車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

地球回廊は200mの地下トンネル内に、地球誕生からの46億年の歴史が展示解説されるユニークな施設です。トンネル内に段差はなく車椅子で見学可能。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年4月の取材に基づいています。

 

○市民公園内の施設

地球回廊は「瑞浪市民公園」内にある施設です。市民公園内には子供向け科学館「サイエンスワールド」、地元出身の彫刻家「市之瀬廣太記念美術館」、「陶磁資料館」、体育館、野球場、テニスコートなどがあります。

瑞浪市の「瑞浪層群」地層からは数多く化石が発見されています。地球回廊は「デスモスチルス」の化石が発見されたことを記念した施設。公園内には他に「化石博物館」があります。

 

○駐車場の状況

アクセスは車が便利。市民公園内には3カ所無料駐車場があります。地球回廊に近い一般駐車場は「市之瀬廣太記念美術館」の手前にある駐車場です。障害者用駐車区画の用意があり、地球回廊の入口までは80mほどの距離です。

さらに奥に進むと「市之瀬廣太記念美術館」敷地内の裏側が、障害者専用駐車スペースになっています。区画が曖昧な駐車スペースで、10台程度は駐車可能です。ここからなら地球回廊の入口まで50mほどの距離です。ただし駐車場の出入口は短い傾斜路面です。

 

○障害者減免有り

駐車場から地球回廊の入口まではすべて舗装路です。入口に受付があります。地球回廊の入館料は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で入館手続きを行ってください。

障害者用トイレは受付の先、回廊入口の手前にあります。

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

○光のトンネルを進む

地球回廊は第二次世界大戦時に掘られた地下壕を利用した施設です。床面はフラットで車椅子が躓くような箇所はありません。

低廉な入館料金の施設ですが、展示解説は凝った演出です。最初の導入展示は「光のトンネル」。そして「地球史を飾った生物たち」「地球の誕生」「古代の海は生命を宿した」と展示が続きます。ここまでが最初のストレートなトンネルゾーンです。

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

○恐竜の世界へ

地下トンネルはこの先でロの字型にまわります。このスペースは恐竜が主役。「生命の陸上への進出」「恐竜の楽園」「息づく恐竜トリケラトプス」「デスモスチルスのジオラマ」と展示が続きます。

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

○人類の時代へ

恐竜が絶滅した先は「ほ乳類そして人類の時代へ」「日本列島ひとまたぎ」と展示が続きます。ここまで車椅子での見学に大きな問題はありません。

 

○ハイビジョンスペースは車椅子席なし

そして地下トンネルは、出口に向かうストレートになります。そこにあるのは「ハイビジョンスペース」。地球誕生の歴史を解説する番組が放映されます。

ハイビジョンスペースは階段式の席で車椅子用の特別なスペースはありません。車椅子では最前列から見ることになります。

車椅子で行く岐阜 瑞浪市地球回廊バリアフリー情報

○出口へ

ハイビジョンを見た先は最後の展示「生きている地球」です。そのままトンネルを出て見学は終了です。受付のすぐ横に出ます。

 

「瑞浪市地球回廊」は、車椅子で200mの地下トンネルを通ります。あまり混雑することはない、バリアフリーな科学施設です。

車椅子で行く筑波研究学園都市~筑波宇宙センター バリアフリー情報

「筑波宇宙センター」の自由見学施設は、車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

 

○3カ所に障害者用駐車スペース

筑波宇宙センターへのアクセスは車が便利です。「東大通り」から正門を通り、そのまま施設内へ入ります。特別な入場手続きはありません。

無料駐車場があります。「総合案内所」前、「ロケット広場」前、「スペースドーム」前の3カ所に障害者用駐車スペースの用意があります。

 

○広場のロケットは本物

1972年創設。敷地面積53万㎡。日本の宇宙開発の中枢センターです。一部例外はありますが、基本的にはバリアフリー。車椅子で宇宙の魅力を楽しめます。

「ロケット広場」に展示されているのは、全長50mの本物ロケット「H-Ⅱロケット」。燃料を注入すれば、本当に飛ぶそうです。

筑波宇宙センター バリアフリー情報

○「スペースドーム」は2015年リニューアル

屋内展示施設の名称は「スペースドーム」。入場無料の施設です。2015年にリニューアルされ、バリアフリーが進みました。綺麗な障害者用トイレが用意されています。

国際宇宙ステーション「きぼう」の実験棟のモデルがあり、一般の人は階段で船内へ。車椅子利用者向けに昇降機が用意されています。

 

○展示内容の概要

「スペースドーム」内の展示は、車椅子で見学できます。

「ドリームポート」と呼ばれる100万分の1スケールの地球の展示から始まり、ロケットや人工衛星のモデル、エンジンや通信機器のモデルなどの展示が並びます。そして「はやぶさ」の2分の1モデルがあります。

一般向けの音声ガイドの貸し出しがあります。また原則1日5回、JAXAスタッフによる展示間ガイドが行われます。途中参加、途中退出は自由。専門的な詳しい解説です。

筑波宇宙センター バリアフリー情報

○売店には宇宙食

「プラネットキューブ」と呼ばれる別棟があり、奥には障害者用トイレ、そして企画展のスペースと「ミュージアムショップ」と呼ばれる売店があります。売店には宇宙食をはじめ、ここでしか買えないものが並びます。売店はあまりスペースに余裕がありません。混雑していると車椅子では苦戦します。

 

○イベント開催あり

筑波宇宙センターでは、プラネットキューブでの企画展の開催、夏休み特別企画など、車椅子で参加できる様々なイベントが開催されます。

その情報はJAXAの情報発信ページ「ファン ファン JAXA」で確認できます。

 

 

売店は混雑するとスペースがなく苦労しますが、「ロケット広場」と「スペースドーム」は車椅子で利用できます。「筑波宇宙センター」の自由見学施設はバリアフリーです。

車椅子で行く筑波研究学園都市~地図と測量の科学館バリアフリー情報

国土交通省の国土地理院にある一般公開施設「地図と測量の科学館」は、車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

 

○無料駐車場あり

アクセスは車が便利です。広々した無料駐車場があり、障害者駐車スペースの用意があります。駐車場から施設までの通路はフラットな舗装路で、車椅子での通行は可能です。ただしこの間に屋根や庇はありません。

 

○入館無料でバリアフリー

無料で利用出来る施設です。屋外展示場と、2F構造の屋内展示施設があります。障害者用トイレは1F・2Fそれぞれに用意。館内はエレベーターがあり、フロア内は段差の無い構造です。

 

○屋外展示場のバリアフリー状況

屋外展示場の名称は「地球ひろば」。引退した測量用航空機「くにかぜ」を展示。車椅子で「くにかぜ」に近づいて見学することが出来ます。

筑波研究学園都市~地図と測量の科学館バリアフリー情報

「日本列島球体模型」は地球の丸さを体感する展示物。この模型の傾斜はかなり急なので、車椅子での模型登頂は避けた方が無難です。ただ段差はないので、どうしても地球の丸さを車椅子で体感したい人は、チャレンジはできます。

 

○1F常設展のバリアフリー状況

屋内展示棟の1Fが常設展です。ラウンジには「日本列島空中散歩マップ」があり、立体メガネで見学します。

筑波研究学園都市~地図と測量の科学館バリアフリー情報

常設展示は測量の歴史、地図の歴史、測量の道具の歴史、自分のサイズを測量する体験型の展示などがあります。

いずれも車椅子からの見学は可能です。

 

○2F特別展示室

エレベーターで2Fへ。特別展示室があり、企画展が開催されます。2Fもすべて段差の無いフラット構造で、車椅子での利用は可能です。

 

○売店あり

1Fに「科学館売店」があり、国土地理院が刊行した地図や書籍が販売されています。一般の書店にはない、とても専門性の高い地図や書籍があります。

 

○6月3日は測量の日

6月3日は国交省が定めた「測量の日」。毎年この日に近い日曜日に「測量の日 特別イベント」が開催されます。国土地理院の職員が休日出勤して、来場客の応対を担当します。

このイベントが年間で最大のビッグイベント。来館者数は2,000人超ということですが、スペースに余裕があるので、車椅子でのイベント参加は十分可能です。

 

 

「地図と測量の科学館」は、筑波研究学園都市らしい知の拠点。屋内外ともバリアフリーで、車椅子で利用出来る施設です。