュ構造で、下が見えます。横のフェンスも柵なので、横もよく見えます。

吊橋を渡り終わると、つつじ群生エリアに向かうルートになります。このつつじ群生エリアにも、一部ですがバリアフリー木道が整備されています。ただ吊橋を渡って降りた先にはやや段差があります。駐車場から吊橋までが、バリアフリールートです。

 

「那須高原展望台 恋人の聖地」

標高1048m、全国100番目の「恋人の聖地」になった、元有料道路にある車椅子で利用出来る展望台です。朝陽と夕陽、そして夜景が美しい展望台です。駐車スペースは12台と障害者用駐車スペースが2台分。道の反対側に公衆トイレがあり、障害者用トイレが併設されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

恋人が結ばれる条件は、夜景で見える光が「ピエロ」の形に見えるとハッピーエンドになるそうです。現地にピエロ伝説の詳しいことが書いてある解説版があり、夜景を見る要領が解ります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

 

観光牧場のバリアフリー状況です。

「千本松牧場」

基本的にとても古い施設ですが、バリアフリー化に努力をしているのは伝わってきます。

広い敷地に駐車場が複数あり、利用したい施設、行きたい場所の近くの駐車場に停めます。障害者用駐車区画は大型バス用の駐車場の一角です。この駐車場は、動物ふれあい広場や昭和天皇のお手植松には遠い駐車場になります。大型バス用の駐車場にあるトイレに、障害者用が併設されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

牧場内のメイン通路、桜並木は車椅子で快適に通行できますが、それ以外の道はオフロードになったり、車道併用で十分な歩道幅が無かったり、車進入禁止の柵が車椅子を阻んだりと、車椅子で苦戦する箇所があります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

一部の売店はスロープがない段差構造です。最も大きなお土産ショップは、傾斜が急ですがスロープがあります。ショップの中は、やや余裕のある通路設計。別棟のアイス売り場は車椅子で利用できます。

 

「南ヶ丘牧場」

敷地全域が傾斜地でその約70%が未舗装路。車椅子での行動範囲が限定される観光牧場です。

車椅子で行く那須高原ドライブ

駐車場は飛び地も含めて4か所に分かれます。障害者用駐車区画があるのは、牧場施設に隣接している第一駐車場で、2か所に合計7台分ほどのスペースが確保されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

路面が舗装されているのは、第一駐車場から物販店の前まで。そこから先は未舗装になります。

 

 

最後に「道の駅」やお土産店を紹介します。

「道の駅 那須高原友愛の森」

那須高原一帯の観光施設のなかで、最大規模で最高の集客力を誇る施設です。2015年「那須高原友愛の森」に臨時駐車場が開放され駐車台数がほぼ2倍になり、また那須街道からしか入場できなかったのが、県道30号線からも入場できるようになりました。

施設は「産直ショップ」「食事処」、工芸品の製造販売を担う「工芸館」、工芸品の展示もある「観光案内所」などがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

産直ショップは広くはなく、また通路幅も余裕はありませんが、トイレは設備更新されています。

食事処の名称は「なすとらん」。地場の食材をつかった“おふくろの味”がコンセプトのレストランです。車椅子で利用可能。営業はランチタイムのみです。

「工芸館」は昭和61年の開館。昭和の建物ですがスロープが設置され、車椅子でも店内回遊ができます。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「観光案内所」は巨大な樽のような建物「観光交流センター」にあります。車椅子で利用可能。内装も面白いデザインです。

 

「道の駅 明治の森・黒磯」

7.5haの広大な敷地。大きな自然公園のような道の駅です。「旧青木那須別邸」の横には巨大な広場があり、四季折々のお花が栽培される「ハンナガーデン」とよばれるお花畑などがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

道の駅としては農産物産直ショップ、食事処、パン屋があり、いずれも段差をスロープで回避します。

トイレは独立棟に障害者用トイレが一つ併設。障害者用トイレは広く、設備は更新されています。

車椅子で行く那須高原ドライブ

「旧青木家那須別邸」は、平成初年に栃木県に寄贈され、平成8年から解体調査が行なわれ、同10年3月に元の位置から南東側約50メートルに移転して復元・改修し、道の駅「明治の森黒磯」の一施設として一般開放されるようになった、歴史的建造物です。入館料は障害者手帳の提示で本人は無料、1級の人は介助者1名まで無料に減免。駐車場からバリアフリー通路で別邸まで行けます。

明治の建築物ですから、別邸はバリアフリーではありません。後付スロープで玄関に上ります。そこから先は土足厳禁。別邸は屋根裏部屋付き2階建て構造ですが、エレベーターはないので、車椅子だと1階フロアを無理のない範囲でみることになります。

玄関横のウッドデッキには車椅子で行けます。また、別邸周辺はそれなりに車椅子で回遊できます。外からの鑑賞なら車椅子でも十分楽しめる施設です。

 

「お菓子の城 那須ハートランド」

那須インター近くにある、お菓子のお土産を買いたいニーズに特化した超大型店舗です。駐車場は、那須からインターチェンジに向かう帰りの目線で、店舗の手前が第二駐車場、店舗正面が第一駐車場、第一駐車場から店舗の裏に回ると広大な第三駐車場がある構造。いずれの駐車場にも障害者用駐車スペースはありません。

車椅子で行く那須高原ドライブ

店内入口はバリアフリー。店内もフラット床面に幅広通路でバリアフリー。1Fに綺麗で広い障害者用トイレがあります。

車椅子で行く那須高原ドライブ

2Fにレストランと、お菓子工場の製造ラインが見学できる一角がありますが、エレベーターはありません。

広い敷地の「お菓子の城」の奥に、同じ会社が経営する「日帰り温泉」「いちご狩り園」、そしてブルーベリー園やカフェなどがある「花と体験の森」という3つの大型施設がある複合商業施設です

 

 

 

バリアフリー情報を参考に、車椅子での那須高原ドライブをお楽しみください。

車椅子で行く富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

車椅子から見る絶景ポイント、バリアフリーな観光施設など、車椅子で富士五湖観光を楽しむドライブコースを紹介します。

本稿は、富士吉田エリアから忍野八海経由で山中湖方面へ進むルート上にある、車椅子での立ち寄りスポットをピックアップします。

 

○いちやまマート城山店

富士山に一番近いスーパーマーケットです。駐車場が富士山の記念撮影スポットです。店舗は平屋で段差が全くないバリアフリー設計。障害者用トイレ完備。屋根無しですが障害者用駐車スペース有り。車椅子に優しい構造です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

 

○ふじさんミュージアム

元々は昭和54年に開館した「富士吉田市郷土館」。後には「民俗歴史博物館」。2015年に「ふじさんミュージアム」としてオープンしました。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

駐車場は国道に面した第2Pと、側道から入る第1Pがあります。車椅子利用者は第1Pへ。そして第1Pの奥の通路の先に段差のない裏口があり、その前に一台分だけ障害者用駐車区画があります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

障害者手帳の提示で、本人と介助者1名の入館料が半額に減免されます。館内はバリアフリーで障害者用トイレがあり、通路幅は広く、展示物周辺のスペースは余裕があります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

蓄積された豊富な資料とハイテクを駆使した展示で、富士山と富士吉田の人々の繋がりがしっかりと理解できます。車椅子から見やすい展示方式です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

エレベーターで上がる屋上部が、屋内テラスと屋外空間で構成される「ふじさんラウンジ」。眼前には富士。反対方面は富士吉田の街並み。屋内屋外から眺望を楽しめます。このコーナーは飲食可。休憩スペースとして車椅子で利用できます。

 

 

○道の駅富士吉田

アウトドアショップ、地ビールレストラン、富士山アリーナ、富士山レーダードーム館など、複数の観光施設がある「リフレふじよしだ」内の道の駅です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

道の駅としては、産直ショップ、物産館、軽食コーナー、観光情報コーナーという一般的な構成です。障害者駐車スペースは屋根なし。施設は段差の上でスロープ利用。トイレは別棟タイプです。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

「吉田のうどん」はお座敷席が主力のお店が多いなか「桜織のりとるきっちん」は車椅子で利用できます。「桜織」は富士吉田市の観光PRキャラクターの名前です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

季節が良い好天の週末ともなると大混雑。メインの駐車場が満車になり、遠くの駐車場に誘導されることも珍しくありません。

 

 

○四季の杜おしの公園

忍野八海の近くに建つ一棟の美術館「岡田紅陽写真美術館」と「小池邦夫絵手紙美術館」が入ります。入館料は二館共通券のみ。2004年にオープンした施設で、基本設計はバリアフリーです。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

駐車場は20台分ほどのスペース。特別な障害者用スペースの設定はないので、乗降しやすい場所を利用します。オフロードの路面に見えますが、ナチュラル志向の舗装路なので車椅子での通行は可。駐車場から建物までの間は屋根無しで50mほどです。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

エントランスから館内全域、段差構造なし。障害者用トイレあり。入館料は障害者手帳の提示で本人は無料に減免されます。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

岡田紅陽氏は富士山を愛した写真家。美術館の展示作品は、富士山が中心です。

小池邦夫氏は絵手紙の創始者。詩・書・画三位一体の作品です。

いずれも小規模ながら品の良い上質な美術空間。車椅子から作品を鑑賞出来ます。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

真正面に富士山をいだく立地で、美術館はそれを計算した設計。天気が良ければ美術館内外からの富士山を楽しめます。館内からの富士山ビューポイントは二つ。「岡田紅陽写真美術館」内の小窓から眺める富士山。そして二つの美術館の間にある企画展示ホールの大きな窓から仰ぐ富士山。どちらも車椅子で館内から富士山を楽しめます。

 

 

○山梨県立富士湧水の里水族館

「さかな公園」の中にある有料施設で、別称は「森の中の水族館」。淡水魚専門の小さな水族館です。水槽に使用されている水は透明度の高い富士の湧水です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

施設のエントランス脇に障害者専用駐車スペースあります。屋根はありません。駐車場は無料です。

入館料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

館内は全般的に狭く、受付から水槽ゾーンに下りるスロープは傾斜です。障害者用トイレはエントランス近くにあります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

1Fの鑑賞エリアは中央部に回遊水槽、周辺部にも複数の水槽を配置。いずれも車椅子から淡水魚たちを鑑賞できます。魚との距離が近い水族館です。

エレベーターで2F回遊水槽の上へ。水槽の上部を横断する通路は車椅子でも利用可。真上から回遊水槽を鑑賞できます。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

2Fには各種の企画展示とシアターホールがあります。シアターホールは車椅子で利用可。最前列で映像を楽しめます。

 

 

○道の駅すばしり

富士山の登山口「須走」。東富士五湖道路の終点、須走ICの出入口にある、富士山に一番近い道の駅です。これ以上富士のすそ野に近づくと、近すぎて富士山が見えなくなるぎりぎりの距離にあります。住所は静岡県です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

2011年の開業。傾斜地にある施設ですが、エレベーターがあるので施設全体を車椅子で利用できます。障害者用駐車スペースは3台分。独立棟方式の公衆トイレ内と施設内に障害者用トイレがあります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

1Fが産直・お土産ショップと観光案内、2Fが食事処と地域交流用の研修室、2F屋外に足湯もあります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

2Fの食事処の店名は「ふじやま食堂」。富士山方面が全面ガラス張りで、富士山を仰ぐカウンター席もあります。傾斜地を上手に利用した設計で、食事処から外に出るとテラス席と広場があり、富士山の眺めを楽しめます。

 

○花の都公園

標高1000m。広大なお花畑、子供も遊べる水もの中心の公園部分、そして屋内型フローラルドームなそで構成される公園です。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

無料エリアと有料エリアがあり、また有料エリアの入場料はシーズンで変わり、障害者手帳の提示で割引減免があります。冬場の利用は無料です。駐車料金の障害者減免制度はありません。障害者用トイレの用意はあります。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

この公園内から12月から1月にかけて夕日のダイヤモンド富士が見えます。車を停められる場所からビューポイントまでバリアフリーに移動可能。ダイヤモンド富士がみられる時期は、公園は入場無料です。

 

 

○山中湖のビューポイント

北岸一帯で湖越しに富士山が見えます。条件が揃うと「逆さ富士」が湖面に映えます。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

湖北岸に2か所の無料駐車場があり、障害者駐車区画の設定もあります。この駐車場は混雑していると駐車にかなりのテクニックが必要です。出入口のスペースも狭いので注意してください。

富士五湖ドライブコース~富士吉田から忍野八海、山中湖へ

 

河口湖から本栖湖方面へ国道を進むルートは「車椅子で行く富士五湖ドライブコース~河口湖ICから朝霧高原へ」をご覧ください。

そこから河口湖方面へ戻るルートは「車椅子で行く富士五湖ドライブコース~本栖湖から湖北ビューラインへ」をご覧ください。