えこっくる江東 環境学習情報館 車椅子バリアフリー情報

東京都江東区清掃事務所内にある「えこっくる江東」は、ゴミ処理を通じて環境問題を学ぶ小学生向けの学習施設です。車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2017年9月の取材に基づいています。

・アクセスの状況

辰巳駅や潮見駅からは徒歩20分の案内です。

アクセスは車が便利。専用駐車場は5台しかなく、内1台が障害者用駐車区画です。

その横に清掃施設の駐車場が広くあるので、実際には満車で困ることはなさそうです。

入場無料。施設はフラットなバリアフリー構造。障害者用トイレがあります。

環境学習情報館えこっくる江東

・土日オープン

ごみ処理施設内の無料の公共施設、それも小学生向けとなると週末は休館していそうですが、土日は開館して月曜日が休館です。

現地で聞いてみると「えこっくる江東」の運営実務は、ほとんど「エコサポーター」というボランティアスタッフが行っているとのことです。

・真面目を面白く装う

こんなにゴミは出されている、大量にエネルギーや水資源が消費されている。現代社会の環境問題の現実を真面目に、小学生向けに面白く、展示している施設です。

今回取材時「エコサポーター」に、一つ一つの展示の製作意図を説明していただけました。それぞれの展示で子ども達に学ばせたいことは、大人も再確認すべき深いレベルの問題です。

環境学習情報館えこっくる江東

・江東区は東京のゴミ処理請負区

高度成長期以来増え続けた東京のゴミ処理を、江東区は受け入れさせられてきました。そしてついにおこった「ゴミ戦争」。その昭和の歴史の展示もあります。

江東区は現在でも他区のゴミ処理受け入れ迷惑料として、それなりの額を都から受け取っています。それが「えこっくる江東」の建設運営資金になっているそうです。

 

車椅子で快適な施設

常設展は1F。通路は広く車椅子での移動に問題はありません。

展示は小学生向けですから車椅子からの目線で高さは合います。

IT系Q&Aマシンがあり問題に挑戦しましたが、途中でマニアックな江東区ローカル問題があり、間違えました。

あくまで小学生向けの施設ですが、夢の島ゴミ埋め立て問題、東京湾の公害問題など、昭和を知る世代には興味深い展示があります。

「えこっくる江東」は、車椅子で利用できる施設です。

袖ヶ浦博物館付属 アクアラインなるほど館 バリアフリー情報

千葉県袖ケ浦市の「アクアラインなるほど館」は、東京湾アクアライン開通1周年を記念して建設されたミニ科学館。車椅子で見学が出来ます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2018年1月の取材に基づいています。

・小さくてもバリアフリー

「アクアラインなるほど館」は、袖ケ浦公園内にある入館無料の資料館。ワンフロア構造の小さな施設です。

入口はスロープ対応、館内はフラット構造。トイレは隣接する郷土博物館内に障害者用が用意されています。

小さいながらもバリアフリーな資料館。入口前に障害者用駐車スペースが1台分だけあります。アクセス方法を詳しく記します。

 

・一般駐車場の先に進む

アクセスは車が便利。一般来場者は袖ケ浦公園内の「郷土博物館駐車場」を利用します。

車椅子利用者はこの一般駐車場の横の道を車で進みます。すると左手に公園内に向かう下り坂の歩道があるので左折。一般駐車場から公園へ向かう歩道なので、車一台ぎりぎりの幅の狭い坂道です。歩行者に気をつけて通行してください。

すると郷土博物館の前に出ます。右側すぐ車道の突き当りが「アクアラインなるほど館」です。

この入口前に障害者用駐車区画が1台分だけあります。

アクアラインなるほど館

10分でアクアライン通になる

館内に入ると受付スタッフがいます。フロアの周囲に各種展示物がありますが、メインは10分のビデオ鑑賞。今回訪問時は他に来場者がいない状況で、スタッフから「ビデオを見ますか」と声がかかりました。お願いすると上映準備開始。館内の照明が落ちて、中央部にスクリーンが下り、ビデオが始まります。

館内はフラットなので車椅子でのビデオ鑑賞は可能。10分でアクアライン通になるガイドビデオでした。

 

・通になれば展示物がわかる

10分でアクアライン通になった後に、館内展示物を見学します。ほとんどすべての展示物がビデオで解説があったものなので理解が深まります。

先客がいるとビデオ鑑賞のタイミングがずれるかもしれませんが、可能であれば先にビデオ、次に展示の順で、見学されることをお薦めします。

 

・災害発生時は路面下へ避難

いつ、どんな災害にあうのか、誰もが分かりません。もしアクアライン内で火災などに巻き込まれたら、避難先は路面の下です。

滑り台で路面の下に逃げ、避難通路でトンネル出口か風の塔を目指します。車椅子利用者には難しい避難になります。

常に最悪の状況をイメージして、自分の障がいの状態に応じた避難方法を検討しておく必要があります。

想像する以上に小さな施設ですがバリアフリーです。「アクアラインなるほど館」は、10分でアクアライン通になれる科学館です。

さいたま新産業拠点 川口「SKIPシティ」バリアフリー情報

埼玉県川口市の「SKIPシティ」は、車椅子で利用出来る施設です。施設の概要と現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年2月の取材に基づいています。

 

○どんな施設があるのか

一般利用出来る公開施設が4つあります。

 

「彩の国くらしプラザ」

消費者への情報サービスなどを目的にした無料施設です。買い物ゲームや、商品の値段当てゲーム、悪質な訪問販売の手口を勉強するコーナーなど、子供向けの企画が多い施設です。

 

「川口市立科学館サイエンスワールド」

宇宙や天体をテーマの核にした子供向けの科学館です。有料施設ですが、入館料は障害者手帳の提示で、障害者手帳の等級により、本人のみか介助者1名まで、半額に減免されます。

 

「映像ミュージアム」

映像の原理や歴史の展示、撮影体験コーナーなどがあるミュージアムです。有料施設ですが、入館料は障害者手帳の提示で、障害者手帳の等級により、本人のみか介助者1名まで、無料に減免されます。

「映像ミュージアム」

「映像ミュージアム」

「NHK公開ライブラリー」

NHKの所蔵映像を鑑賞できる視聴ブースと、「キャラクターライブラリー」や「どーもくんシアター」がある2つに施設が分かれます。どちらも無料で利用できます。

NHK公開ライブラリー

NHK公開ライブラリー

○施設の構造と駐車場

以上の4つの施設が「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟に入ります。

「産業技術総合センター」には「彩の国くらしプラザ」と「川口市立科学館サイエンスワールド」。

「彩の国ビジュアルプラザ」には「映像ミュージアム」と「NHK公開ライブラリー」が入ります。

「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟間は、地下ではつながりません。地上屋外で移動します。

2棟それぞれに地下駐車場があるので、利用したい施設がある棟の駐車場を利用します。どちらの駐車場も24時間まで駐車料金が無料になる障害者減免制度があります。駐車場管理事務所で減免手続きをおこなって下さい。隣接する屋外の臨時駐車場は未舗装の砂利路面です。

産業技術総合センターと彩の国ビジュアルプラザ

○施設のバリアフリー状況

2棟ともエレベーターがあり車椅子での上下階移動は可能です。

障害者用トイレは2棟各フロアに用意されています。ただし取材時の状況では、トイレ設備の更新は進んでいません。

各施設内も概ねバリアフリーで、車椅子で決定的に利用できない施設はありません。

施設のバリアフリー状況

SKIPシティの4つの施設は、全体的には子供向けです。地下駐車場が利用できれば、その棟の施設には雨にも濡れずに行くことができます。障がいのある子どもの、雨の日のお出かけ先に利用できます。