東京都江東区夢の島公園内にある、1954年にマーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験によって被爆した第五福竜丸が展示されている無料公開施設です。1967年に廃船となり、ゴミとして夢の島に捨てられた第五福竜丸を保存するために、1976年に展示館が開設されました。古い施設ですがバリアフリー改修され、館内には綺麗なバリアフリートイレがあります。広さに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。
第五福竜丸展示館は新木場駅から徒歩10分の案内。車利用なら夢の島公園北駐車場の利用が便利です。北駐車場は身障者用駐車スペースがあり、駐車料金は身障者減免制度により無料になります。
第五福竜丸展示館は夢の島マリーナ近くの低地に建つ施設で、熱帯植物館やスポーツ文化館側からアクセスすると高低差があり、段差迂回スロープ路を通ります。北駐車場方面からは、ほぼ傾斜のない歩道を通り移動できます。
マグロ漁船が展示されている建物なので、イメージするよりも大きな建築物です。
展示館の前庭に第五福竜丸のエンジンが屋外展示されています。
出入口は展示館の両側にそれぞれあります。
どちらの出入口も段差解消されています。
出入口のドアは自動ドアです。
館内は車椅子で第五福竜丸の周囲を移動できるフラットな構造です。ただし2Fの観覧スペースへは階段のみ。車椅子では1Fからの観覧になります。
第五福竜丸展示館は綺麗なバリアフリートイレがある無料公開施設です。
(本稿は2024年2月に執筆しました)