一部開館した皇居東御苑 三の丸尚蔵館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

皇居三の丸尚蔵館

新しい皇居三の丸尚蔵館が2023年11月に一部開館しました。全館会館は2026年の予定です。現在のところ展示室は2室で、有料の企画展が開催されています。一般来場者は事前にチケットを購入する予約制ですが、身障者は予約不要で観覧料が介助者1名まで無料に減免されます。

エントランスは階段で段差迂回スロープが設置されています。

皇居三の丸尚蔵館

バリアフリートイレは入口の近くに一室用意されています。トイレの横を進むと受付があり障害者手帳を提示し入館手続きを行います。受付の先から細長い通路が続き途中にコインロッカーが設置されています。この通路の左側に展示室1と展示室2があります。入口から展示室まで、段差のないフラットな構造です。

展示室はワンフロアですが、三の丸尚蔵館は地下1階地上3階建ての構造。地下は機械室で、2つの展示室と8つの収蔵室がある構造です。現在、旧三の丸尚蔵館があった場所に新館を増設中で、完成後はカフェなどの機能を備えた休憩施設もできる予定です。

皇居三の丸尚蔵館

部分開館した皇居三の丸尚蔵館は車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

(本稿は2024年2月に執筆しました)

別稿で「皇居東御苑 車椅子散策ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ご参照ください。