栃木県鹿沼市にある「木版画の詩人」川上澄生の作品が展示される美術館です。明治洋館風の建物は、川上澄生の作品「日本越後國柏崎黒船館」を元に設計されました。川上澄夫の世界を再現した美術館です。
アクセスは鹿沼駅から徒歩20分の案内。来館者用の無料駐車場があり身障者用駐車スペースが設けられています。
駐車場から舗装路面を通り、美術館のエントランスに進みます。
エントランスには段差迂回スロープが設置されています。
鹿沼市立川上澄夫美術館は有料ですが観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。
館内1Fのバリアフリートイレは奥に長い構造で、ウォシュレット付き便器と小型のユニバーサルバッドが備えられています。
館内は2フロア構造でエレベーターあり。車椅子で上下階移動できます。
メインの展示室は2Fです。展示室内はフラットな構造で、車椅子で観覧できます。川上澄夫美術館はコレクター長谷川勝三郎から寄贈された2,000点余の作品を所蔵しています。
隣接地にある「文化活動拠点交流館」もバリアフリーな施設で、鹿沼今宮神社のお祭りで繰り出される彫刻屋台が展示されています。無料で観覧できる施設です。
鹿沼市立川上澄夫美術館は、専用設計されたデザイン建築のバリアフリーな美術館です。
(本稿は2024年3月に執筆しました)
鹿沼市は「まちの駅」をネットワーク化しています。その中心拠点「まちの駅新鹿沼宿」を別稿で掲載しているのでご参照ください。